宣戦布告! ただし管理会社フロント経由でw
<覚えておいてほしい登場人物>
K氏…私のマンションの旧住人で区分所有者。居住中はマンションのガーディアン(守護者)気取り。実際はすぐ怒鳴る・キレる・自分以外の区分所有者は自分より下の立場と思っている、モラハラ気質でダメな昭和型ジジイ。
I氏…2016年度のマンション管理組合理事会の理事長。変節漢。
<覚えておかなくていいけど出てきた/出てくる登場人物>
T氏…K氏と因縁の仲で、給水・給湯管更新工事をめぐり訴訟を起こし、敗ける。もうほぼ出てきません。
M氏、N氏…2016年度、I氏とともに管理組合理事会の理事を務めるメンバー。どちらもこの時点で在住5年以内のニューカマー。
S氏、O氏…K氏によって指名された、わたしと同じ大規模改修委員のメンバー。工事完了までわたしとともに役を全うしてくれた、冷静で辛抱強くて、勇気のある区分所有者かつ居住者の方々。
*
スマホ画面には管理会社のフロントの名前。
なんだろう? と無邪気に電話に出ました。
フロントは思いのほか淀みなく話を切り出したと思います。
「大規模修繕委員長なんですけど、真行さん(本名は違うよ)に務まりますか? お仕事もされているし、結構忙しい役ですので云々…」
脳内でパチンと音がして、スイッチが入りました。
誰がこれを言わせているのか、わたしには即座にわかりました。
こんなことをフロントを通じて言わせている奴に、猛烈に腹が立ちました。
もしフロントがわたしの面前でこれを言っていたなら、たぶん蹴り倒していたと思います(もっともこのフロントはとても太っていたので、たぶんわたしにはムリなんだけど(笑))。
「おめえ、誰に向かってものを言(ゆ)うとるんじゃ!!!!?????」
わたしはブチキレると完全に岡山弁になります(岡山出身なので)。
「誰がおめえにこれを言(ゆ)わせよおるかも、よおわかっとるで。そいつにゆうとけ、ええ加減にせえ、ゆうて。あたしゃ、ぜってー降りんけえなあ!!」
(訳:誰があなたにこれを言わせているのか、よくわかっていますよ。その人に言っておいてください。いい加減にしてください、と。わたしはぜったいに降りませんから)
……訳、いらないですね(笑)
K氏が誰を役に就けたかったかはよくわかっています。
今回の投稿の上部に付けた<覚えておかなくていいけど出てきた/出てくる登場人物>リストのM氏です。
M氏も転居してきてそれほど間がないニューフェースでしたが、同世代(?)と思われるK氏とは、親しく行き来をしていました。
わたしはM氏は、K氏に委員長になるよう、私的に依頼されていたのではないかと推察しています。
ただM氏は体が弱く、前回の修繕委員会の会合でも委員長には絶対就こうとしませんでした。
*
もし受話器を手にしていたら、わたしはガツンと大きな音を立てるようにして電話を切っていたことでしょう。そのくらいカンカンでした。
これは間違いなく、宣戦布告でした。
日和見のフロントがK氏にどういう言い方をするかはわかりませんが、私が修繕委員長を降りないと啖呵を切ったことは、恐らくすぐにK氏に伝わったと思います。
やり場のない憤りを、どうやって収めたのかはもう記憶にありません。
嫌になるほど穏やかな天気の中、不穏な週末が過ぎていきました。
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