「僕の妻は発達障害」の知花はADHD?ASD?描かれていないのはなぜ?
こんにちは。夫婦で細々と漫画家をしています。片割れのナナトエリです。
連載中の「僕の妻は発達障害」の単行本第一巻が10/9に発売になりました。
もう一週間になりますが、売上の事など、何も聞いていません💦
怖くて聞けない…💦
実際の売上は闇の中ですが、驚くほどたくさんの感想をいただきました。
心のこもったお言葉本当にありがとうございます。
涙が出るほど暖かいコメントも沢山ありました。
勇気を出して自分の障害をオープンにして、漫画を描いて本当によかったです。
今日はその中から一つ、気になった事を取り上げてみようと思います。
コメントの中に「知花ちゃんはADHD?ASD?」という疑問がありました。
ご指摘の通り、僕つま本編の中で、知花がADHDなのか、ASDなのか、LDはあるのか?ということは、はっきり書かれていません。
簡単にその訳を書くと、あくまで作家である私の考え方なのですが…
どれと限定したくないと思っています。
発達障害は、はっきりした傾向がある人もいれば、どれも少しずつ併発している人もいる障害だからです。
因みに、知花の症状は作家の中では設定があります。(あえて非公表)
僕つまはエッセイではなくフィクションです。
だからこそ、医学的な監修を受けた上でなら、自由に描ける可能性があると考えています。
知花ちゃんにはどんな困りごとがあるのか、「発達障害のキャラクター」ではなく、「1人の人」として、読んで行く中で考えていただけると幸いです。
本来見えにくい障害を持った一人の女性が、何に困って、何を悲しんで、何を幸せに感じて生きているのか、そんな「気持ち」を描いていきたいと思っています。
そして、妻と一緒に見えない障害と向き合う夫の存在。
可愛いけどお邪魔をする猫の存在。
夫婦の生き方(発達障害と生きること)も見守っていただけると幸いです。
発達障害とは??という説明的な情報は少なめな漫画ですが、
障害者である前に一人の人として、「こんな事を考えて生きている」ということがお伝えできれば、障害はより身近なものになるのではないか?
そんな風に夢見つつ、今日も作業を頑張ります😊
LITALICO発達ナビさんに紹介していただきました😀 ↓
単行本をお読みいただいた方から、素敵な感想をいただいています🙇♀️
(公式web)↓
本編試し読みできます↓