秋華賞2024
概要
京都 右 芝2000m(直線328m)
牝馬限定 3歳オープン
コースレコード 1:56:8(2011年 アドマイヤコスモス)
牝馬三冠最終戦。
コースの特徴はやはり3コーナーでの急勾配。
ただの上り坂だけではなく下り坂も用意されている贅沢コースである。
ただそれ以外は平坦な普通のコースとなっている。
得意騎手では、秋華賞を得意とするのはチェルヴィニア騎乗のルメールだが、この京都2000mを得意とするのは戸崎とここでも二強が競る形となった。
あと6枠が弱いらしい。
出走馬評価
S,A,B,Cの4段階評価(例外有)
ホーエリート
評価:B
脚質:差し
前走:紫苑S 6着
前走では中団に付けてレースを進める。
直線で外を回して進路を確保するも、思ったように伸びずに6着。
坂が少し影響したか、最後こそ伸びるも加速しきれなかった印象。
ただ単に実力不足という評価。
ミアネーロ
評価:A
脚質:差し
前走:紫苑S 2着
前走では中団に付けてレースを進める。
直線に向き、鞭が入ると坂にも関わらず進路を見つけた途端に急加速。
オークスでは出遅れに続き距離も苦しかったか、14着と大敗。
2000mならば十分に脚も生かせるだろうし、勝ち負けにも絡んでくることは間違いなさそう。
ドゥラメンテの血にも期待。
クイーンズウォーク
評価:S
脚質:差し
前走:ローズS 1着
前走は中団でレースを進め、直線で一気に脚を伸ばすとそのまま差し切って1着。
大逃げの馬がいての平均ペースで、全体はスローペースであった。
直線から全体の順位はほぼ変わらずの前残りの中、この馬とレガレイラのみが最後に上がってきた結果となった。
ローズSのメンバーの中では段違いの実力を持っており、1着以上に価値のあるものを見せつけた。
オークスでは直線で先頭に立つも粘り切れずに4着。
2000mであれば1着すらもあり得る実力。
タガノエルピーダ
評価:B
脚質:先行
前走:ローズS 4着
前走では先団に付けてレースを進める。
直線では思うように脚が伸びず4着。
前残りの結果となったローズS、平均的な実力といったところ。
チェルヴィニア
評価:A
脚質:差し
前走:オークス 1着
オークスでは逃げの2頭以外は固まった馬群となった。
地力勝負となった直線で外に出すと一気に伸び、最後はステレンボッシュとの一騎打ちの形となるが、そこを制しての1着。価値あるものとした。
桜花賞ではまずまずのスタートから。
あげてあげてで外を回しながら前の位置を取るも、直線では思うように伸びず、さらに進路まで塞がれてしまい13着と大敗。
ポジションについては内枠ではあるし、それほど困ることもなさそう。
今回の短い直線で上手く差し切れるか、そこに全てが掛かっているだろう。
ラビットアイ
評価:C
脚質:先行
前走:ローズS 15着
前残り展開で前目に付けていたが、直線で沈んでいき15着。
6ヵ月ぶりのレースではあったものの、2000m走るにはかなり厳しそう。
チルカーノ
評価:B+
脚質:差し
前走:久手川特別(2勝)
前走は平均ペース、先団からは離れた後方での競馬となった。
直線で早めに先頭に立つと、そこから粘り強い脚で1着。
少し馬体が華奢にも映るが、長くいい脚を使えるのは高評価。
しかし下り坂と短い直線で思うようにレース運びを出来るかは不安。
コガネノソラ
評価:B(A?)
脚質:先行
前走:クイーンS
中団でレースを進め、直線で一気に足を伸ばすと先頭に立つとボンドガールから逃げ切る形で1位入線。
正直斤量51kgなので何とも言えないが、同斤量のボンドガールを破ったのも事実。
1800mだけ見れば4連勝だが…
かなり評価しづらい。
オークスは恐らく長かったが、今回の距離はまあ悪くなさそうな雰囲気もある。
アドマイヤベル
評価:B☆
脚質:先行
前走:オークス 9着
スタートで若干よろめくも、位置は上手く取って馬群の中程に付ける。
直線では減速こそしないものの伸びず、9着。
フローラSでは先団に付け、直線では若干のズブさをみせるもエンジンが掛かると一気に伸びて1着。
クリスマスパレードなどをも破っているので、距離適性、実力ともに揃っているとすら思える。
ただオークス9着から直行なことは少し不安。
ボンドガール
評価:A?
脚質:追込
前走:紫苑S 3着
前走では後方位置でレースを進める。
直線に向いても内の方で進路が確保できず、ミアネーロがこじ開けたところを追走する形で外に出る。結果3着。
これまでの成績は直線での不利を受けなければすべて馬券内とかなり良いが、一着となると取り切れない印象。
抜群の末脚は持っているため、外に出せば一気に抜け出せそうだが。
今まで通り行くなら、ギリ馬券内に入るかというところ、善戦ウーマン。
ランスオブクイーン
評価:A
脚質:先行
前走:夕月特別(2勝) 3着
前走は先団に付け、コーナーでかなり外を回して直線に向くが、あと一歩届かず3着。
オークスでは馬群の前目に付け、直線でも粘り強い脚を見せて5着。
前目で残ったのはこの馬とクイーンズウォークなので強いことには間違いない。
2勝クラスで負けたことは少し想定外だが、コーナーの不利と考えればまぁギリ大丈夫なライン。
乗り替わりなどの不安要素が多く、正直手放しで馬券が買える状態ではないかもしれない。
ラヴァンダ
評価:B☆
脚質:先行
前走:ローズS 7着
前走出遅れからのスタート。
先団に付けて前残りの展開となるも、最後は脚を伸ばせず7着。
道中の位置がそのまま着順に影響したレースで、不利と共に序盤のポジション取りにもたついた結果7着なのでもう少し上位は取れた気もした。
今回の穴枠で少し期待。
クリスマスパレード
評価:B
脚質:先行
前走:紫苑S 1着
前走では二番手で順調にレースを進める。
直線で先頭に立つと1000m58.8のややハイペースにも関わらず、かなりいい脚を使ってレコード勝ち。
あの位置で走って上がり33.9と抜群ではあるものの、2,3着が異常なだけで前目が残った結果になった。
そしてこれが今までの最高タイムであるがために、スローペースであったときに直線でこのレベルの粘りを見せられるかが不安でもある。
差し馬にコロッとやられそう。
ステレンボッシュ
評価:S
脚質:差し
前走:オークス 2着
馬群の中団に付けてレースを進める。
直線で2頭抜け出すも、最後に差し切られ、惜しくも2着。
2000mでさらに短い直線となると、この馬が勝ってしまう気すらする。
外枠がかなりの不安要素にはなるが、京都2000mの戸崎を信じていいんでしょうか。強いみたいやけども。
セキトバイースト
評価:C
脚質:逃げ
前走:ローズS 3着
前走では大逃げの策を取り、最後は粘り切れないも3着と好走。
大逃げとは言っても平均ペースと、粘りやすい展開であったことも事実。
G1の舞台でどこまで前で粘れるか、かなり厳しいと予想。
一覧
S
ステレンボッシュ クイーンズウォーク
A
チェルヴィニア ミアネーロ ランスオブクイーン ボンドガール
B(穴)
ラヴァンダ アドマイヤベル
印
◎ステレンボッシュ
◎クイーンズウォーク
○チェルヴィニア
○ミアネーロ
▲ランスオブクイーン
▲ボンドガール
穴 ラヴァンダ
穴 アドマイヤベル
買い目
三連複軸2頭
軸:3,14
相手:2,5,9,10,11,12
6点
馬連
3-14
1点
ワイド
軸:14
相手:9,11
2点
戸崎、信じていいんだよな…?