aqua 前
2023.9.8
遡ること2週間前。
信号待ちをしていたら、目の前と隣の右折レーンに同じような白い車が3台停まっていることに氣がつきました。全部『aqua』
むーーーーー??
その直後、LINEでのやりとり中になんの脈絡もなく「9月9日、白山に呼ばれるかも」とな。。
あ、これか…
否やと思考を差し挟む隙もなく、疑問も湧かなかったよね。笑
際どい体調が続いていたので宿の確保はギリギリまで待ち、同じ色合いの曼荼羅を何枚も描き捨てるうちにその日になりました。
☆
道中すんごい雨( ̄ヘ ̄;)
片道4時間弱の全てがほぼ高速というのは実は初。思いの外体調は良かったのですが、1時間以上バケツをひっくり返したような雨で、ワイパーをMAXで動かしても眼の前が瀧。
これしんどーい😂
いや、好かれすぎてるやろ🐉
うん、分かったから。もうええって…^_^;
ツッコミ、宥めすかして雨を抜けた後は
ディナーはフレンチ〜♪だから
お昼は軽めに蕎麦〜おろし蕎麦たべるぞー
胡麻豆腐もたべるぞー
ランチタイムには絶対に間に合わすぞー
ひたすらニンジンをチラつかせて己を鼓舞。笑
無事におろし蕎麦食べました。辛いね。笑
☆
少し時間があったので腹ごなしも兼ねて永平寺さんへ。
こちらには20年位前に一度訪れていますが、何故か全然記憶がないのです。今回は予定に入れていなかったのですが、お線香が欲しくて立ち寄ることに。
どこを拝観しても一切記憶が蘇らない。
改築されているから、だけではないと思う。
☆
やたらと恐竜が目につく街中を抜けて辿り着いたのは、717年 泰澄により開かれた平泉寺白山神社さん。
こちらが今日の目的地です。
左右のお社に参拝後、『三の宮』の表記に惹かれて奥に向かって歩きます。
15年位前に加賀が好きで何度も訪れていた時期がありましたが、白山神社は今回が初。
当時はあまり神社仏閣に意識は向かなかったのですが、夜に宿の近くにあった白山神社の前を通ったときに強烈なインパクトを感じた記憶があります。以降チョコチョコ意識は向くけれど近づきがたいイメージだったのですが、とても落ち着きます。。
案内には安産の神様としか書かれていませんが、御本殿より奥にあるし、明らかに格が高そうなのですが🤔
南島語(台湾やポリネシア)で白(シラ)は産を意味し、沖縄では今でも産屋(うぶや)を「シラ」と言うという説もあるようですが…
秦(ハタ)、織姫さんも行く先々でよく見かけるキーワードです。
しばらく佇んでいるとジワジワ満たされた感覚があり、「はぁぁ…好き♡」って呟いていました。
戻りながら他のお社にお参りをしていたら、ふと今回の旅のお供を思い出しました。
使う色は決まっていましたが、何度も書き捨てていた曼荼羅。ベースのカラーはこちらの神様の色だと感じていたのですが、何かを確認するように、色を探るように何度も何度も…
何だろう?と思っていましたが、8年前にばあちゃん(インドのババジ。“ばあちゃん”は通称)に納めた3枚の曼荼羅と同じ配色だったことに氣がつきました。
ばあちゃんに会いに行った後、訪れたミナークシー寺院。
この寺院の本殿はヒンドゥー教徒以外は参拝できなかったのですが、帰りの車の中で眠っていたら、真っ暗な部屋で2人の祭司に護られた石像?が真っ白なまばゆい光を放つ夢を見ました。目覚めてすぐに「女神様に会えた。あそこにばあちゃんがいた。。」と呟いた記憶が重なり、
あのときと同じだなぁ。ばあちゃんだ…
と懐かしくなりました。
『うみだしなさい』
ばあちゃんが伝えてくれたことも思い出しました(*^^*)
境内の八幡社を参拝して駐車場に向かっていたら、ふと足が止まりました。女子トイレの真ん前に『結神社』
え?こんなところに😳?
いや、もちろんトイレが後なのでしょうが💦
境内にも縁結びの神様がたくさんいましたが、びっくりしつつ嬉しかったので、最後はこちらにご挨拶させていただきました。
☆
地層丸出しの岩肌を横目に白山を石川県側まで抜け(途中でニホンカモシカに会いました♡)、予定より少し遅れて宿に到着したら貸し切りでした。←あるある。笑
夕食は地元食材を使ったフレンチのコース。
7品いただきました♡
支配人が石川県の観光関係の仕事をされていたり、南米を旅した経験のある方で話題がメチャクチャ豊富。締めの珈琲は『マチュピチュ』をいただきました。
そして水が素晴らしく美味しい。
いただいた湧き水が身体に染みる染みる…
今回の旅は神社巡りというより、白山に沿って移動しながら白山のエネルギー、特に水をじっくり感じたいと思っていたので有り難い食事でした✨
考えてみたら、ここ数年は吉野、熊野、龍神など、良い水がある山間にばかり出掛けています☺️ 今回も外してしまいましたが、あまり海には呼ばれない…たまには海鮮も食べたいのですが🧏💕
そしてこの支配人、ご実家は織物問屋だったそう。もう廃業されているそうですが、牛首紬のこともよくご存知でした。
ここでも『織姫』ねぇ…
何なのでしょうね。
(続く)