見出し画像

給水・給湯管工事完了。見た目が残念すぎる件と、

2014年2月。給水・給湯管更新工事が完了しました。
私の部屋の工事は区分の中でも終わりの方でしたが、かえってそれは幸運でした。なぜなら…。

“モデルルーム”まで用意して推進した給水・給湯管更新工事でしたが、工事の「出来」は首を傾げることが多いものでした。
うちの工事がまだで、すでに自宅の工事が終わっていたある部屋の奥さんが、「うちの改修、見る?」と私を部屋に入れてくれたことがあります。
見せてくださったのは洗面所でした。奥に浴室。手前に洗面台と洗濯機が置けるスペースがあります。
「ここなんだけどね…」
と奥さんがみせてくれたのは、洗濯機につながる蛇口の水道管でした。

この工事では床下の給水・給湯管を放棄するため、専有部の床下をめくる必要はありませんでしたが、代わりに水道管が室内を這うことになりました。
もちろん剥き出しではなく、最終的には壁に合わせた仕上げが施されましたが、それまでになかったヘンテコなでっぱりができたことは否めません。

画像2

室内を走る給水管の写真:わかります? 左上に写っているエアコンの右から右上の梁の下にかけて伸びる Γ の部分と、Γ よりさらに段差のある梁下の L 部分の内側に、新しい給水・給湯管が走っているというわけ

私の部屋が運がよかったというのは、写真のような壁面のでっぱりがほぼ最小限ですんだためです。恐らく工事を重ねるたびに、職人さんが壁の内側に収める方法を会得したのではないでしょうか。
壁面のでっぱりは最小限ですみましたが、壁にあちこち「点検口」という名の穴があけられました。

画像1

点検口写真:この近さで点検口だらけなんです。

部屋を見せてくれた奥さんの洗面所は酷いものでした。
洗濯機につなぐ水道の蛇口から伸びる水道管は、壁から飛び出すと蛇口に接続するまでに、L字パーツでくねくねと何度も曲がっていました。工事後は、洗濯機への給水にかなり時間がかかるようになった、と奥さんは話してくれました。

画像3

私の部屋の洗濯機用蛇口は、幸いにもまっすぐですみましたが、もともと蛇口はちゃんと壁から出ていましたよ。こんなでっぱりはなくて。

これはかなり後になって聞いた話です。
先述の方とは別に親しくなった区分所有者の女性から、どうやらK氏が自室を“モデルルーム”として先行改修したあと、部屋の壁紙をかなりの範囲で交換させていたらしい、ということです。
事実この女性は、K氏の奥さんが、「○○さん! うちの部屋、めっちゃきれいになってん!」と嬉しそうに話したことを記憶しています。

但しこの話をまるごと鵜呑みにするのは要注意です。実際にこの目で見ていないので、どのくらいの範囲で壁紙を替えさせたのか、わたしには判断できませんので。

しかしK氏は日ごろから、マンション管理会社のフロントに対しても傲慢な態度を取り続けていました。
2020年の今日の時点で(でなくとも!)、うっかり録音でもされていたら、「このハゲー!!!」で一躍時の人となった豊田元議員と同様、モラハラで訴えられてもおかしくないことが多々ありました。
日常の細かい修繕でも、「○○の値段を負けさせた!」と自慢気に言っていたので、確かに自室をモデルルームにする代わりに“代償”を要求したかも、という話に「やりかねない…」という感じは確かについて回ります。

力で区分所有者らををねじ伏せた…。

そんな印象だけを残して、マンションの給水・給湯管工事は完了しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?