税理士になるまで#7自己採点
はじめに
この記事は、大学3年生の夏に書いている。
初の税理士試験を終えた1週間後の水曜日だ。
今回は、予備校4社での自己採点の結果とちょっとした感想を残したいと思う。
自己採点
簿記論について
まずは簿記論から。
【大原】
14+16+27=57点(ボーダー52点、確実ライン61点)
【TAC】
14+15+29=58点(ボーダー52点~、確実ライン65点)
【LEC】
14+18+28=60点(ボーダー51~55点)
【ネットスクール】
14+18+28=60点(ボーダー60点)
簿記論はすべての予備校でボーダーライン以上となった。
第3問のしょうもないミスに気づいたときはショックを受けたが、第1問で思ったよりも得点できたことが救いとなった。
会計科目はボーダーラインに乗れば、概ね合格するらしい。
しかし、本試験では焦りもある。
電卓の集計ミスや解答欄のズレ等、無意識にやらかしている恐れもある。
今回の簿記論ではそれほど緊張しなかったから、メモ書き通りの結果を答案用紙に反映している事を祈るしかない。
財務諸表論について
次に財務諸表論。
【大原】
10+6+31=47点(ボーダー49点、確実57点)
【TAC】
11+4+33=48点(ボーダー46点~、確実55点)
【LEC】
10+6+33=49点(ボーダー49~52点)
【ネットスクール】
11+4+34=49点(ボーダー52点)
財表については、理論に論述問題がある。
記号問題については配点が定められているものの、論述については採点箇所が明示されていない予備校があった。
そのような予備校では、論述に配点が定められている予備校での採点を基準として、正答している場合には1点の部分点をつけることにした。
財表の計算は全く手ごたえを感じなかったが、意外と取れていた。
各校のボーダーラインの概ね△3~+2点といったところだろうか。
しかし、計算も理論も、相当緊張しながら回答していたことを今でも覚えている。
すでに気づいた集計ミスや論述ミスだけでも4か所あるので、残りの回答箇所で自己採点通りの結果になることは、考えづらい。
電卓の集計ミスのみならず、勘定科目や理論の誤字脱字、解答欄のズレが生じている可能性は十分にあり得る。
従って、財表については不合格でも「そりゃそうだよな」となるし、合格だった場合は「運がよかった」となるだろう。
周りの出来が思ったより悪かった、奇跡的に残りの部分が完璧だった、あるいは合格率が予想より高かったといった事がない限り、今年の合格は厳しいと言える。
おわりに
試験後は財務諸表論のおかげで、数日動悸を起こしていたが、今はだんだん落ち着いてきた。
仮に財表が不合格であったとしても、来年2科目受験する覚悟はできている。
簿記論は計算100%で、苦手意識もあるため、自己採点通りの結果になってくれることを祈る。
試験の結果をいくら考えても、自分の結果が良くなることはないので、8月一杯は休み、それから来年のことを考え始めようと思う。