閉ざさないで。
こんにちは、Nanaです。
もうこのアカウントは劇はじについてしか書かないのでしょうか…笑
今回はごりらぐみの「不本意アンロック」という作品そのものについて、観劇後に感じたことやメッセージから考えたことを書き残しておこうと思います。
簡単にあらすじを紹介すると、
堺萌香演じる後藤佳は半年前にトラブルで会社を辞め、ひきこもり。そんな彼女のもとに突然2121年から松岡はな演じるエニシという未来人が現れ、「キーパーソン」を任される。
疑いながらもちょっとした行動でエニシに協力し、周りの人たちと関わるようになっていく…
こんな感じです。(かなりざっくり)
この作品で一番好きなのはもちろん、「一人のリンゴ農家」というフレーズ。
この言葉選びのセンス、さすが豊永阿紀という感じです。
たしかに、万有引力を見つけられたきっかけのリンゴを作った農家さんは、まさか自分が人類史に残る発見の大事な部分を担うと思っていなかっただろうし、担うんだ!という気持ちさえなかったでしょうね…
でも私は、そんな考えてみれば当たり前のことに気が付いていなかった。
「不本意アンロック」はこのフレーズが象徴しているように、
考えてみれば当たり前のことにたくさん気づかせてくれる作品でした。
何度でもやり直せる。
そんなことにすら気が付いていなかった。
本当の「今さら」なんてないんですよ
エニシのこのセリフが胸に刺さりました。
何か誤解を生んでしまっても、誤解してしまっても、
ほんの少し、いや本人にとってはかなり大きなものだとしても、自分自身の勇気さえ出せれば、
何度だってやり直すことが出来る。
どの扉を開けるか迷ったときは誰かに聞けばいいんです
エニシがそう言ってくれたから。
これから先も上手く生きられないとは思うけど、
たくさん悩んでたくさん支えられて、
失敗したらやり直して自分がどうしたいかで動いていけたらいいなと思います。
不本意アンロックを通してたくさんの大切なことに気が付けました。
ありがとう。
私は私しかいないから。
…うまくまとめられませんが、不本意アンロックに出会えてよかったです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Nana