#41 ドゥシャンベ薬局とSIMカード情報

普段風邪はほぼひかない&なるべくナチュラルな方法で治す派なので、薬飲むなら葛根湯一択なんだけど、パミールに行く前に体調万全にしておきたいという事で、フラフラとホステル側の薬局へ。発展途上国は処方箋なしでも抗生物質出してもらえる事が多いから、多分タジキスタンでも抗生物質薬局で普通に買えるはず。

薬剤師さんに抗生物質ください。と言うと、何用?あなた(大人)が飲むの?と質問され、そうです、一般的な風邪症状用です。と答えると薬が出て来た。アモキシシリンで細菌感染の治療に使われ、食中毒の治療にも使われるらしい。16錠で40ソモニ(557円)安っす!

フラフラ暑いなかホステルに向かっていると携帯電話屋と思われる看板を見かけてしまった。明日でいいよ〜体調治ってからでいいよ〜急がないよ〜と思ったが、ついでだからと立ち寄ってしまう。パミールのような僻地ではMegaFonが良いと聞いていたので、メガフォンのSIMを購入することに。料金は以下のとおり。

1ヶ月有効
20GB:160ソモニ(2,330円)
40GB:220ソモニ(3,200円)
60GB:250ソモニ(3,650円)

最小単位20GBなん?!大き過ぎない?!と思ったが、パミールの僻地でデータ切れになっても嫌なので20GBを購入。

それにしても暑いし具合が悪い。パスポート情報をお兄さんが入力しているうちに、なんだか血の気が引いてくる。壁を背にしゃがみ込んでいると、お兄さんがそこにベンチあるよと教えてくれる。ほんとだ。全然見えてなかった。そして建物の奥の店ではコーラが売っているのが見える。砂糖を摂ろう。薬局の冷蔵庫なのかと思って、薬局のお兄さんにコーラくださいと言うと、コーラの冷蔵庫は薬局のものでは無く、奥のネイルサロンのものらしい。お兄さん私からお金を受け取り、ネイルサロンでコーラを購入して戻って来てくれた。ありがたや…

コーラを飲むと、立ちくらみがしていたのがすっかり治って、あっと言う間に元気に。コーラすごい!さすが昔は薬だっただけある。SIM開通してもらった携帯を受け取り、なかなかにしっかりした足取りでホステルに戻る。

昼寝をして起きると、なんだかもう結構体調が良い。念のため、今日寝る前に抗生物質飲むかな〜飲まなくてもいけるかな〜飲まなくてもいけそうなら、買った意味なかったな〜と思いながら、庭にあるチャイハナスペースにでて寛いでいると、パミールから帰って来たというイギリス人男性と出会った。パミールどうだった?と聞くと、いや〜すごく良かったけど、大変だったよ〜。噂には聞いていたけど、食中毒になっちゃってね。吐いて吐いて…地元の人が病院に行けと病院を教えてくれたんだけど、病院というかただの小屋でさ。看護師さんが脱水症状用の点滴はしてくれたんだけど、治すには抗生物質がいるって言われて、でもこの村にはないから隣村に行ってみろって言われて隣村に行ったけど、それでも見つからなくてね〜。まぁ点滴でだいぶ良くなったから旅を続けたんだけど、運良く薬剤師の旅人と出会って、抗生物質を貰って治ったんだ〜。だって。備えあればなんとやらって事で、抗生物質買っておいて良かった。他の旅人で死にかけている人見かけたら、抗生物質分けてあげられるしな。

25/June/2024

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