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池江璃花子選手のオリンピック出場について思う

パリオリンピック開幕しましたね…

華やかな舞台での活躍が期待される選手の一人に池江璃花子選手がいますね。

池江璃花子選手は白血病という病を乗り越え、競泳の日本代表としてパリ五輪への出場を果たしました。

しかし、オリンピックの舞台には上がったものの、池江選手の決勝進出はかないませんでした

池江選手としては、決勝進出を果たせなかった結果に、とても心を痛めているようです…

そんな池江選手にかけてあげられる言葉は見つからないのですが…

でもね、なななつなりに思うところがあるので、池江選手へのエールを込めて、ちょっとだけ記事にしてみたいと思います。


池江璃花子選手の白血病との戦い

池江璃花子選手が白血病を患ったことは誰しもが知るところだと思います。

一時期、池江選手は治療に専念をし、競泳から離れていましたね。

白血病の治療…とても辛いものであったに違いありません。

時折、テレビの画面越しに映る池江璃花子選手はやせ細り、治療のたいへんさを物語っていました。

しかし、そのころのなななつには、池江選手の白血病罹患と治療について、あまり深い考えは持っていませんでした。

頭では白血病は難病で、池江選手はたいへんな治療を経験しているのだなと理解はしていても、その痛みがどれほどのものかを計り知ることはできなかったのです。

なななつも大病を患う

話はかわって…

のほほんと毎日を過ごしていたなななつに、転機が訪れます。

なななつの右胸に乳がんが見つかったのです。

ちょうど池江選手が、東京オリンピックで復帰を果たす1年前のことでした。

がんの発覚…なななつにはたいへんショックなことでした。

で、なのですが、なななつにがんが見つかったときには、がんはすでにとても大きいものでした

そして、なななつは右胸を失い、化学療法(抗がん剤治療)と放射線治療を受けることになったのです。

なななつは乳がんを経験して、はじめてがん治療のたいへんさを自らの経験をもって知ることになったのです。

抗がん剤治療の辛さを知る

まぁ~、乳がんに罹患し、なななつもいろいろと調べてみたわけです。

でね、抗がん剤治療ですが…

ネガティブな情報しか見つからない…

実際、なななつも抗がん剤治療を経験し、とても辛かったです。

髪の毛だけでなく全身の毛が抜け落ち、悪心に悩まされ、爪が剥がれ落ち、味覚障害が起こり…

なななつにとって抗がん剤治療は、想像を絶する辛さでした。

そして、その辛さを経験し、はじめてなななつは池江選手の苦しみを理解できるようになり、池江選手の辛さを身近に感じられるようになったのです。

白血病と乳がんとでは異なりますが、それでも同じがん治療を経験した者にしかわからない辛さを共有できたように、なななつは思うのです。

がん患者にとっての希望の星

東京オリンピックが開催されたのは、なななつが抗がん剤治療や放射線治療を受けているころと前後していたと思います。

先にも述べましたが、抗がん剤治療はホントに辛いものでした…

その辛い治療を乗り越え、東京オリンピックに出場した池江璃花子選手はなななつにとっての『希望の星』でした。

いいえ、なななつだけではなくなななつの周りにいた多くのがん患者さんたちにとっても、池江選手は『希望の星』だったわけです。

辛い治療を乗り越え、オリンピック出場を果たすのは並大抵の努力ではなかったことは、簡単に想像がつきます。

あれから、3年の月日が過ぎ、再びオリンピックの舞台に池江選手が出場することになりました。

多くの人々にとり、とりわけ多くのがん患者さんたちにとって、池江選手は再び、『希望の星』となったわけです。

大病を経験しながら、オリンピックに出場するだけでもすごいことなのです…

パリオリンピック…池江選手にとっては望んだ結果を得られなかったかもしれません…

しかし、それでも池江選手は多くのがん患者さんたちにとって『希望の星』なのです。

なので、池江選手には辛い涙を一杯流したら、そのあとはまた未来に目を向けてほしいと祈るのです…

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