【tableau】全国の転出入データを見える化してみた!
春です。
人との出会いや別れのある季節、温かくなってきて新生活をスタートする方もそうでない方も気持ちが高まる季節ですね。
3・4月といえば、全国でも転出入の変動があるイメージです。
そこで、全国転出入データをマッピングしてみました!
データは総務省統計局のサイトから令和4年のものをソースとして使用しています。
(※参照サイト:https://www.stat.go.jp/data/idou/2022np/jissu/youyaku/index.html)
■都道府県別転出入増減MAP
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こちらは、都道府県別の転出入のデータをマッピングし、1年を通して転入が上回った都道府県を黄色、下回った都道府県を青色に色分けしています。
関東地方を中心に転入が上回っており、大阪や福岡など人口の多い都道府県も目立ちます。一方で、宮城県や長野県も転入が上回る人気の都道府県ということが今回分かりました。
長野県は移住地として人気が高まっていたり、宮城県は東北5県から人が集まりやすい魅力的な都道府県であることが要因の1つになっていそうですね。
■viz作成方法
では、実際にこのvizがどう作成されたのか解説します。(とても簡単で恐縮ですが、tableauはデータをマッピングすることが容易にできる魅力あるツールだということをご認識ください・・・!)
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F1(都道府県)のデータを地理的役割を追加し、ワークシートの中央にどどん!!!と入れます。
そうすると一気にこの日本地図が出てきます!すごいですね!
そして、転出入増減のデータであるF3を色に入れます。
そうすると、上記のように増減数によってふんわりと色分けされた日本地図が出来ます。
ふんわりした色付けだとどこが+で-なのか一目見て判断できません。
そこで、色の編集を行います。
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色の編集でステップドカラーを2に変更します。そうすることで0を境に綺麗に2色に色分けすることが可能です。
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2色自由に設定が可能です。
今回はわかりやすいように、転出入で-になった都道府県を青、+になった都道府県を黄色にしました。
これで完成です!
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シンプルですが、tableauの優秀な機能を実感できるマッピングを活用したvizでした。
全国のトレンドや分布をみるときに活用できる方法です。
tableauの分析まだまだ勉強中ですが楽しいですね・・・!