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先日、
午前中に仕事をして、
午後から弾丸で名古屋へ。



大好きな、
あるアーティストの
チケットが降ってきて、
急遽ライブ参戦してきた。



ライブ終演後、
会場付近は人・人・人!!
タクシーは60分待ち。
(ディズニーのアトラクションか!笑)



・・・・・・・・・・
どうせ乗せてもらえるだろうなぁ、、
・・・・・・・・・・



根拠なんて
全くなかったけど、
60分待ちの
タクシー乗り場を素通りし、
ぶらぶら歩き出した。



歩き出して数分。



ふと、
タクシーや自家用車で
ごった返しているなか、
ある1台のタクシーが
目に留まった。



【回送】となっていたので、
タクシー乗り場に向かうのだろう。



そう思ったが、
私は車に近づき話しかけた。



『名古屋駅まで行きたいのですが、
 乗せていただけますか?』



するとなんと、
ドアを開けて乗せてくれたのだ。



『〜だもんで』という、
浜松に住む祖父母が
話していた方言が心地良い
品格のある素敵な
年配のおじさまだった。



感謝の意を述べ、
名古屋駅まで
20分ちょっとのドライブ。



『〜だもんで』が
心地良すぎて、
話に花が咲く。



ドライバーさんは、
伊勢ご出身。



伊勢神宮で
感じるエネルギーの話や、
伊勢神宮に行けない時は
度々熱田神宮を
訪れている話をしてくれた。



そんな、
わりといい話を
していたにも関わらず、



熱田神宮を参拝する
きっかけはいつも、



『ひつまぶしが食べたい』
だそう。笑



ひつまぶしが食べたくなって、
ひつまぶしの順番を待つ間に
熱田神宮を参拝するらしい。



わりといい話を
していたところからーの、
ひつまぶしの話で、
すっかり心が持っていかれた。笑



車中の会話が
盛り上がっているところで、
もうすぐ名古屋駅。



おじさまが、
ポツリぽつりと話しはじめた。



『わたしは、
なにか視えないものに
動かされている気がしているんです』



『実はさっき
あなたをお乗せしたときも、
あの方を名古屋駅までお送りしなさい
そう言われたんです』



『それまでも何人もの方に、
乗せてくださいって言われていたんだけど、
窓も開けずにいたんです』



『だけどあなたが現れて、
あの方を名古屋駅まで
お送りしなさいと言われて、
身体が勝手に動いて
お乗せしていました』



『タクシーの運転手になって
十数年が経ちますが、
上というか、、、
そういう何かに動かされているって
ものすごく思うんです』



『同僚は、
どの人が遠くまで行きそうか、
そんな視点でお客さまのことを見ている
という話も聞くのですが』



『わたしは、
私の目の前に現れてくださった
お客さまをお送りする』



『それが使命だと思ってやっています』



『信号ひとつの
タイミングで、
会えるお客さま
会えないお客さまがいる』



『そんなことを
思うと不思議でね。
こんなことタクシーの
運転手になってから
思うようになったんですよ』



『もちろん人間だから、
その声に反することも
ありますよ。笑』



『その声に従うと、
素敵なお客さまとのご縁が続き、
その声に反すると、
その日が気持ちよく終わらない』



『だからこそ、
その声に任せるということを
意識してやっています』



これ、
タクシーの車中での会話。笑



8888
9999
4444



など、
エンジェルナンバーと
バンバン遭遇し、



ここは天空か?
と思った。笑



これ、



・・・・・・
聴かされてる
・・・・・・



と思った。笑

『〜だもんで』で
祖父母を想いながらの、
素敵な時間に心があたたかくなった💓



おしまい!

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