箱の反省会をする。
こんばんは。
毎日いいねをありがとうございます。昨日の記事はやはりたくさん(当社比)いいねをいただきました、ので、できる限りいろんなものを作ってお話していきたいなと思いました。がんばります。
さて、今日は箱作りの反省会です。もしまだ見てない方は、昨日の記事を見てから読んでいだけるとスムーズかと思います。
内容としては、自分用の備忘録というか、本当に次回に向けた改善点になります。
ので、貼り箱を作る方はもちろん参考にしていただけたら嬉しいですが、そうでない方は、モノ作りをしている人は普段こんなふうに考えながら試作してるのか~!くらいの気持ちで呼んでもらえたら嬉しいです。
反省点①
蓋がデカすぎた!!!
今回は本の作り方に従って、蓋のサイズを、本体の長辺+10mm、短辺+5mmにしました。
ですが、蓋ってぴったりの方が可愛いですよね?(そうなんですよ……)
+5mmの短辺ですら少し余る感じがあります。
箱の寸法は、厚紙に書いた寸法なので、内側の寸法です。なので、実際に箱になる時は側面の厚紙の厚さ分、外周は大きくなります。
本体の寸法+5mmの短辺場合、箱と蓋の隙間は、以下のようになります。
5mm-厚さ1mm×2=隙間3mm
実際、短辺のほうは3mm程度隙間があったので、+3mmでいけるような気がします。厚紙がより厚くなったらまた話は別ですね。
なので、次回は短辺長辺ともに+3mmにしてみたいと思います。これでキツすぎたら4mmですかね……。
反省点②
のりしろの長さが合わなかった!!!
これは、外側の紙の採寸の問題です。
角を綺麗に包むために、外側の紙の、底面の長辺を+2mm、合計+4mmにしています。150mm×100mmの箱を作るとしたら、外側の紙の底面を154mm×100mmにする、ということです。
ここに、四方同じ長さののりしろを付けました。そうすると余分に足した2mmのぶん、短辺側のりしろが長く折り込まれる形になってしまいました……。
なので、次回は長辺ののりしろを+2mmずつしたいと思います。
反省点③
紙がヨレてしまった!!(箱の隅のところです)
これは糊の混ぜ具合の問題です。
製本糊+でんぷん糊+水で専用のりを作る時に、水を入れすぎてしまい、紙がしなってしまいました。
そもそも、本に「でんぷん糊と製本糊をよく混ぜてから少しずつ水を加えて調整する」と書いてたのを読んでなかったんですね…………
これを守って貼った外側の紙は、よれることなく貼れました。本をキチンと読みましょう。
ちなみに、のりとのりを混ぜる時は、使い捨てのスプーン(コンビニでもらえるデザート用のやつ)が便利です。筆だと穂先を痛めてしまうので……
さて、長くなりましたが以上が反省点でした。
意外にややっこしいんですね、モノ作りって。(当たり前だけど)
でも、身構えすぎるともったいないと思います。
初めて作る時は、難しいこと考えてやるとめんどくさくなっちゃうので、とりあえずやってみたもん勝ち。
そのあとに、その製作が楽しかったら、どうしたらもっと綺麗にできるか、どうしたらもっと効率よくできるか、を考えてまた作ってみたらいいと思います。
気負わずにぜひ、何か作ってみてください。楽しいですよ。
それではまた明日。
七緒