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POOLOでの1年間、そしてこれから

2020年8月から参加した次世代のグローバル人材が育つあたらしい大人の学校『POOLO2期』。


あっという間に1年が経ち、noteもなかなか書けないまま卒業制作となってしまった。反省。
この1年間を振り返り、今後について書いていきたいと思う。

1.POOLOに参加した理由

コロナ前、私は毎日終電まで残業していて正直うつ状態だったと思う。3年前から人事・採用担当になり、2019年は特にしんどかった。

2020年4月、コロナによってさらに対応が大変になり心身ともに限界を迎えていた私は転職を決意していた。
ずっとガイドブックが好きでいつか作りたいという夢もあり、好きなガイドブックを制作している会社の募集を見つけ内定をもらえた。

でも、転職をやめた。

先が読めない。こんな状況で今の会社もどうなるかは分からないが、さらにガイドブック業界は厳しそう。またブラックな環境で働けるのか。
30代を目前にし、スキルも無い状態で転職するのは今しかないのか、何が自分には出来るのか、、、焦っていた。

そんなタイミングでfacebookでPOOLOの広告が出てきた。
これだ!と直感で思った。
webデザインやライタースキルを学べる別のサービスに入ろうかと思っていたが、まず自分が何をしたいのか分かっていなかった。

自分の「これから」を見つけるためにPOOLOを選んだ。

2.POOLOでの1年間

POOLOでの1年間は本当に刺激的で学びが多かった。

・「みんなちがってみんないい」
1Qのチームで出てきたフレーズだ。
金子みすゞなのに相田みつをとまちがっていたけど。笑

学生から社会人までいろんなバックグラウンドを持った人と講義の中や1on1、noteなどでそれぞれの意見や思いを述べる機会がたくさんあった。
社会人になってからこんなに自分の考えを自己開示していくことってあっただろうか。

会社という組織の中で正論であっても本音をぶつけるだけではダメなのは学んできた。でも息苦しかった。
それがPOOLOではどんな意見もみんな否定せず受け入れてくれる。
心理的安全性があるというのはこんなにも楽なのか。
自分のペースで参加できることも本当にありがたかった。


・「ポノトラベラー」と「原体験」
ツーリズムゼミとビジネスゼミを選んだが自分には大きなきっかけをくれることとなった。

前期はツーリズムゼミでハワイの観光について学ぶ中で、ポノトラベラー(責任ある旅行者)という考えを知った。
学生時代、ボランティアの限界を感じ、ビジネスで社会の課題を解決したいという思いがあった。
そんな思いも社会人8年目になると忘れかけていたが、ポノトラベラーという考えは自分の原点と大好きな旅を結び付けてくれる新たな視点だった。


後期はビジネスゼミで原体験をもとに、共感してくれた人とまずは始めてみるという経営者が多いことに気が付いた。
原体験・・・これがあることでその人の思いや言葉に説得力が増す感じがした。
そしてあまり難しく考えずにやってみる、自分にもできるんじゃないかとうっすら考え始めていた。
何よりもアイデアを出すのが楽しかったのだ。

3.ふるさとプロジェクト始動

私はゼミや講義をメインになってしまったため、アウトプットよりもインプットがメインだった。
組織、これからの観光、ビジネスなどいろんな情報が蓄積されて何かしたい!と思いが貯まってきた矢先、4月より会社で地方創生のプロジェクトの募集が始まった。
日本を応援するため、各都道府県ごとに有志メンバーで自由にやりたい企画を考え、提案し、決裁がおりたら実際にプロジェクトを進められるというものだった。

まさにPOOLOで学んだことを実践するのにぴったりな場所だと思いすぐに参加することにした。

しかし、そんな簡単に上手くはいかないもので・・・
詳しくは長くなるので割愛するが、とにかくチームとして上手く機能していなかった。

そんなタイミングで卒業制作を一緒に進めるZOOMの場で相談をしてみた。
本当にみんな親身に聞いてくれ、POOLOのように「意見を言っても大丈夫」という安心感のある場にしたい、やりたいと言った人に共感し、人が集まって自分たちで活動を進めていく自律型の組織にしたいとあらためて思った。

勇気を出して膠着したチャットで自分の思いを投げてみたところ、やはり一部反対もあったが、私の思いに同調してくれる人が多くいた。
なんとか7月から動けだせそうだ。

4.これから

私のこれからの目標は「ウズチューになる」だ。

稲盛和夫のフィロソフィに「渦の中心になれ」というものがある。

元々は好奇心旺盛な性格なので一歩踏み出す勇気もあったんだと思う。
しかし、社会人になって空気を読むことを求められすぎて自分から手を挙げて渦を巻き起こすことに臆病になっていた。
難しく考えずに意外とやってみると仲間が出来、上手く行くかもしれない。


直近の目標としては「SDGs×観光」を軸に企画を実現したいと思う。

大好きな旅を通して社会を少しでも良くしていきたい、笑顔にしたいそんな思いが沸いてきた。(忘れていただけかもしれない)
形になったときにはみんなにぜひ参加してもらいたいし、それまでも、もしよければ相談に乗ってほしい。

このプロジェクトに関わった後はそのまま今の会社に居るかもしれないし、転職や起業しているかもしれない。
でも今は目の前にアウトプットをする絶好のチャンスがある。
まずは全力で挑戦しようと思う。

5.さいごに

ここまで長くて拙い文章を読んでくれてありがとう。
POOLOでの出会いや学びに本当に感謝している。
コロナ禍で会社が厳しいのもあってオフラインでは参加出来なかったのが残念だったけど、もう少し落ち着いたらぜひいろんな人に会いたいのでこれからもよろしくお願いします!

転職を止めたのも、POOLOに参加したのも、ツーリズムゼミやビジネスゼミを選んだのも全て自分の意思で選択してきたつもりだ。
ただ、このタイミングで社内のプロジェクトが始まったことから運命ってあるんじゃないかと思ってしまった。(単純すぎるかな?)

これから始まることのために1年間準備をしてきたのかもしれない。
準備は万端!!!

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