【知っておきたい!】令和6年の年末調整の書き方
令和6年の「扶養控除等(異動)申告書」の書き方について、簡単に説明します。扶養控除等申告書は、所得税の計算に必要な扶養親族などの情報を申告する書類です。年末調整のために毎年提出が必要です。
1. 用紙の基本情報
扶養控除等申告書は、勤務先から配布されることが多いです。
記入前に、令和6年度の用紙かどうか確認しましょう。
2. 「氏名」「生年月日」などの基本情報
用紙上部に自分の氏名、生年月日、住所、マイナンバーを記入します。マイナンバーが求められる欄には、必要に応じて確認しましょう。
3. 「所得者本人」に関する記載
あなた自身の情報について記載します。
氏名や住所などの基本情報を正確に記入します。
4. 「扶養親族」の記入
扶養にしている親族がいる場合、該当欄にその方の名前、続柄(例:長男、父など)、生年月日、所得金額を記入します。
16歳未満の子供も記入する必要があります(税額には関係しませんが、確認のため記載します)。
16歳以上の扶養親族は、年末調整で控除対象になるので、記載を忘れないようにしましょう。
5. 配偶者に関する記入
配偶者控除や配偶者特別控除を受ける場合は、配偶者の情報を記載します。
配偶者が「同一生計配偶者」に該当するかどうか確認し、その場合は該当欄に必要な情報(氏名、生年月日、所得金額など)を記入します。
6. 送信・提出
すべて記入し終わったら、内容を確認して勤務先に提出します。
注意点
記入ミスや記入漏れがあると年末調整が正しく行われない場合があるので、慎重に確認しましょう。
配偶者や扶養親族の所得金額については、事前に調べておくとスムーズです。
不明な点があれば、勤務先の担当部署や税務署に確認するのがおすすめです。