満を持して臨む!人生最後の復職面談
こんにちは!働く母nanaです。
私は、古き良き金融機関で正社員として勤務しており、現在3人目の育休中です。(2025年春復職予定)
小1・2歳児・0歳児の3人男児の母でもあります。
私の職場では、この11月に復職面談(今後の異動希望等を聴取する自己申告面談)が予定されています。
人生(おそらく)最後となる復職面談、気合を入れて臨む予定です!
そんな私の熱量多めの復職面談準備について、まとめてみました。
復職面談への意気込み
私は、3回目の復職ですが、復職面談の経験は2回目となります。
(第一子のときは、復職面談という制度自体がなかった。4年経過後の第二子のときにも相変わらず制度はなかった。しかし、自ら面談を申し込んだ。するとその翌年から制度化された…!!)
▶第二子のときの復職面談について(設定方法や内容)は、こちらの記事でご紹介しています。
今回の育休では、育休明け転職(もしくは退職)を目指して、キャリアコーチングやキャリアに関する研修・セミナーを受講したり、育休ボランティアにも挑戦したりしてみました。
ですが、ここのところ、本当に転職という選択肢でよいのか?という問いが出始めています。
来春の自分がどうなっているか、正直わかりません。
復職するかどうかわからない職場との復職面談であるため、手を抜くこともできます。
しかし、キャリア迷子になってから現在まで、もがき苦しみ、努力して得てきたことすべてを総動員して、今の私としての全力を見せてやる!という意気込みで臨むことを決意しました。
概要
前回も今回も、話の展開を相手に任せるのではなく、自分で進め方を考えていくことにしました。
それは、自分にとって話を有利に進めるためです。
話の進め方はこのように組み立てました。
主に①②で情報交換をして、場が温まったところで、本題である③で想いをぶつける、というストーリーにしています。
詳細
それぞれの項目を具体的に解説していきます。
①職場からの近況報告
みなさんの職場は、育休中にこまめに連絡が取り合える環境ですか?
私の職場は、重要事項(年末調整とか)以外はまっっったく連絡がありません。
自分で聞きに行かないと情報が入ってこないのです。
「①職場からの近況報告」で聞くことは、具体的に以下のように設定しました。
自分が育休前に関わっていたプロジェクトの進捗状況
2025年度始改訂予定の人事制度の詳細
その他、トピックス
これらは事前の日程調整の際、「こんな内容を聞かせてください」とあらかじめ伝えてあります。
そして、育休中の私にとっては、久しぶりに大人のビジネスマンと話す機会。
まずは相手に話をさせることで、「大人と話すこと」のウォーミングアップも兼ねています(笑)
②自分の近況報告
私は、「この育休でやってきたこと」を伝えようと思っています。
具体的には、キャリア開拓活動の一環として以下のことをしてきました。
キャリアコーチングを受けた
育休ボランティア活動をした
転職サイト登録&エージェントと話した
その他、転職セミナーやキャリア研修受講
1つ注意が必要なのは、「転職サイト登録&エージェントと話した」についてです。これは「転職前提ではなく、自分の市場価値や求人市場の動向を知るため」と補足するつもりです。
(実際は、育休明け転職するためという理由ですが。汗)
また、育休ボランティア活動については、活動内容がわかるような資料をA4・1枚で作成しました。
③自分のキャリア/働き方希望←本題
これからやりたいこと・叶えたいこと(時短で働きたいとか異動したいとか)を伝えるのが、復職面談の一番の目的です。
今回私はそれだけなく、
今までの社内外問わず経験してきたことを列挙し(can)、組織から求められているであろうこと(must)を推測したうえで、「やりたいこと&叶えたいこと(want)」を考えました。
具体的には、こんな資料を作成しました。
こんなストーリー展開にする予定です。
◆私のいまやりたいこと&叶えたいこと(want)
・「自分らしく生きる・働く」をサポートしたい
・柔軟な働き方(リモートワークなど)をしたい
↓
だから、人事部門に異動したい!
(私の組織は金融機関である。しかし、人事であれば社員が顧客であるため、上記のことが叶いそう)
↓
◆人事部門が組織から求められていそうなこと(must)
・2025年度始(来春)、人事制度改訂により、一般職の女性たちが総合職転換する
・若手中堅の離職者が多く、雇用の確保が必要
↓
◆私にできること(can)
①総合職転換する一般職女性たちのキャリア支援
・女性総合職としてやってきた経験
・キャリア開拓してきた経験
②障害者雇用の推進
・育休ボランティアでの経験
面談準備を通じて感じたこと
①今までの経験知が活かされている実感
この育休で、転職に関する研修やセミナーを受けてきたおかげで、can・must・wantのストーリーを考えることができた。
過去の経験を活かせる瞬間が来たとき、自分って成長したな!と実感できるということを自覚した。
②これでだめなら転職しよう!と踏ん切りがついた
育休明け転職!と意気込んでいた私に「本当に転職でよいのか?」という迷いが出てきた理由は、今の職場でまだできることありそうと思えてきたからである。
復職面談にこんなにも気合いを入れて臨み、自分のやりたいことを真剣に伝えて、もしそれを取り合ってもらえなかったとしたら…?
もうこの組織には期待できない=転職しよう
と言い切れる!と自分に踏ん切りという名の期限をつけることができた。
③ライフワークのテーマが見つかった?!
「この組織でやりたいこと」を挙げていたとき、「わかりやすく一言で伝えるためには、どんな表現にすれば良いんだろう?」と考えた。
すると、ある一つの軸が見えてきた。
「自分らしく生きる・働く人のサポートがしたい」
ずーーーーーっとやりたいことがなかった私に、
自分のやりたいことが見つかったような気がする。
これが復職面談準備の最大の収穫かもしれない。
最後までお読みいただきありがとうございました!
復職面談に臨まれる方のご参考になれば幸いです。