なんだかどんどん、深みにはまる感じ。
このところ、ものごとがとてもややこしくなってきました。
書いている私も混乱して、なんども資料を行ったり来たりする始末。
なのでしばらく、記録にある日付を頼りに、時系列でお話ししようと思います。
2017年7月13日
6月1日付(ファクスで送ったのは5月31日夜)で募集をかけたマンション大規模修繕コンサルタント募集ですが、6月30日の締め切り日までに、声をかけた5社すべてから応募書類の提出がありました。
この日、理事長カワベさんと、副理事長コヤマさん、修繕委員長のわたし、同委員のキヨタさんSさんOさんが集まり、応募書類を開封しました。
提出してもらった応募書類の内容はこんな感じ。
・会社案内及び業務経歴書
(一級建築士か建築設備士または一級建築施工管理技士の資格は必須)
・担当者の経歴及び業務経歴書
(3年以内のマンション大規模修繕の件数等も含む)
・見積書
・提案書または参考資料
応募期間であった2017年6月中にマンションの内覧日を設けました。
その期間中にマンションの現地調査に来てくれた会社もあれば、私たちが提供した図面だけで判断してマンションを見に来なかった会社もあります。
見積もり価格には結構バラつきがあり、最高値と最安値では倍くらいの開きがありました。
この開封作業、本来なら中立のスタンスである監事(I氏)が同席すべきで、マン管ネットのサトウさんにもそのようにアドバイスを受けました。しかしI氏は同席を強硬に拒否しました。
2017年7月16日
マン管ネットのサトウさんとともに、開封したコンサルタントの書類を確認しました。その結果、応募してくれた5社すべてを合格とし、面接にすすんでもらうことにしました。
2017年7月19日
この日、監事I氏の呼びかけで、修繕委員会のメンバーは参加しない緊急理事会が招集されて、8月6日に臨時総会を開催することが正式に決まりました。
この緊急理事会議事報告には、以下のように記載があります(やや意味不明の日本語ですが、原文ママ)。
「大規模修繕工事の進捗状況報告とコンサルタント選考に関する決議の件の提案について、これまでの経緯を説明し、コンサルタント導入について、提案することになりました」
2017年7月21日
緊急理事会から2日後、第1回「臨時総会」開催のご案内 が配布されました。このときの議案の中に、<臨時総会開催の経緯>という一文があります。
その内容が経緯説明代わりとしてわかりやすいので抜粋します。
<<<以下臨時総会の案内ならびに議案書から抜粋>>>>
※ただし、註や太字は筆者が追加
「大規模修繕に関し、コンサルタント(以下コンサル)の導入を2017年4月23日の総会で議決し、コンサル導入に向けて、平成29年6月1日に募集要項を作成し、5社に対して別紙の募集案内を送付し、応募を呼びかけるコンサルタントの選定準備を進めてまいりました。また、7月23日に5社からのヒアリング(聴聞)を実施し、最終1社のコンサル候補を絞る作業を進行させています。
しかしながら、4月23日の総会では、コンサル導入についてのご承認はいただきましたが、NPOサポート(註:マンション管理ネットワークのこと)導入については説明がなく、総会での承認もいただいておりません。
また、6月4日の理事会前に、既に応募を呼びかけるコンサルタントの応募書類の選定準備を進めている(※)手順の不備など、理事会から指摘しました。
そこで、これまでの経緯を、紺臨時総会で改めて、区分所有者の皆様に説明をさせていただき、皆様のご意見を確認させていただいた上で、今後NPOとともにコンサル選定業務を進めることについてご審議をよろしくお願いしたいと思います。
(※)筆者註:6月1日に<理事長には立ち会ってもらったが>、理事会全体(監事I氏)の断りなくコンサルタント応募書類を5つの組織に送ったこと)を指すと思われる。
【コンサルタント選定におけるNPO<註:マン管ネットのこと>のサポート業務の具体的内容】としては以下の内容となります。
1)コンサルタントの募集方法の検討(募集方向作成のための見積もり個所の選定等)
2)募集要項の作成
3)募集要項の配布
4)書類審査の選考基準作成
5)候補コンサルタントからの棟内内覧申し込み事務局業務
6)コンサル選定開始~大規模修繕開始までの(仮)進捗表の作成
7)その他コンサルタント決定のために必要な助言等 補助業務
<<<以上、臨時総会の案内ならびに議案書から抜粋>>>
おわかりの方もおいでと思いますが、この臨時総会の案内に書かれているNマン管ネットのサポート業務はこの時点で5)までが完了しています。
また、この開催案内は配布時点では未来(翌々日である7月23日にコンサル候補を招聘してヒアリング(聴聞)すること)のこともひっくるめて臨時総会時点で事実を整理し、審議するということになっています。
振り返ってみると破れかぶれだし、コンサル導入をよく思っていない場合、これは糾弾したくなる。その気持ちも今ならわかる気がします。
ただ、30戸以下という小さなマンションは、ほとんどすべてが知った顔です。どこかで整理して説明すれば、全員とはいかなくても多くは理解を示してくれるのではないか、そう考えていました。
さて、お次は7月23日のコンサル選定のための面接が待っています。
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