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馬鹿みたいにしがみつく過去に

20歳の頃付き合ってた元彼に

訳あって住む家どうしよう

という話をしたら、

異動希望出してるからそれ通って

一緒に住んだらその話は解決するよね。

付き合うか、付き合わないかは決めてくれていいから。


と言われた。

、、、

わたし達にまだ“付き合う”という選択肢があったのか。

何度もくっついては離れて。

一緒にいるとケンカばかりなのに

どーして

もう付き合うなんて出来ないと思っていた。

この先も付き合うなんて出来ない。

そんな選択肢ないし、

本当に色々してきたからお互い傷つき合って

苦い思い出のようになってるから

いっそのこと忘れたい。

何度ももうこれで最後。

次は断ろう。

会ってもいい思いはしない。

そう思ったのに

どーして

究極のわがままを言うのであれば

恋愛感情なしに付き合わず

親とか友達とか周りを気にせず

もはや存在すらしない世界であれば

一緒に住みたい。

酔った時に

親とか友達とか何も気にしなくていいのなら一緒にいたい

と言った。

たしかにそれはわたしが言った言葉だった。

本心なのだろうか

いや、たぶん甘えなんだと思う。

なんでも知っていて

わたしの嫌な部分、最悪な部分も見てるから

きっとこの先も嫌われないだろうと

そしてきっと楽だ。

きゅんきゅんもしなければ今更恥ずかしいという感情もない。

一緒に住む。

20歳のわたしがきいたら

どんだけ喜んだろうか。




ばっかじゃないの。




そう自分に言ってやろう。



1人暮らし7年目。

変なこと考えるようになったもんだ。


奈々

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奈々
読んでいただきありがとうございます。どうか、一瞬のことだとしてもそっと残り続けますように。