クリスマスに纏わるストーリー② はじめてのPARIS
幼い頃、強い憧れを抱いた街。
「花の街 パリ」
どこで見かけたのか覚えていませんが、このフレーズははっきりと頭の中に残っていました。
はじめてパリに降り立ったのは2006年11月末。初の海外ひとり旅でした。
フランスに憧れていたことなんてすっかり忘れていましたが、きっかけはダヴィンチ・コード。
“モナ・リザを真ん前で見てみたい”
本を読んでずいぶん経っていたのに、突如強い衝動に駆られたのです。
旅行代理店でパンフレットをかき集めて申し込みをして、地球の歩き方を買って…とアナログな情報収集。
有給休暇なんて取れない(誰も取らない)職場だったので、希望休を月末と月初に固めた強硬スケジュールでした。
モン・サン・ミッシェル、ルーブル美術館、ノートルダム寺院、サント・シャペル、ヴェルサイユ宮殿、ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリー、オルセー美術館… the 観光という感じの旅。
モナ・リザには無事に会えました。
閉館ギリギリだったせいかマンツーマンで☆
とても静かな時間だったという記憶と、小さいのに独特の空氣が流れていた記憶があります。
道に迷って歩き疲れたり、寒さと疲労で風邪を引いてしまったり…
一番強く印象に残っているのはここだったりします。。^^;
そうそう、このときもクリスマスの雰囲氣を楽しみにしていました。
こうやって振り返ってみると、すでにキーワードは揃っていました。
教会、クリスマス、歩き疲れて寒さと疲労で…