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早朝カイルアビーチ ウォーク

金曜日の夜明けを目指してカイルアビーチでウォーキング、というのがルーティンだった時期がある。ドライブを快く引き受けてくださるYukari姐さん、ウォーキング女子たちを乗せてパリハイウェイを吹っ飛ばす。

昨日、数ヶ月ぶりに姐さんに便乗させてもらって、カイルアに向かい、ビーチを歩いた。わいわいみんなで取り止めのないおしゃべりをしながら、波打ち際でスパッツの裾を濡らしながら。

幼稚園から小学校1年生まで、海のそばで育っていた。毎日のように海に行っていたので、夏には「黒すぎて、どっちが顔か頭かわからない」と言われるほど焼けていた。にもかかわらず、今は歩いて数分のところに海があるのに、ただ、眺めるだけ。まあ、そんなもんなのかもしれない。

ホノルルのカカアコ エリアには高層ビルがどんどん、建っている。1部屋、何億円という話を聞いたり、建設現場を眺めながら、「人間がゼロから作ったものってあるのかなぁ」と思ってしまう。コンクリートや鉄、ガラス、地球のどこかに眠っていたものを掘り出したり、加工したり、運んだり、使ったりはしているけれど、素材そのものは「ただ、あった」もの。

海だって同じ。魚だって、海藻だって、貝だって、「そこにあったもの」で、養殖はあるにしても、元から人間が作ったものってのは無い。いろんなモノは、地球からのお裾分けのようなものなのだ。これは、ハワイに来て、実感としてリアルに感じられるようになったことの一つ。知識的に理解していた「自然に感謝」なることが、お題目としてではなく、内側から自然と流れ出してくる。



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