見出し画像

まだ思い出にしたくない

こんにちは、Nanaです。


あなたにとって2021年はどんな年でしたか?

2020年の忘れ物をたくさん取り戻した1年だったかもしれません。
まだまだ取りに行けていないものもたくさんあるでしょう。

私は、9年間の年月に1つの区切りをつけなくてはいけませんでした。


2021年6月19日(土) 16:00開場、18:00開演
宮脇咲良卒業コンサート Bouquet


福岡県福岡市、マリンメッセ福岡で行われたこの3時間を私はまだ思い出にしたくありません。


でも、気が付けばあの日から半年以上経ってしまいました。
まだ私たちの見えるところには届いていないけど、彼女はもう新しい道へ進んでいます。私たちに届く日のために一生懸命がんばっています。
だから私も進まなきゃいけない。
今年、と言える今のうちに言葉にしなきゃいけない。
そんな思いでこのnoteを書きます。


先日円盤が届き、ひとまずコンサート本編を見ました。
当日現地で1回、dTVのアーカイブで2回、推しカメラをそれぞれ2回ほど見たうえでの円盤なのに1曲目から泣きましたね。やばい。


どこのグループでもそうかもしれませんが、Overtureは本当に大切なものです。一気にライブの高揚感を思い出させてくれます。
今回は、過去の映像とこのコンサートのために撮り下ろした可愛すぎる映像が織り交ぜられたものと一緒に流れました。とってもきれいでした。
H!K!T!48~!と叫びたかった気持ちは山々ですが、叫ばなくても、あの時の心臓の高鳴りは過去最高で、映像を見ただけであの時の気持ちが、空気がよみがえってきました。


1曲目は「桜、みんなで食べた」。
卒業・桜ソングということでの選曲だと思いますが、HKT48の3rdシングルで、HKT48としてMステに初出演したときの曲でもあります。あの時、1列目に座れなかった記憶なんかが思い出されました。
この曲は卒業を歌っているのにとっても明るくて、かわいい楽しいHKT48にピッタリの曲です。私にとってはさっしー卒コン以来、つまり2年ぶりのコンサートで、宮脇咲良含めHKT48みんながキラキラ輝いているステージが、最高に素敵でした。
そこから続く「君のことが好きやけん」、「初恋バタフライ」は超・初期の定番曲です。「君好き」はAKB48の「君のことが好きだから」の詩を博多弁に変えただけのもの。「初恋バタフライ」はHKT48にとって初めてのオリジナルソングです。こんな初期の曲が今でもこうやって歌われて、盛り上がるのは、当時のみんなが一生懸命頑張っていたからなのではないかなと思います。
どっちも大好きな曲です。特に「初恋バタフライ」は、オリジナルのポジションで歌ってくれたのが本当に本当に嬉しかったです。同士のオタクいっぱいいると思うんですけど「ほら、机の上~」の振りが大好きなんですよ!!!あそこのさくはるやばい。はるっぴポジがはあちだったのもいいなぁと思いました。身長があまり変わらないから良いのですよ…。芽瑠がいて、その横にいる咲良たんがとっても懐かしくて、安心感があって幸せでした。
続く「早送りカレンダー」は舞台の端っこまで来てくれて、嬉しかったです。私は上手側に座っていたので、最初下手側行ったのはちょっと寂しかったんですけど、当たり前に上手にも来てくれて嬉しかったですね。下手から上手へ歩いていくときにずーっと客席の方に指差しや手を振ってファンサしてくれるその姿が、さすがで改めて好きになりました。その姿をつい目で追ってしまうメンバーの姿も愛であふれていて大好きでした。特にこの日のなっちゃんの表情ずるいので、円盤3,4周目のオタクはちゃんと観た方が良い。愛しかない。
そして「希望的リフレイン」。はああ懐かしい。
めちゃイケドッキリ企画で日の目を浴びたり、UTAGE!で振りを間違えちゃった日が懐かしいですね…。Bouquetの一か月前のまどか卒コンでもやったこの曲。この2か月で卒業してしまった2人、両方にとって大切な曲でしたね。AKB48も在り方が変わってきているけど、ギラギラしていた記憶が少しでも今のメンバーに伝わったらよかったんじゃないかな。なんてオタクながら思ってしまいました。
私はこんなに明るくて卒業も関係ない曲なのに、「好きすぎて」「君だけが」そんな歌詞が私にとっての宮脇咲良と重なってしまって、大号泣しました。(さすがにこの曲は楽しくて現地では泣かなかったけど、家で見てたら泣いてしまった)

待って、長すぎる。まだOPブロックなのに。ごめんなさいね。
MCは端折ります。

続いて各チームとのブロック。
チームHは最終ベルが鳴る公演より「マンモス」。宮脇咲良が昔からずっと大好きな曲と挙げていたこの曲。私は生でパフォを見るのは初めてでした。
最強にかっこよかった。また衣装がいいのよね。かっこいい。私はきゃぴきゃぴのアイドルが好き(表現むずい)なのですが、こういうかっこいい曲とのギャップがたまらなく好きなんですよ。最高にクールでバキバキに踊ってて、きっと楽しいんだろうなと思えて幸せでした。好きな曲を披露出来て良かったね、という気持ちです。MVのリップシーンのようなかっこいい動画もよい!メンバーも嬉しかっただろうなぁ。
続くチームKⅣは「夏の前」!!!大好き!!!
宮脇咲良と朝長美桜がセンターに立つKⅣはまじで最強だった。そこにいるらぶさんの安心感がとっても良くて大好きだった。
それを今(すでに当時になりつつあるが)のKⅣが披露するのが良い。最初にピアノのイントロに合わせてみんなが立つ方へ振り向く振りからめちゃめちゃ綺麗でした。一生このまま時が止まってほしいと願うほどに。数人ずつになる瞬間をちゃんと設けているのが愛だなぁと思いました。最初のなっぴが泣くのはずるいよ!オタクも泣いちゃうじゃん!だけど、それを見つめる宮脇咲良の姿から「大丈夫だよ」の声が聞こえてきて、なんだかこれからのHKT48に私も向き合わなくちゃいけないと思わされました。早送りの衣装だったのも個人的に嬉しかったです。私はさくあおが大好きで、この衣装はさくあおでシンメになっているんですよ。咲良たんは早着替えのため、違う衣装なんですけど、自分の衣装を着ているあおいたんは絶対にそのことを思い出しているだろうなと思うと、嬉しくて仕方ないです。
そしてチームTⅡは「空耳ロック」!この曲も大好き!
宮脇咲良も大好きなんだろうなぁという選曲ですね。でもちょっと疲れちゃってフレッシュなTⅡメンバーが元気いっぱい飛んでるのを横目に、一人だけ手をぶんぶん回しながらやや苦笑いしている姿がかわいかったです。ここもちゃんとメンバーと数人ずつになるシーンを全員と設けていたのが良いですね。愛。特にTⅡは関わる時間が短かったメンバーも多いはずなので、そうやって楽しく関われる時間を最後にちゃんと作れてよかった。しかも笑顔が似合う曲で、メンバーを発見してもらいやすい曲に出来て、それもきっと愛なんだろうなと思います。

長いですね!
とりあえずチームブロックを総じて、各チームのカラーをちゃんと新規ファンにも魅せて、メンバーと出来るだけ少人数で一緒に映れるようにしたりこれからもHKT48を好きでいてほしい、という気持ちが伝わってきた。
選曲も最高。

ここでMCが入り…(略)

ユニットブロック!
1曲目はさくらはなみく「僕の想いがいつか虹になるまで」。
みくりんとはなちゃんのメッセージが泣けちゃった。さくなこ、さっしー、(はるっぴも)いないHKT48を支えてくれた2人。2人が咲良たんの存在に助けられていたという事実が嬉しかった。きっと咲良たん自身も2人に感謝しているから、この曲を披露したんじゃないかな、と思います。みんな本当に”アイドル”でとってもかわいかった。好き。
2曲目は奈子とIZ*ONE楽曲の「夢を見ている間」。
本当に申し訳ないけど、IZ*ONEをちゃんと追えていなくて、この曲に込められたIZ*ONE、WIZ*ONEの想いを正確には知りません。でも、大切なことはわかります。この曲の間はマイクもIZ*ONE使用になっているのが、とっても良いなと思いました。ちゃんとはわからない私でも泣いちゃいましたね。2年半、いやプデュのころを含めた3年間、たくさんのことを一緒に乗り越えてきた。思うような活動が出来ない時間が長かった。そんな思いがたっぷり詰まった時間でした。今までお疲れ様。
3曲目は、これからのHKT48を背負っていくメンバーと一緒に「制服のバンビ」を披露しました。
この曲はもともとさしさくはるが歌っていて、1stシングルのカップリングなんです。その中学生だったころのかわいい曲を、未来を担うメンバーと歌ったことにすごく意味があったのだと思う。この曲で自分のスキルを盗んでほしいと思ったんじゃないかな。自分のファンを奪うくらいのつもりでやってほしいと思ったんじゃないかな。これに選ばれなかったメンバーに悔しいと思ってほしかったんじゃないかな。真意はわからないけど、メンバーのためにこの選抜をしたんだと思う。オタクは純粋にこの曲を披露する”咲良たん”が見れて嬉しかったです()
ここからはこの3曲に参加していないメンバーが期ごとに参加しています。
3,4期、ドラ2(多分)(違ったらごめんなさい)とは「胡桃とダイアローグ」を披露しました。この曲初めて見たけどめっちゃ好き!!!
曲前のダンストラックがめちゃめちゃかっこいいんですよ。本当に。特に最初のねねちゃんがすごい。最初にグッと引き込まれる。そして他のメンバーも負けじと魅せてくる。IZ*ONEから入ったファンにHKT48ってこんなにすごいんだよ!と見せてくれているようでした。マンモスといい、かっこいい曲の入れ方が良い。最強だった。最後の指揮者が音を止めるような振りの宮脇咲良も最強でした。この曲もバンビとはまた違った面で自分のスキルを盗んでほしかったのかな。
続く「LOVE TRIP」は5期とドラ3と。
正直、この曲は私にとって悔しい思い出なんです。先輩を超したかった。そんな思い出がよみがえってきます。
かっこいい寄りだけど、ダンスナンバーとも違う、他の曲とはまた違った一面が魅せられる曲だと思います。なおかつ、一応AKB48の表題曲だからそれなりの知名度ないしは耳なじみがあって、聞き飽きさせないという工夫もされていたのかなと。みんなの魅力を引き出していて最高です。

なつあおと披露した「ジワるDAYS」。
もう!本当に!泣いちゃうでしょ!!!
卒コンまでカウントダウンとして公開されていた映像でなつあおと3人だけで披露する曲がある(し、それがウィンブルドンじゃないことも)知っていました。まさか「ジワるDAYS」だとは…!
さっしーの卒業曲です。もうそれだけで泣けるんですよ。
あの横アリにいなかったこと、私たち以上に本人が辛かったのはわかっていたつもりだけど、この選曲でその思いが改めて伝わってきました。しかもこの振り付けが不慣れで最後まで一番不安だった、なつあおにめちゃめちゃ確認した、というエピソードも大好き。2人が相手だからたくさん確認できたんだろうなぁ。最初の方にも書いたけど、この日のなっちゃんの表情が本当にずっと美しいんですよ。愛に溢れていて、少し寂しそうで、でもキラキラしていて儚くて。この曲の笑顔もめちゃめちゃ魅力的で、絶対見てほしいです。あおいたんのメッセージもとっても泣けました。私にとって、さくあおは特別なので、「心友」という言葉が嬉しかったです。一生シンメ。ずっと一緒にユニットやってくれてありがとう。

残りの1,2期とは「サヨナラの意味」を。
この曲いいですよね。賛否あるのでは、と不安もあったみたいだけど、安心してほしい。HKT48のオタクだよ?いろんなグループの曲やって大丈夫だから。
曲がいいのに、もうこの演出が泣けますね。
いろんなことを一緒に乗り越えてきたこのメンバーからの言葉はもう駄目よ。泣いちゃう。しかも隣にいるのが芽瑠ちゃんと舞ちゃんなのよ。もちろん1期でも絶対に良いんだけど、舞ちゃんは宮脇咲良TOだし初期のころから選抜に入って、選抜としての仕事でもいろんなことを乗り越えてきた仲間で、芽瑠ちゃんはね、多分お互いいろんな思いを抱えてきたと思う。でもある種戦友だったと思うし、支え合う相手だったと思うから。
はあ、もうだめよ。涙しかない。
みんなの言葉が好きすぎて止まらないのでこれ以上はやめておきます。

親友・村重杏奈と「思い出のほとんど」。
もうこれは言うことないでしょ。愛。
この後のMCでも言ってたけど、村重が歩み寄るタイミング間違えちゃったり、頭真っ白になって言葉が全然出てこなかったり、泣きすぎてつけま取れちゃったり、最後まで村重らしくて最高だった。
それでも全部にちゃんと対応できる宮脇プロ。
そんな2人が好きだよ。

ユニットブロック最後は1期みんなで「夕陽を見ているか?」の歌唱。
もう涙なみだ。涙を浮かべて微笑む1期のみんな。そんなみんなを見て笑顔になる咲良たん。「ねぇさっきの知らなかったんだけど!」みたいなことを言っている姿が微笑ましくて仕方なかった。
家族のような安心感がそこにはあった。
だけど歌い始めるとやっぱり寂しさも見えて、その姿が余計に泣けてきちゃった。
あと、この曲はさっしーの卒コンで、さくなこが映像出演した曲なんです。宮脇咲良推しの私は、あの日横アリであの映像で過呼吸になりかけました(ぎり耐えたつもりだがほぼアウト)。そんな記憶もあって、とっても大事な曲なんです。この前の村重の卒業公演でも披露していたし、1期にとってすごく大事な曲。思い出が詰まりすぎてとても苦しい。


このあとのMCはもう駄目ね。
こんなにみんな泣いているのに、とっても面白くて、1期の愛を感じた。
お願いだから終わらないでと願ってしまった。


続いては宮脇咲良ソロパート。
「彼女」と「夢でkiss me!」を2曲続けて一人でパフォーマンスしました。
どっちも何回も何十回も聞いた曲。どんな時でも寄り添ってくれた曲。たくさん笑顔をもらった曲。
だけど、生で彼女のパフォーマンスを見るのは初めてだった。これが最初で最後でも、見れて本当によかった。私にとって一生の宝。
これについては言葉にする必要ないですね。
大好きです。


この後始まる「スキ!スキ!スキップ!」「しぇからしか!」「ウインクは3回」「メロンジュース」のメドレーは、HKT48らしさ全開で楽しいメドレーでした。
ほんっとに楽しかった。
楽しいから切なくなるね。
スキップやメロンはちゃんと芽瑠が、ウインクは奈子が、しぇからしか!は一応はなちゃんがセンターを務めていて、オリジナルのポジでやってくれたのが嬉しかった。あと、メロンでさっしーのポジがわかりやすい振りがあるんですけど、そこをちゃんと奈子がやってるのが本当に嬉しかった。奈子ちゃん…!
終わりに近づくのがわかる煽りがさみしかったな。3人とも煽り上手いんだよなぁ。余計にさみしい。もうみんな大丈夫ってわかるから。
このブロックでは咲良たんがオサレカンパニーや大人にたくさん頼み込んで実現した、一人ひとり特別な新衣装のお披露目です。とってもかわいくて、みんなが気に入っていて、素敵なプレゼントでした。本当にありがとう。


そして「大人列車」。
もう!!!大号泣!!!!
さくはるって本当に私にとって重要なんです。2人が私のすべてなんです。
まさか2人が並ぶ姿をまた観れるとは思わなかったから。
とっても嬉しかった。大号泣でした。
咲良たんがはるっぴにお願いしてくれたこと、はるっぴがそれを二つ返事で快諾しれくれたこと、その絆がとっても嬉しかった。
そしてこのHKT48にとって大切な曲で出てきてくれたこと。一曲まるまるはるっぴセンターで披露してくれたこと。正直、大人から反対されたりもしたんじゃないかな?はるっぴにも”ちゃんと”卒業してもらいたいという気持ちが伝わってきました。間奏ではるっぴがセンターで踊る姿がとっても素敵でした。それを見つめる1期や2期の戦友たちの視線がとっても素敵でした。
こんなに幸せなことがあっていいのかと。
…そう思っていた矢先、指原莉乃の登場です。
さっしーも混ざって披露するのはさくはる初ダブルセンターの「12秒」。
ゼロイチ出てたじゃん!!と心の中で叫び、さしさくはるが揃ったその事実に感動しました。この曲はさくはるのダブルセンターで、その間にさっしーが見えるというポジションの曲です。そんな曲をそのままのポジションで、見れたこと。とってもとっても幸せでした。
しかも、この曲といえば奈子ちゃん!奈子ちゃんの「ヨッ!」の掛け声で、メンバーからもファンからも愛される曲になったと言っても過言ではありません。HKT48に戻ってきてくれてありがとう。そんなことが言いたくなる。


大号泣したままMCがあり、このMCは語るときりがありません。


本編最後はHKT48って「最高かよ」!
この曲もちゃんとはなちゃんがセンターの振りやるのがいいですよね。
ライブが魅力のHKT48らしく、MIXや合いの手まで歌詞に入っているこの曲。私たちが声を出せなくても、楽しいHKT48のライブがよみがえってくるんです。みんながこの瞬間を楽しもうとしているのがひしひしと伝わってきた。なんて言うんだろうな、楽しもうというより「楽しい」「幸せ」という気持ちかな。さしさくはるがいるHKT48への安心感とでもいうべきだろうか。「おかえり」という気持ちもあったのかもしれない。
咲良推しではありますが、さしなこやさっしーとはあちの見つめ合いが愛おしくて仕方なかったんですよ。もう愛。


こんなに楽しいのに、本編はこれで終了します。

まだ信じられない。


完全な思い出にするには、もう少しだけ時間をください。
ひとまず、2021年ありがとうございました。

素敵な花束をありがとう。

思い出にするにはまだ早すぎる。
…と言うには遅すぎるかもしれないけど、もう少しだけ時間をください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Nana

ケーキが食べたいです。今はモンブランが食べたい気分。