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#1 カザフスタン・アルマティ到着


韓国ソウル経由でカザフスタン最大の都市アルマティへ。
アシアナ航空、2024年7月から大韓航空に吸収合併されて?スターアライアンスから抜けちゃうの残念だな…仙台から飛んでいる数少ない国際線なのに。

仙台からソウルまでは2時間ちょっとであっという間。ソウルからアルマティは勝手に3〜4時間ぐらいでしょって思ってたらまさかの6時間でめっちゃ長く感じた。
しかも近年稀に見る古い機体。一応映画が見れて良かったけど最後暇になりすぎてテトリスしちゃった。このスーファミみたいなコントローラー搭載してる機体久しぶりに見たわ。

懐かしの

アシアナはアジアっぽい機内食出してくれていい。仙台ーソウル間は2時間なのにホットミール出してくれたし。飲み物なぜかオレンジジュースかコーラしかなかったけれども。
そしてソウルーアルマティ間でビーフオアチキン?って聞かれてチキンって答えたら、仙台ーソウル間と全く同じメインが出てきた。こんなケースは初めてだよ。そして白ワイン少なすぎじゃない?!

ソウル-アルマトゥイ
仙台-ソウル

勝手に20:30頃飛行機着くと思ってたけど、いざ到着してみたら21時過ぎてた。カザフスタン最大の都市だからフリーWi-Fi用意してくれてあるでしょ〜ってなめてかかったら、Wi-Fiはカザフスタンかロシアかどっかの携帯電話番号を持っている人しか使えない仕様だった…完全なるリサーチ不足…
仕方がないので到着ロビーにでてSIMカード屋さんを探しているとタクシーのおっちゃんが話しかけてきた。

BeelineのSIM探してるんだけど?と伝えるとこっちこっち!と空港の端の小さなカウンターに案内してくれた。明らかにオフィシャルじゃない。(※後で知ったのですが、Beelineのオフィシャルショップは2階の出発ロビーにあるらしいです。)使えない古いバージョン摑まされるとかオフィシャルじゃないSIM屋には良くない評判があるが、ここしか見当たらないから仕方ない。とりあえず空港から街中までYandex go アプリ(ウーバーみたいな配車アプリ)でタクシーが呼べればいいからとりあえず買うことに。最小購入単位は?と聞くと10GB、1ヶ月有効で6,000テンゲ(約2,000円)とのこと。そんなにギガいらないが他にないからしょうがない。笑顔も何もないおばちゃんがちゃっちゃと携帯を操作して無事インターネット開通。

Yandex goでタクシーを呼ぶことに。Yandex go でホステルまでの値段は2,800テンゲ(約980円)所要時間は約40分。頼もうと配車ボタンをぽちりとしようとした時、さっきSIMカード売っているところを教えてくれたタクシーのおっちゃんが戻ってきた。俺のタクシー乗らない?と言うから、Yandexと値段が大きく変わらないなら世話になったし乗ってやらんでもないという気持ちでいくら?と聞いたら一向におおよそいくらかかるか言わない。

初乗り料金は1,000から!俺はオフィシャルタクシーだよ!と首から下げたぺらいラミネート加工されたIDのようなものを見せてくるが胡散臭いことこの上ない。IDは手作り感に溢れているし、ロシア語しか書いてないからそもそも読めない。初乗りが1,000からなのはわかったが、最終的に大体いくらになるのか聞いてるの!と何度言っても最終価格は絶対に言わない。Yandexでは2,800だったよと言うとそれは初乗り料金だ!俺は初乗り1,000でそのあとはメーター制だよっ!ってしまいには自分の携帯に入れてある謎のメーターアプリの画面を見せてくるしまつ。いやそれいくらでも好きに調整できるでしょって言ったら、こいつは騙されそうにねぇなって思ったのか意外とあっさりバーイ!とか言って去っていった。

世界には素晴らしいタクシー運転手もいるが、自分から積極的に客引きするタイプは基本ダメだな。コロナで長いこと海外に出てなかったからそんなことすっかり忘れて情に竿刺しちゃうところだったぜ。疲れたのでさっさとYandexを呼ぶことに。

アプリでサクサクタクシーが来た。運転手のおんちゃんは普通にいい人。が、私が目的地を間違えて入れたらしくもう1キロぐらい先ってところで着いたよと言われてしまう。あら?ここじゃないんだけど!もっと向こうと言ってみるもロシア語以外通じず。ホステルに電話をかけてみるもののホステルのレセプションのお姉さんもいまいち英語ができず。運転手に電話を代わってもらって話してもらったら、電話を切ったおんちゃんがまた車を動かし始めた。地図アプリで見る限り正しい方向に進んでいるっぽい。が、ちょっと走ったらおっちゃんが振り返ってジェスチャーで「住所わかった?」みたいなこと聞いてくる。いやいやいや、さっきレセプションのお姉さんと話してくれていたじゃない?!話ついたんじゃないの?!わかんない…と捨てられた子犬のような目でおっちゃんを見ると、おっちゃん、ごめんけど拾ってあげられない…みたいなすごく困った顔して、また車を動かし始める。

右、左、まっすぐ!ぐらいロシア語勉強してくるべきだったな…と思うも時すでに遅し。大体のエリアはレセプションのお姉さんに聞いたらしいおっちゃんが車を走らせる。Yandexのアプリ的には降ろすべきところで客を降ろさず、見当違いの方向に走り続けている訳だから、めっちゃアラームが鳴り続けている。それを見ておいちゃん困り顔。迷い始めて10分以上は経ってしまっている気がする。地図的には結構近いところに来たが、このホステル旧ソビエト時代の団地群の中にあるらしく、85番の建物だから!とお姉さんに言われたものの暗いし似た建物沢山あるしでどの建物が85番なのか、車窓からではさっぱりわからず。

これ以上おっちゃんに迷惑かけられないな、歩いて探したほうが良さそうと思ってここでいいから降ろして!とお願いしたらおっちゃんこの建物なのか?と目の前の建物を指差して確認してくる。違うけどいいの!と言ったがおいちゃん違うならダメだともう一度レセプションのお姉さんに電話をかけるように言ってくる。おいちゃんがお姉さんの指示で車を動かしながら細い路地を進むこと少しで85番の建物の裏に無事到着。お姉さんが出て迎えに来てくれた。良かった〜!!

ここまで良くしてくれたおっちゃんにエクストラをお支払いしなくては!と思い、Yandexのティップの設定画面を見せながら、いくらお支払いしたらいい?と聞くも通じない。おいちゃん自分からは追加料金貰おうとはこれっぽっちも思わなかったみたいで困惑顔。翻訳アプリでチップをお支払いしたい。1,000テンゲでいいか?と聞くとすごく嬉しそうに微笑んだ。ありがとうおいちゃん。どうかこのままスレないでいて下さい。お世話になりました。

ホステルは日本のカプセルホテルのようにベッドが個室にできる仕様。フライトの後は疲れているだろうからよく寝れるようにここを選んでみた。出来たばかりなのかめっちゃきれい。今日と明日はとりあえず寝て過ごそう。おやすみなさい。

《アプリ》
◾️Yandex go→配車アプリ
日本からでもダウンロードできるので事前に入れてクレカも登録しておくと便利。
◾️Yandex Translate→翻訳アプリ
ロシア語に強いらしい。カメラでの読み取り翻訳やオフラインでも事前言語ダウンロードで使用可能。

《ホステル》
◾️Hostel KOCHEVNIC CUPSULE HOTEL Almaty
https://www.booking.com/Share-89eIHV

市内の中心部からはバスで30分ぐらい。
住宅地(団地)の1階なので夜はめちゃくちゃ静かで良く眠れる。女性専用ドミあり。
出来たばかりできれい。掃除婦のお姉様達が朝から晩まで掃除してくれていて清潔。
自炊できるキッチンと仕事するのに良さそうなデスクあり。
徒歩10分ぐらいのところに24時間営業している巨大スーパーあり。
ビシュケク等に長距離バスに乗って移動する予定がある人もSairanバス駅に近くて便利。

7/June/2024

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