日本ダービー2024


レース概要

東京 芝 左 2400m(直線525.9m)
3歳オープン
コースレコード 2:20:6(2018年 アーモンドアイ)
牡馬クラシック2戦目。
2000mの皐月賞から400m伸び、直線が300mと短い中山とは対照的な520mの直線が構えるコース。
1枠が圧倒的に有利で、その他の勝率はあまり変わらない。
直近10年の外枠の成績では2018年ワグネリアン(8枠17番)の1頭のみなので基本的には内が有利という認識で良さそう。
脚質は先行馬の成績が良いものの、過去のデータから皐月賞の上がり3ハロンのタイムが最速だった馬(レガレイラ、エコロヴァルツ)は好成績と言われているため、末脚がこのコースでの大きな武器になることは間違いない。

今年のダービーはレガレイラが牝馬でのダービー制覇を狙ったいたり、皐月賞が超高速馬場でコースレコードが出ていたりとかなりレベルの高いレースが期待できる。

出走馬評価

A~Eの5段階評価

サンライズアース(池添)

評価:C
脚質:追込
レオデオロ産駒最終兵器。
皐月賞では最後方からレースを進めるも、4コーナーで内のレガレイラにタックルされて不利を受ける。パワー系お嬢様で草。
その後の直線はやる気を失くしたのか12着。まぁこれは仕方ない。
すみれSでは最後方から、向こう正面でスーッと先頭まで上がってくると、直線でも勢いが落ちることなく一着。
長く良い脚を使える馬だが、一気の脚は持ち合わせていないので早めの仕掛けが必要となりそう。あとは超ハイペースなら?
未知数な馬。

レガレイラ(ルメール)

評価:A
脚質:追込
皐月賞では最後方からのレースを選択。
コーナーでサンライズアースを弾いて強引に大外に出し、凄い脚で上がってくるも短い直線では届かず6着。
ホープフルSでも最後方から。
直線で外に出すと一気に抜き去って1着。
勝てる要素は揃った気がする。
東京の長い直線を一番生かせるのは多分コイツで、鞍上もルメール。
直線でのミラノとの追い比べにはなりそうだが、上記の通り直線ではこっちの方が有利な感じもする。
馬群によっぽど飲まれない限りは。

ジューンテイク(岩田望)

評価:C
脚質:先行
前走京都新聞杯では最内で先行を選択。直線で内からまさかの末脚で差し切って1着。
2200mで手ごたえもかなり良く、直線での脚に期待はできるものの、出走レースがかなり多く、使いすぎな印象。
先週の桜花賞でも使い過ぎを懸念していたスウィープフィートが飛んだり、あまり良い印象がない。
馬の実力だけでいえば良い気もするが、少し心配な要素が残る馬。

ビザンチンドリーム(西村淳)

評価:D
脚質:追込(?)
枠外出遅れ芸人。
前走皐月賞ではスタートでかなり出遅れ、最後方からのレースとなった。
コーナーで大外を回し、直線に向くと、内から弾き飛ばされたサンライズアースに進路を塞がれそのまま伸びずに13着。
きさらぎ賞でもコーナーまでは皐月賞と同じ。
直線で外からギリギリ差し切って1着。なんで勝てるねん。
末脚には輝くものがあるものの、さすがにゲート難が過ぎる。
出遅れなかったらワンチ掲示板ある気もするものの、ゲート難が過ぎる。
うーん。

ダノンデサイル(横山典)

評価:B?
脚質:先行(追込)
前走京成杯では先行策。
直線で中々伸びないかと思いきや、残り100mで一気に脚を伸ばして1着。
京都2歳Sでは出遅れの影響で最後方から。
直線で外に出そうとするも前が塞がれ進路変更。
前が空くと一気に脚を伸ばし、接戦の4着。
少しズブいというか、エンジンが掛かってしまえば一気に速度を上げるタイプの馬。
前が詰まったりしなければ距離延長のメリットを存分に活かせそう。
高評価です。

コスモキュランダ(Mデムーロ)

評価:A
脚質:差し
皐月賞では中団でレースを進め、コーナーで外に出して進路を確保すると直線でジャスティンミラノとの末脚勝負。
惜しくも届かずクビ差の2着となる。
1着には届かなかったものの、ジャンタルマンタルを差し切るほどには強く、上がりタイムだけで言えばジャスティンミラノを0.5秒上回るほどの剛脚と、かなりの実力が覗える。
弥生賞では出遅れのスタートとなり、後方からの競馬となるも、向こう正面3コーナー手前あたりでスーっと2番手に上がっていき、直線でそのまま突き放して1着。こんな走り出来るならなにしても勝てるで。
こいつが一番強いと思います。

ミスタージーティー(藤岡佑)

評価:E
脚質:先行
前走皐月賞では先団の内目に付き、いい調子でレースを進めるも直線ではまるで伸びずに10着。ハイペースに追いつけなった印象。
ちゃんとレースできた中では一番酷かったかも?
若葉Sではほぼ同じレース運び、直線で競り勝って1着。
オープン戦でもそれほど強い勝ち方ではなくあまり期待できない。
主にスタミナ面で実力不足な印象。

アーバンシック(横山武)

評価:B
脚質:差し
前走皐月賞では少し出遅れると後方馬群でレースを進める。
直線で外に出して前に出るも、前目にいた3頭が圧倒的で続くように4着。
京成杯でも少し出遅れ、後方からの競馬となった。
直線でダノンデサイルをマークする形で一気に脚を伸ばすも、距離は縮まらずに2着。上がりタイムは1番であった。
スタートがかなりの弱点であり、強烈な末脚が武器といった馬。
2000mでは好成績を残しており、皐月賞の直線では少しズブい印象もあったことから、東京2400では更に活躍を見込める。

ダノンエアズロック(モレイラ)

評価:E
脚質:先行
弥生賞では先行集団の前目でレースを進める。
直線では前が空くも、伸びずに7着。
前走のプリンシパルSでは中団の外目でレースを進める。
直線で外目から一気に上がるとそのまま1着。
スローペースなら良い脚を見せてくれるが、そうでないとそのまま馬群に沈んでいきそうな走り。
これといった武器が無さそうで買えなさそう。

サンライズジパング(菅原)

評価:D
脚質:先行(差し)
前走皐月賞では先行集団に付き、直線で粘るもやはり高速馬場、後方勢の脚には敵わずに9着。
若駒Sでは直線で最後方から一気に抜き去って最後は流していた。
しかしタイムとしてはそれほどと言った感じ。
ホープフルSでは先行策を取り、直線でもよく伸びたが3着。
皐月賞の3着以内に前目の有力馬が2頭残っていたので、この馬の勝ち目はかなり薄そう。

シュガークン(武豊)

評価:C
脚質:先行
三連勝中。
前走青葉賞では逃げの2頭がいる中での先行策。先頭こそハイペースだったが、本隊は平均ペースだった。
直線で馬場の真ん中から先頭に立つと、接戦で1着。
1勝クラスではハナに立ち、スローペースで粘りきって1着。
連勝こそしているが、勝ち方は結構ギリギリ。
さらに今回の有力馬が似た位置にいるので、そこに勝てるかがかなりの課題。結構厳しそう。
また、前走青葉賞の馬は1着になれないジンクスもある。

シックスペンス(川田)

評価:B
脚質:先行
三連勝中。
前走スプリングSでは前から3頭目の位置に付き、コーナーで差を詰めるとそのまま他馬を突き放して1着。
かなりのスローペースで展開は向いたが、人気に答えた結果となった。
1勝クラスのひいらぎ賞でも、ペースこそ違えど似た勝ち方をしていた。
スタートがスムーズで、楽に前につける馬という印象。
正直前走のレベルが高かったとは言えないが、勝ち方は強く、かなりの差をつけていたので期待できるかも。

シンエンペラー(坂井)

評価:C?
脚質:先行
前走皐月賞では先行集団でレースを進め、コーナーで外を回すも直線で思うように伸びず5着。ハイペースでスタミナが切れたか、坂が影響した印象。
弥生賞でも先行策。直線で足を伸ばすも前を行くコスモキュランダに届かず2着。
距離が伸びれば、という馬の走りでも無く、同じ脚質に皐月賞馬が居ることなど、少し厳しい要素が多い。
上記の2レースの両方で同じ上がりタイムを出してはいるものの、皐月賞ではあまり良い印象は無いため今回は外すかも。

ゴンバデカーブース(松山)

評価:B
脚質:差し
前走NHKマイルでは中団に付け、直線で前が完全に空いていい脚を伸ばすも追いつけず4着。
上がりタイムだけで言えば勝ち馬のジャンタルマンタルと同じタイムなので、1600mが忙しかったとも取れる。
サウジRCでは最後方から。直線で一気に脚を伸ばし、最後は流して1着。
ホープフルが取消だったことでNHKまで半年期間が空いたため、4着は復帰戦としてはまずまずの結果とも取れる。
1600mではまだまだ距離が足りないといったような馬だが、長い直線での脚だけで周りとの勝負にはなりそうな気もする。
皐月賞や2000mを走っていないので2400mは未知数としか言えないが。

ジャスティンミラノ(戸崎)

評価:A
脚質:先行
三連勝中。
皐月賞では先行集団でレースを進め、逃げ馬がいる中とは言え1000m57.5の高速馬場の中、先に抜け出したジャンタルマンタルを差し切って1着。
共同通信杯でも先行策。直線で先頭に立つと、他馬を寄せ付けず1着。
NHKマイルC覇者のジャンタルマンタルに二連勝、さらに前述の通り皐月賞ではハイペースにも関わらず先行馬とは思えない脚で伸びてきた。
特に残り200mでの末脚は凄かった。
順当にいけばこいつが勝つよなぁ。

メイショウタバル(浜中)

評価:D
脚質:大逃げ
前走皐月賞では大逃げ、57.5の超ハイペースで逃げるも、直線ではすぐに馬群に飲みこまれてそのまま17着。
毎日杯ではおおよそ平均ペースで逃げ、直線では他馬を突き放して1着。
強かった。
皐月賞では掛かっていて自分のペースを見失ったが、平均ペースで逃げればそれなりに直線でも粘れそう。
しかし東京の直線はクソ長いので余程のリードを取らなければ厳しそう。
大外引いたのはかなりしんどそうな印象

ショウナンラプンタ(鮫島駿)

評価:D
脚質:差し
前走青葉賞では中団に付けながら外を回し、直線で一気に追い込むもギリギリ届かず2着。
ゆきやなぎ賞(1勝)では後方からの競馬を選択。
直線で横一列になると1頭抜け出して1着。
1勝クラスですらそれほどという結果で、ゆっくりとしたレースを経験してきたイメージ。
青葉賞もスローペースで足を溜めた結果のタイムで、あまり良い結果を残せるようには見えない。

エコロヴァルツ(岩田康)

評価:D
脚質:追込
前走皐月賞ではスタートから下げ、最後方からの運びとなった。
直線で伸ばすも間に合わず7着。上がりタイムはレガレイラとの同率1位。
あの超高速馬場で上がり33.9を出せるのはかなり強いものの、競っていた訳でもなく、シンプルに仕掛けが遅れたような印象。まぁ仕方ない。
共同通信杯では先行。序盤に掛かったりと内容はあまり良くなかった。
皐月賞でも上がりタイムこそ1位だったが、余力があるようには見えず厳しめという判断。

一覧

A
レガレイラ コスモキュランダ ジャスティンミラノ
B
ダノンデサイル アーバンシック シックスペンス ゴンバデカーブース
C
サンライズアース ジューンテイク シュガークン シンエンペラー

予想

◎2レガレイラ
◎6コスモキュランダ
○8アーバンシック
○12シックスペンス
○14ゴンバデカーブース
○15ジャスティンミラノ
▲1サンライズアース
▲11シュガークン
△3ジューンテイク
△13シンエンペラー
穴5ダノンデサイル

買い目

(考え中)

単勝
6
1点×5000円

複勝
5
1点×1000円

枠連
軸:1
相手:3,4,6,7
4点×1000円

予想打ったものの買わない馬多そうや

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