UE4でVR映像を開発している人がReverb G2について思うこと
1月18日、私の家にReverb G2が届きました。
四苦八苦しながらもセットアップが終わり、ヘッドセットをかぶってみたところ、圧倒的な解像度と美しい音に魅了されました。
今思えばあの頃が一番幸せだったかもしれない。
実際に利用し、不満点と改善方法が見つかってきたのでここに記したいと思います。
不満点その1
コントローラーを下の方に持っていくと認識しなくなる。
なんでカメラを下方にもつけておかなかったんですかHPさん・・。
おかげで下の方にコントローラーを持っていくと見えなくなる為BoxVRをしているとたまに認識しなくなります。
ReverbG2で音ゲーはまず諦めたほうがいいような気がしています。
不満点その2
UE4でVRの開発をしているとバックグラウンドでずっと待機しているためパフォーマンスが著しく下がる。
常時FPSが10状態です。割と致命的。
当然BPを組む時ですら動きが鈍くてイライラが止まりません。
最後の確認の時にだけ使うと言っても試行錯誤がしにくいというのは辛いです・・。
不満点その3
VRモードの場合、初期カメラの位置がおかしい
なんとなくですが、これについてはSteamVRそのものの問題のような気がしています。
Oculusでは起こらなかったのですが、Steam関連では毎回起こります。
とりあえず、Reset Position必須です。
なのですが、3回に1回くらい変なところにカメラが移動してしまいます。
カメラについては着位モードにするとだいぶやりやすくなります。
ちなみに、コントローラーは4.26以上じゃないと認識しないらしいです。
作っているコンテンツが4.26以下だと認識しなくて大変だとフォーラムが賑わっていました。
不満点その4
対応ソフトが少ない。
オキュラスクエストではネトフリやアマプラで寝転がって映画を見るのが好きだったのですが、WMRではまだそういうソフト面がない感じですかね?
寝転がって映画を見れる方法をご存じの方がいらっしゃったらお教えください。
また、SteamVRでSteamのゲームが遊べるらしいですが、キーマップがちゃんとしてないのでボタンを押しても反応しないことが多々あります。
全体的にソフト面での残念なところが目立つという印象です。
しかし、ハード面では不満点その1以外はいい感じなので、確認の際にとてもテンションがあがります。
The Blu をしてみたところ、とても美しく久しぶりに映像に見惚れました。
その分、細かいところが見えてしまったので「あ、そうやって作ってるんだ・・」と切ない気持ちにもなりましたが・・。
不満点その5
UE4でVR確認モードに移行する際に毎回移動演出が入る。
初めて見た時には感動しましたが、一回見たら十分ですし毎回移動演出入れるのやめてほしいです。
不満点その6
音声が自動で切り替わらない。
WMRアプリを起動している限りずっとReverbG2から音声が出てしまいます。
だからといってイヤフォンで音が出るように設定するとせっかくの立体音響が使えません。
ヘッドセットをかぶっている時だけ音が出るOculus方式にしてほしいです。
まとめ
ソフト面がそろえば最強ヘッドセットと言えるかと思います。
ソフト面がそろえば。