第4回 僕とD君とお笑いと
昨日、M-1グランプリの決勝が行われ、マジカルラブリーが優勝した。
素直に面白かった。全組笑った。
「マジカルラブリーのネタは漫才じゃない」
「M-1の権威が地に落ちた」
自称お笑い通の皆様がそう言っても、
サンパチマイクと自分の身体で笑わせれば良い大会。
マジカルラブリーの優勝に異論は無いし、この大会の権威なんて、出場する芸人さん達が感じればいい話。
そんなことを思いながら、今筆を走らせている。
さて、今回のお話だが、私はお笑いが本当に好き。
きっかけはエンタの神様だが、そこから、オンバト、笑金、リチャードホールなど、お笑い番組と言う番組を全て録画し、1週間で何周も見る生活をしてた。
小学校5年生位の話である。
おんなじ生活を私の友人もしていた。
それがタイトルのD君だ。
そんな2人は、
放送されたネタをみんなの前で、
手当たり次第に披露していた。
ちょっと黒歴史
とくに人気だったのが、インパルスの「ヨハン・リーベルト」のネタだった。
わかる人もいるかと思うが、ネタのあらすじは以下の通り。
キセルした板倉さん演じる自称「ヨハン・リーベルト」が、堤下さん演じる駅員に捕まり取り調べを受ける。駅員の取り調べに対し、終始訳の分からない回答をするが、机を叩かれると本当のことを話しちゃう。
まぁ、こんな感じなんですが、このヨハン・リーベルトが、闇を抱えた感じで…。
赤羽を「血で染められた羽がうんちゃらかんちゃら…。」みたいな回答をするんですよ。
あまりに人気でみんなが面白がるから、授業中も休み時間も真似して…。
先生が心配して、連絡帳に
「なんかいつもと様子が違うので、本当に心配してます。」
と書かれて親に怒られたことがあります。
黒歴史。
そんなこともありながら、友達のD君と、ネタをやる日々。
D君も優秀で、面白いし、サッカーやってて、カッコ良いから、すんごいモテるんですよ。
足速いし、モテを具現化した感じです。
相方の私ですか?
俺は「ヨハン・リーベルト」だからモテないわ。
お後がよろしいようで。
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