私がライターになるまでの軌跡
はじめまして。フリーランスのライターとして活動している岩井ななです。
毎日更新中のこちらのnoteでは、読書や音声配信、富山の人との雑談から得た気づきと学びについて書いています。
今回はすこし毛色を変えて、私がライターとして活動することになった経緯をお話ししようと思います。
先にお伝えしておくと、7割運で3割努力です。
なので再現性が高い(他の人が真似をして上手くいく)とは言えません。
しかし運を味方につける行動ができていたことは事実。
なぜなら今、私はライターの端くれとして日々ストレッチしながら、なんとかお仕事をさせていただいています。
中学時代から続けたブログの更新
中学1年生から高校2年生くらいまでの約5年間、ブログを書いていました。
とくに中学時代の3年間は「1日2時間まで」と自分ルールを作って、時間いっぱい文章を読み返したり書き直したりしていました。
ここでしておいてよかったのは、長文を書いたり読み返したりする集中力をつけることです。
また、プラットフォームの仕様はこまめにアップデートされるので、それに適応する力もつきました。
ちなみに、私の初ブログでの一人称は「姫」。笑
そんな黒歴史も、ライターになれたからこそ笑い話にできるわけです。
さて、高校時代に流行ったのは「リアル」と呼ばれる、リアルタイムを短文で投稿するプラットフォームです。
これが私の書く力を後退させたように感じます。
まぁライターになることを意識して過ごしていない時期なので、よしとしましょう。
なんとなく丁寧に続けたInstagram
大学生になると、Instagramが流行の最先端になります。
画像に文字入れが流行るのはもっと後なので、初期はひたすら充実したライフスタイルの写真を投稿するアカウントが大量発生していました。
私も人並みにインスタを使用するなかで、画像と一緒に投稿する文章をしっかりと書くようになっていました。
有り難いことに、学生団体のファッションショーへの参加や地下アイドルの衣装制作、海外4カ国への1人旅、メイドカフェでのアルバイトなど刺激の多い大学時代を過ごしました。
そのため書きたいことがたくさんあったんです。
また読書が好きになったのも、時間がたっぷりあったこの時期です。
経験×読書の掛け合わせで、考えたことを書き出さずにはいられなかったのかもしれません。
ここで得たのは、出来事や思考を言語化する能力です。
ライティングのお仕事では「経験に基づいて書いてほしい」とお願いされることが珍しくないので、言語化力はのちに役立ちます。
中学、高校、大学の4年間とここまでで10年も経過していることに自分でもびっくりしています。
そして、私がライターデビューするのはまだもう少し先です…。
社会人1年目で挑戦したアドセンス
社会人1年目に、私は大きな挫折を経験します。
新卒で子供服の大手企業に就職して、同期の中で最短でショップの店長を任されました。
百貨店での接客や、社内の営業担当者やコーディネーターとのお仕事、デベロッパーなど社外の人との折衷業務を通して、社会人としての振る舞いやマナーを身につけることができました。
しかしあまりのスピード感と忙しさで自分のことがよくわからなくなってしまい、入社して8ヶ月が経過したとき休職という形で立ち止まることを選択しました。
結果的にお仕事に復帰するのですが、休職した3ヶ月間をとても有意義に過ごしました。
とくに、ずっと気になっていた「Googleアドセンス」に手を出したのはいい思い出です。
アドセンスとは、コンテンツ連動型の広告サービスのこと。
これを使ってブログで収益をあげることを目指しました。
独自ドメインの取得やGoogle側からの審査など手順が複雑なため、後回しにしていたんです。
またとないチャンスと思い一念発起。
無事に収益が発生するブログを開設し、翌月には数十円の収益が発生しました。
ここで得た学びは、自分にとって難しいこともまとまった時間を設けることで出来るようになるということです。
また継続的にブログを更新するのは、すこしのタフさとアウトプットすることへの快感があってすごく心地よかったのを覚えています。
ここまで読んだ方はお気づきでしょうが、私は、とりあえずやってみて考えるタイプです。
気持ちが向かう方向にとりあえず流されてみて、そこから必ず学びを得ます。
ゆるゆると引き受けた初案件
社会人になってから始めたブログの運営が4年目を迎えたある日、InstagramのアカウントにDMが届きました。
某メディアへの入稿ができないかというもの。
ブログとInstagramを継続的に更新していることから、このお誘いに繋がりました。
よくわからないなりに「やってみたい!」という自分の奥にある好奇心を頼りに、ズームでミーティングを行い、スラックのチャットに招待していただきました。
私の、ライターとしての初めての自己紹介は最悪で「なんか書いてって頼まれた岩井です」的な感じ。
今思うと、とても恥ずかしいです…。
初めての案件はライティングの仕事と身構えずに、まさに「なんか頼まれてやってる」つもりで取り組めたのがよかったのかなと振り返ります。
期待を感じない分、毎日更新のコンテンツを、一定のクオリティで落ち着いて収めることができました。
そのため、これ以降もこのクライアントに他のお仕事をいただくことができたのは言うまでもありません。
これが、私がライターとしてスタートを切ったきっかけです。
ね、運のよさが7割だったでしょ。
発信していたコンテンツの内容というよりは、コンスタントにコンテンツを作り続ける姿を見つけていただき、評価していただけました。
今後も甘んじずに、精進いたします。
またどこかのタイミングで副業ライターから、フリーランスのライターになるまでの経緯をご紹介します。
読んでくださりありがとうございました😊
もしよろしければ、コメントで感想をいただけるととても嬉しいです。
岩井なな