寺カフェ再開
パロロ本願寺で寺カフェを再開した。ハワイは10人までなら集まっていいことになったので、距離は確保しつつ(なんせ、お寺は広い)、風通しのいい本堂の入り口スペースの机でみんなでお茶を飲むのだ。
ロックダウン以降、ハワイでの取り締まりは厳しかった。ルールが発令された次の日ぐらいには、規定以上で集まっていた人たちが摘発され、30万円だったか、10万円以上の罰金が課せられた。ビーチに出てはいけないルールの違反者も発表後、すぐに数例摘発されていた。なので、「あ、本気だ」とだれもがすぐに了解した。
ロックダウンになった当初は毎日、州知事と副知事、ホノルル市長が状況を発表し、どのような状況になったら今の規則を緩めるかについても明記している。ときに州知事の意向と市長の意向が違ったりしていて、それも「なるほど、そこを調整しているのね」と分かりながら見ていられた。
山ほどの批判はありながらも、補償とセットで不満が爆発することもなく(時々、ちょっと不穏な空気は流れつつも)、このむちゃくちゃ限られた医療の中で、なんとか医療崩壊もせず穏やかに進んでいる(ホームレスが激増したことについて胸が痛むが)。
ワクチン接種も「ハワイ、やればできるじゃん」とだれもが言うぐらい、着々と大した混乱もなく、インターネット予約で実施されている。「打ちたいのに打てない!」ということはほぼ、無いと思う。そんな感じで、なんとなく人と会うことへの抵抗がやや、減ってきたのだ。
再開後1回目は寺カフェの趣旨に賛同してくださった裕美子さんが、台湾の工夫茶を入れてくれた。料理人でもある彼女は抹茶と小豆の冷たいお菓子も作ってきてくださった。集まったみんなで、アレコレおしゃべりしながら、お茶を飲む。
久しぶりにじっくり対面で話ができて、なんだかとっても楽しかった。次回は工芸茶、その次はアフタヌーンティで楽しむ予定! 乞うご期待。