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脇見恐怖症が治った! 私の視線恐怖症克服までの道のり 自己視線恐怖、他者視線恐怖、正視恐怖、失笑恐怖を治すブログ

まえがき 視線恐怖、脇見恐怖など「神経症」に苦しむ方々へ

私の視線恐怖の症状

私は十代の頃、重い視線恐怖症、脇見恐怖症、正視恐怖症の症状で苦しんできました。

人生が終わったと思いましたし、目を開けて教室にいる時間、ずっと地獄でした。

* 顔を上げて黒板が見られない

* 脇見をどうしてもしてしまい(したくもないのに!)隣の人に肩肘をつかれて視線をシャットアウトされる

* 人の目を見て自然に話せない、きつい目になったり、相手に不快感を与えているのではないかという不安

* ただ一人世界中で視線恐怖に悩んでいる孤独感

* 後ろや後ろ斜めに座る人にも視線が引っ張られる

* 電車で対面座席に座った人が気になる、視線があったら気まずい(しかも相手が私が変だと見てくる!)

* 眼を閉じ自分の視線をシャットアウトして授業中やり過ごすしかない

* 見たい方向を見たくても、視線が気になった対象物、視野に入った人に引っ張られて、そちらを見てしまいそうになる。

* とにかくとにかく落ち着かない!!

* 自分の視線が人に迷惑をかけている罪の意識

* 人から視線を送られていると思うだけで緊張でガチガチになってしまう

* 挙動不審

* 目の疲れ、頭痛、首痛

こういった症状が私にありました。

症状を克服した現在の幸せ

私は思春期を完全に視線恐怖症で棒に振ってしまいましたが、幸い私にとって最適な神経症根治方法と出会うことで、今は克服できています。

私の苦しい経験談と克服の記録が、上述した苦しみで日常生活、学校生活、社会人生活、主婦生活がボロボロになっている方の励みになればと思って本を書きました。

この症状でいて、得することは何一つとしてありません。

人格、プライド、生命力すべてを踏みにじられてしまいます。

どんなに頑張っても、突破口が見えてきません。

ただ耐えるしかない、泣くしかない、一人でイライラするしかないんです!

落ち込み、苦しみ、一向に良くならない恐怖症を必死で頑張って克服しようとしても、余計視線が引っ張られ、緊張がひどくなっていくだけです。

頑張っても報われない努力、でも頑張らなくちゃ心が完全に折れてしまう…いつしか精根尽き果て、完全な引きこもりになったり、ひどいうつ状態のまま生きなければならなくなる…こんな悪夢はもうたくさんです!

だから、私の経験がお役に立つことができれば、私の苦労も報われると思います。

視線恐怖、脇見恐怖、正視恐怖、失笑恐怖(おまけに私はおなら恐怖症、過敏性腸症候群にもなりました)…いつか神経症を乗り越えられる日が来ます。

私ができたのだから、できないはずがないんです!

また生きていてよかったという幸せと感動を味わえる日が来ますことを。


中島菜々

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