菊花賞2024
概要
京都 芝 右 3000m(直線404m)
3歳オープン
コースレコード 3:01:0(トーホウジャッカル 2014年)
牡馬クラシック最終戦。
皐月賞、ダービーと距離を伸ばしてついに辿り着く京都3000m。
平坦な道のりではなく、スタートからすぐに高低差4.3mの上り坂、そして下り坂、しかも3~4コーナーにあるため2週目も通らなければいけない、まるで人生。
3歳の馬には険しすぎる道で、追込馬の馬券はすぐに紙屑になります。
そんなものは買うな。
さらにはスタートからすぐにコーナーがあるため、枠が内すぎても辛い、
1枠なんか馬群で揉みに揉まれてミンチになります。
余程の人気馬でないと馬券にすら絡んでこない有様、ロジカルな呪い。
二桁人気は2002年のヒシミラクル以外はおらず、人気馬以外の単勝は諦めろ。
血統としてはディープインパクトが強かったが、ここからは未知の世界。
やっぱタイホとドゥレッツァが勝ってたしドゥラメンテ?ミスタージーティーさん!?
出走馬評価
S,A,B,Cの4段階評価(例外有)
ピースワンデュック(柴田善臣)
評価:B
脚質:逃げ、先行
三連勝中。
末脚がキレるような馬ではないが、前目のいい位置でレースを進めればスタミナのゴリ押しで馬券に絡んでくるかも?
あまり期待はできない。
阿賀野川特別(2勝クラス) 1着
前目でレースを進める。
序盤に少し掛かったような素振りを見せるもすぐに落ち着く。
直線に向くと脚を伸ばし、最後は3頭並んで入線。
若干の不利はあったものの、勝ち負けに影響するほどではなかった。
3歳以上1勝クラス 1着
好スタートから先頭でレースを進める。
平均ペースで逃げ、直線に向くとリードをそのまま広げて1着。
ノーブルスカイ(池添)
評価:C
脚質:逃げ、先行
先団に付けて展開しそうだが、同じ位置にいる馬に置いて行かれそう。
シンプルに能力不足に感じる。展開が向いても厳しそう。
1勝クラス
先頭でレースを進める。
スローペースで逃げ、直線で足を伸ばして圧勝。
一番有利な状態で勝ち切った。
富良野特別(1勝クラス)
好スタートから先団でレースを進める。
前残りの結果で、残り100mで脚を伸ばすも届かず3着。
アスクカムオンモア(北村友一)
評価:C
脚質:差し
中一週での参戦。
セントライト記念を見る限りは能力不足、レース間隔も厳しい。
tvk賞(2勝クラス) 1着
後ろから2頭目でレースを進める。
直線に向くと長い末脚で制して1着。
スローペースで東京の長い直線と展開が向いた結果ではありそう。
セントライト記念 6着
縦長の隊列の中団に付けてレースを進める。
コーナーで鞭が入り、正面を向くもそれほど伸びずに6着。
ダノンデサイル(横山典)
評価:A
脚質:先行
3000mの距離不安があるものの、脚質は有利でその中でも頭一つ抜けて強い。
でもなんかこいつが勝つ結果が見えない。
東京優駿 1着
前から3頭目でレースを進める。
スローペースで前有利の展開だったが、先行勢の中では頭一つ向けていた。
京成杯 1着
前目でのスタート。
コーナーで外目を回して若干前と差が開くも、最後は差し切って1着。
このレースがクソ強い。
ハヤテノフクノスケ(岩田望)
評価:C
脚質:差し
2600mを走った経験は高評価だが、それほど長距離の適正は感じられなかった。能力不足か。
フィリピンT(2勝クラス) 2着
スタートで若干不利を受ける。後方でのスタート。
3コーナーで早めに仕掛けるが、最後は届かず2着。
札幌日刊スポーツ杯(2勝クラス)
後方からのスタート。
直線で先頭に立つものの、最後は2着争いに敗れて4着。
ミスタージーティー(坂井)
評価:C
脚質:追込
まずは能力不足。
そこに追込も合わさってほんまに期待できない。
神戸新聞杯 10着
好スタートから中団でレースを進める。
直線の始まりでメリオーレムとずっとぶつかってた、なにしてんの?
そのまま沈んでいき10着。
東京優駿 16着
最後方からのスタート。
後方不利の展開だったので仕方はないが、不安要素にしかなっていない。
ビザンチンドリーム(シュタルケ)
評価:C
脚質:追込
3000mはこの馬には長そう。追い込みもきつそう。
神戸新聞杯
後方からのスタート。
コーナーでかなり外を回してロスが多そうだった。
直線ではそれほど伸びずに6着。
東京優駿 17着
出遅れからのスタート。
直線では内を突いて伸びるかと思ったが、前有利の展開すぎて追いつけず17着。最下位。
ウエストナウ(西村淳)
評価:B+
脚質:先行、差し
前走は直線で不利を受けるも、それ以外のレースでは好走。
スタートが安定していないが、好スタートでも出負けしてもどちらでも走りは安定している。
前走の不利で末脚が分からなかったが、夏で20㎏増えて叩いたと考えればいいんじゃないでしょうか。
神戸新聞杯 11着
中団後方からのレース。
コーナーから早めに追うも、ぶつかって挟まれるように進路を塞がれてそのまま伸びずに11着。かわいそう。
京都新聞杯 2着
好スタートから先頭に立つ。
直線でも粘り強い脚を見せ、最後はジューンテイクに差し切られるも2着。
コスモキュランダ(Mデムーロ)
評価:A
脚質:差し
スタートに不安有り。
出遅れ→位置押し上げを2走連続でやっていて、G1級では好走しているという印象。出遅れがなかった皐月賞は2着。
デムーロなので押し上げは仕方ないといえばそれまでだが、出遅れなければ十分に期待できるので難しい馬。
セントライト記念 2着
後方からのスタート。若干スタートが不安。
向こう正面から徐々に位置を上げていき、直線で早めに先頭に立つも最後は差し切られて2着。
東京優駿 6着
出遅れからの最後方でのスタート。
向こう正面で4番手まで位置を押し上げるが、直線では伸びきれず6着。
メイショウタバル(浜中)
評価:A
脚質:逃げ
世代のイカれ快速逃げ馬、つよい。
距離適性が不安。
神戸新聞杯 1着
序盤から先手を取って逃げの形。
1000m60秒のいいペースで逃げ、直線でも粘り切って1着。
ただし最後はそれほど余裕があるようには見えなかったので3000mは不安。
皐月賞 17着
スタートから先頭に立って逃げの形。
1000m57.5のキチガイペースで3コーナーではすでに余裕がなくなりそのまま17着、最下位。
このレースはレコードになり、文字通りレースをぶっ壊した。
ショウナンラプンタ(鮫島駿)
評価:B
脚質:差し
2400mを多く走って好走している。
差し馬の割に末脚はそれほどで、平均ちょい上の馬といった印象。
神戸新聞杯 3着
後方からのスタート。
直線では内からヨレるように外に出て、脚を伸ばすも届かず3着。
3着以降は同じくらいの実力にも見えた。
平均ペースで上がり35.2ってどうなんすか。
東京優駿 15着
後方からのスタート。
スローペースだったので度外視。
シュバルツクーゲル(松山)
評価:C
脚質:先行、差し
前走は大外からの強い競馬をしたが、鞍上ルメールの影響が大きそう。
テン乗りの松山がどう働くかは分からないが、まぁマイナスだろう。
オールスターJ第2戦(3勝クラス)
中団後方からのスタート。
コーナーで大外を回すと一気に差し切って1着。
STV賞(3勝クラス)
前目でのスタート。
4コーナーで先頭に接近するも、振り切られて3着。
アーバンシック(ルメール)
評価:S
脚質:差し
ルメールへの乗り替わりで別の馬くらい伸びるようになった。
前走では出遅れた割に最後には余裕を見せていたので、距離はそれほど問題なさそう。
セントライト記念 1着
ルメールに乗り替わり。
中団の内でレースを進める。
直線に向くと坂で止まる様子もなく、外から一気に足を伸ばして1着。
このレースの中では頭一つ抜けていた。
東京優駿 11着
最後方からのスタート。
超スローペースの前残り展開のレースで、後方の馬は追いつけなかった。
メリオーレム(藤岡佑)
評価:B
脚質:差し
2600mを余裕勝ちしていることは高評価。
鞍上が急遽乗り替わりになり、芝3000mもここ5年で1回しか走っていない。
きつそう。
神戸新聞杯 5着
好スタートから中団でレースを進める。
直線で外に出すもミスタージーティーと衝突し、その後も伸ばすが5着。
西部スポニチ賞 1着
中団からのスタート。
3コーナーで位置を上げ、直線で先頭に立つとそのまま差を広げて1着。
エコロヴァルツ(岩田康)
評価:A
脚質:先行
タバルが逃げる中、良い位置で追走できれば馬券内に絡んできてもおかしくない。
先行馬で末脚がキレない分、直線までのスタミナ勝負をできれば…距離適性わからんけど。
セントライト記念 3着
スタートから前に出て2番手で追走。
直線で前を塞がれるが、最後は粘り強さをみせて3着。
1着には届かないにしても、前が空いていれば別の結果もあったかも。
東京優駿 8着
逃げ馬不在の中、ハナを切って逃げの形。
スローペースで逃げ、直線でも粘るが8着。
大外スタートだったが、すぐに前を取りに内を狙ったのでそれほどロスは無さそう。
ヘデントール(戸崎)
評価:C
脚質:追込
2連勝中。レース間隔も良い感じ。
スタートがあまり良くなく、いや酷い。
さらにルメール→戸崎の乗り替わり。
3勝クラスを楽勝勝ちしたことは高評価だが、近2層は少頭数での差し切り。
青葉賞では騎手の違いと17頭立てで届かず8着なので、あまり期待はできない。
日本海S(3勝クラス)
スタートで少しヨレる。中団からのレース運び。
コーナーで位置を上げ、直線に向くと楽々差し切って1着。
町田特別(2勝クラス)
アオる形で後方からのスタート。
向こう正面で一気に押し上げて2番手追走。
直線では残り200mから一気に足を伸ばして1着。
アドマイヤテラ(武豊)
評価:A
脚質:先行、差し
武豊に乗り替わり。おそらく前走に引き続き前目でのレースとなりそう。
スローペースの展開になれば十分あり得る。
茶臼山高原特別(2勝クラス) 1着
前から4頭目でレースを進める。
直線で前が空くと一気に抜け出し、 最後は余裕で1着。
1000m62秒のスローペースだったので展開が向いたが、かなりの余裕を見せたことも事実。
阿寒湖特別(2勝クラス) 2着
出遅れて後方からのスタート。向こう正面で位置を若干上げる。
直線では進路を失うも、前が少し空くと一気に上がって2着。
出遅れと直線での位置を考えると評価できる。
2600mを走ったことも生きるか。
アレグロブリランテ(横山和)
評価:C
脚質:先行
皐月賞は度外視、しかし前走はお世辞にも評価は出来ない。
距離が伸びてもいい方向に転ぶとは言い難い。厳しそう。
ラジオNIKKEI賞 11着
中団でレースを進める。
3コーナーで鞍上の腕が動き始め、直線に向くとそのまま伸びずに11着。
皐月賞 15着
好スタートから前目でレースを進める。
直線では伸びずに15着。
1000m57.5のハイペースで、ジャンタルマンタル以外の先行馬は皆沈んでいったため度外視。
一覧
S
アーバンシック
A
ダノンデサイル コスモキュランダ エコロヴァルツ
メイショウタバル アドマイヤテラ
B+
ウエストナウ
印
◎アーバンシック
○ ダノンデサイル
○コスモキュランダ
○エコロヴァルツ
▲メイショウタバル
▲アドマイヤテラ
穴 ウエストナウ
買い目
現地で考えます。
競馬はルメールを買えw