
通販開始しています
しようしようと思っていてようやく辿り着けた!
というわけで、2024年12月1日発売の伊藤なむあひ関連の本たちの通販のまとめです!
『ainoko』(小説:伊藤なむあひ、短歌:野村日魚子、絵:えも)

●百匹ブックスさんから出版された、人魚をテーマとした共作です。2024年12月15日現在、初版分の特別おまけとしてえもさんの描いたぱらぱら漫画が付いてくるのと、通常おまけとして『ainoko』ができるまでの、のむ×なむ対談のペーパーが付いています。そしてなんとスリーブケースに入ってるの!
●最初に僕が人魚テーマの小説を書いて、そらを受けて野村さんが短歌の連作を読んでくれて、さらにそれを受けて僕がもうひとつの小説を書いたり直したりして、最終的に短編小説ふたつと連作短歌ふたつ、それにえもさんの絵が加わり、百匹ブックスのクリタさんによる組版でとても素敵な仕上がりになっています。
百匹ブックスさんの公式通販はこちら(犬と街灯さんの通販ページ)
『文芸ムックあたらよ 第二号 特集:青』

●EYEDEARさんから出版された商業流通の文芸誌、あたらよの第二号です。僕は、第二回あたらよ文学賞で優秀賞をいただき、夜がテーマの短編小説「鯖を読む」を掲載してもらいました。画像を見てもわかるように豪華な執筆陣と、あたらよ文学賞のめちゃくちゃボリュームのある最終選考の座談会が魅力の一冊です。
●「鯖を読む」は、テーマである『青』が発表されたときに、「これ絶対青春とか痛い青みたいなやつで被りまくるだろうからそこは避けよう」と決めて、何なら被らないかなと考えたときになぜか魚編に青のやつを閃き、鯖…鯖を読む…鯖を読む小説…?そうか、"読める鯖"だ!と連想してできた小説です。なんで?気になったらぜひ読んでみてね。
『input selector ISSUE:Early2025』

●文学フリマで出会ってもう10年ほどになる、添嶋譲さんが主催する文芸コンピレーション(響きがかっこよすぎる)です。こんなに経ってもまだ覚えてて声を掛けてくれるだけでもありがたいのに、他のメンバー見て「これは"あの頃"の文学フリマの同窓会みたいなメンツだ!」と興奮する顔ぶれでした。嬉しいな。
●僕は「ルミミのおはなし小や」という短編を寄稿してるんだけど、上の理由から「"あの頃"のなむあひテイストの強い小説を書こう…!」と決めて書いたものです。分かる人には分かる小ネタも入れつつ、今とは少し違う雰囲気に仕上がったかと思います。
おまけ
『Lil(W)AVE 第二集:再会 / reunion』

●2024年6月27日にmusitさんから発売した、音楽がテーマのzine。テーマは再会で、僕は「ミルルの生き地獄」という、タイトルは縁起が悪そうだけど(たぶん)愛の話を書いています。小説だけでなくエッセイもあり、また音楽が全体のキーワードになっているから幅広い人が楽しめそうな本です。
以上です!
ひさしぶりにこんなにnoteの記事をたくさん書いたね。
ちょっとでも気になった本があったらぜひポチってみてね。ではまたそのうち!
伊藤なむあひ