Nanami Suzuki|Profile
自己紹介
Name→鈴木菜々美
Birth→2005年(現在高校2年生)
From→東京(16年間、東京で育ちました)
Hobby→映画鑑賞(1人で行く映画館が大好きです)
カフェ、本屋さんなど、自分が高まる場所に行くこと
経歴
2005年2月:誕生
長女として生まれる。
全然寝てくれない、手のかかる子供だった。
2008年:幼稚園入園
入園したての頃は「行きたくない~」とバスで毎日泣いていた。
先生方にも沢山ご迷惑をお掛けしていた気がする、、、。
自分の意見を言うことが苦手だった。
2016:カンボジアに渡航
小学校6年生の夏、中学受験勉強の合間に4泊5日カンボジアツアーに参加。
自分の価値観が大きく揺さぶられた日々だった。人生が変わった気がする。
渡航前までの、現地の子たちに「何かを与える」ような意識が、
彼らと関わったことで変化した。
「彼らと比べて恵まれているから勉強を頑張ろう」から
「彼らのように生きられるように、まずは勉強を頑張ろう」という考えに。
2017:東京の中高一貫校に入学
カンボジアの経験から、グローバル化を意識している学校に入学。
フィリピン出身の英語教師に対し東京をガイドするなど、様々な経験をさせてもらう。
英語の勉強も楽しかった。
ただ、スポーツ嫌いを克服するために入部したバスケ部ではあえなく撃沈。
よりスポーツというものが嫌いになった。
2020年3月:自分の人生について考え始める
きっかけは、新型コロナウイルスの蔓延防止のための、学校休校。
自分のことを考える時間が増えた。
そこで、
「見慣れた教室、見慣れたメンバー、
何も言わずとも自分のことを知っている友達、先生方に囲まれて過ごす毎日は楽しいけれど、
6年間同じ場所に居たら、自分が何者か分からなくなるのでは?」という不安が募るばかりだった。
2020年4月~:
不安感から、とりあえずオンラインでの講演会に多数参加
たまたま参加した一つの高校生向け講演会で
「地域みらい留学365」
という制度を知る。(のちに私の人生を変えることになる)
「地域みらい留学365とは?
2020年、内閣府と(一財)地域・教育魅力化プラットフォームが共同で立ち上げた「地域みらい留学365」。日本ではじめて、高校2年生の1年間の国内単年留学制度。
https://c-mirai.jp/pages/about_365days
そのイベントに登壇していた同い年の女の子は、地域みらい留学(地方の高校に3年間進学する制度)を使って高知県で寮生活をしていた。
その子が、「私の夢はこんな風になることです。今は、こんなことを頑張っています。」
と、自分の言葉で堂々と話す姿が印象的だった。
自分は、このまま高校を卒業をしてもこんな風にはなれない、と恐怖を覚える。
2020年7月~:地域みらい留学365を本格的に視野に入れる
両親には相談せず、一人で勝手に片っ端から説明会に参加していた。
両親に打ち明けたときは、あまりの唐突さに驚いていたが、やりたいことは拒まないでくれた。
2020年9月~:留学決定
申し込み締め切り直前にいきなり不安に襲われて、
一度は断念しようと考えるも、
自分の「挑戦してみたい」という本心に気付き、
無事に留学決定。
2021年4月~2022年3月の1年間、高知県に旅立ちます!
2021年4月:いざ、高知県へ
不安と、期待と、寂しさを胸に、私の学び場がある高知県の山奥に向かいました。
全国から集まった仲間たちとの共同生活、誰も知り合いがいない中仲間に入ったクラスなど、初めは慣れないことばかりだった。
でも、
・有り得ないくらい優しい地元の子たちから、沢山の愛を受け取って、
人を信じること、人に無条件に愛溢れる言動をすることを学ばせてもらった
・地域の大人との関わりの中で、
大人の方との関わり方、プロジェクトを進めるときの手順を学んだ
・寮生活をする中で、
自分のことを自分以上に知ってくれて、理解してくれて、見守ってくれる仲間に出逢った。
自分にはもっていない思考回路がある人たちの考えを知り、共同生活をするうえで必要な擦り合わせをした。対話の大切さや、統率する難しさを感じた。
・休日にはバレーボールをするなど、スポーツをする機会が多くなり、それらを通して仲が深まった経験から、
スポーツが持つ力を実感した。(少しだけ、スポーツ嫌いが解消された)
・親元を離れ、全ての選択が自分に委ねられる生活の中で、自分を信じる力がついた。
・寮の中に、本気でスポーツで世界を目指す子たちがいる環境のおかげで、継続力、そして自らを追い込むストイックさを間近で見ることができた。
これまでの11カ月を回想するだけでも、涙が溢れそうになるくらい、濃い日々を過ごさせてもらった。
私の留学生活はあと1カ月。そのあとは、どんな未来が待っているんだろう~、
将来について
具体的に、「この職業についていたい」というのは決まっていない。
興味があることは、少しずつ、分かってきたような気がします。
「自分を高める」「モチベーション」とか。
私自身、タイムマネジメントがまだまだ得意ではなかったり、好きなことをしている時間が好きな経験から、知らず知らずのうちにこういったことを考えるのが好きになったのかも。
又、人と話すことで色んな経験をしてきたからこそ、人と対峙する職業にもすごく憧れます。
まだ自分を模索中ですが、とても楽しい高校生活を送らせてもらっています。