パッケージと紙。
こんばんは。
バレンタインも近いこの時期、大袋のチョコ菓子をまとめ買いしたりしますよね。
今日の主役は、そんな時に大活躍のキットカットです。
キットカットは、「きっと勝つ」の語呂合わせで受験生に贈るお菓子になったり、個包装のパッケージにメッセージ欄をつけたりと、
「誰かにあげる」ことを想定してデザインされていることが多いお菓子です。
このキットカット、去年の夏頃から紙パッケージに変わりました。
詳しい記事・写真元はこちら。
この施策の目標は、ビニール削減による環境配慮がメインのようです。
ですがこのパッケージ、そういうの抜きにしてめちゃくちゃ可愛いんですよ。
まず、強度を持たせるために薄くマットのようなコーティングがしてあり、触り心地が大変よろしい。
そして、そのマットさが高級感をも生み出しています。(ツヤツヤなビニールたちの中でしっとりとした紙包装のお菓子があったら惹かれませんか?)
また、クラフト紙を思わせるような帯で「紙パッケージに変わりました」との告知をしています。
クラフト紙というと、封筒やマックの持ち帰りの袋などを思い浮かべますよね。あのさらっと、ざらっとしたような感じ。何かを包む紙としてよく使われる紙です。
まさに、紙のであることの良さを売りにしているデザイン。
さらに!!!!!!
なんと折り鶴が折れます!!!!!!!
(最高では……?)
全部食べ終わった後にパッケージをちょきちょきして(ちゃんとガイドがついてます)、正方形に開くことができます。
「なんのために?」と言われたら特に使い道はありませんが、こういうの、いいじゃないですか。
食べ終わって折るも良し、チョコと合わせで贈るも良し。
個包装は保存の面でまだビニールのパッケージですが、これの紙化も実現できたら、「お手紙キットカット」が完成します。だって紙なんだもの。
これからの開発に期待です。
コストはかかってしまうそうですが、引いてもおつりが返ってくるブランド価値。
ビニール袋の廃止も制度化される中、紙への需要は少しずつ、伸びていくんじゃないかなあと思います。期待してます。
バレンタインの時期は是非、配り終えたらキットカット鶴を作ってみてくださいね。
七緒