10年間悩みつづけたあがり症
私は小さい頃から目立ちたがりで、遅ばせながら小学3年生で初めて出たピアノの発表会も特に緊張して弾けなかった事もありませんでした。学生時代も割と本番に強いタイプだったので、本番の方がうまく弾けてしまった、なんて事もあったくらい。
それが、大人になってある時急に今までに経験したことのないくらいの緊張感に襲われました。
以前にも書きましたが、それは大学を卒業後しばらくしてコンクールやコンサートの本番から2、3年離れたある時コンクールに挑戦した時に訪れました。
自分の出番3人前くらいから徐々に体全体がドキドキし出して、あがり症でもない私が気のせいかな?くらいに思っていて
いざ自分の出番になると手の震えが止まらなくなり、自分でも音を外さないで弾くことがやっとなくらいの演奏になってしまいました。
その時は本当に準備も万全で自信があったので知り合いも何人か呼んでいたくらい。
恥ずかしいのと人生で1番くらいのショックでその後1週間は立ち直れずでしたが、
懲りずに(?)それから半年おきくらいに7、8年コンクールに挑戦し続けてきました。
だんだん緊張するのも慣れてきましたが、やはり学生時代の頃のようには完全に戻らず
そんな悩みを抱えた私は、ある時仕事場で一緒になった、いつも最初の1音から感動してしまうような演奏をする色んな方々に本番前するルーティーンや集中力の持って行き方をリサーチしました。
すると、みなさん同じ答えをされたのです。
それはどういうルーティーンでしょうか?
②へ続く