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第2回臨時総会 ~3~ カワベ理事長たち

カワベ理事長は2015年ごろ、ご夫婦でこのマンションに引っ越してきました。いつも奥さまとご一緒です。
カワベ理事長の個人的なこと、奥さま以外のご家族についてや、どんなお仕事をされているのかも含めまったく知りません。

K氏の尋問1
最初に理事長から今までの経緯を説明してください。

カワベ理事長の回答
わたしが理事長になって最初に参加した修繕委員会が2017年5月20日でした。
その時にNPOのサトウさんが同席していて、コンサルタント募集の話をしました。で、(5月)31日に会ったとき、コンサルタントの募集要項の下書きを持ってきてくれました。
「これでよいですか」と聞かれたので(内容を確認し、)了解しました。

6月4日に第1回の理事会と修繕委員会を開催しましたが、その場で募集要項をファクスで5社に送ったという報告はしていません。すると6月4日、監事のI氏が理事会も通さず、臨時総会も開かずNPOを介してコンサル募集をかけたのはだめだと。みんなの承認をえなくてはだめだと指摘しました。

恥ずかしながらそれまで全く(これまでのいきさつを)理解していなかったものですから、この時初めて(そういう手続きを)踏まないといけないと知らされたわけです。
なので真行さんたち修繕委員会の方とも相談して、一旦(コンサル選定は)中止して、臨時総会で皆さんの承認を得たいという話をしました。
しかしコンサル選定の中止についてサトウさんに相談すると、7月23日に面接することを募集要項に明記して送っているので、それをやめると組合の信用にかかわりますよ、ということを言われました。

わたしは慌てて理事会を招集しみなさんに相談したところ、コンサルの面談結果を出す9月より前に、何とか臨時総会を開こうという話になりました。そこで急遽準備し開いたのが、8月6日の臨時総会です。

この時も議案は承認されました。

なので、週明けの8月9日には面接の結果候補に挙がったコンサルタントのヤマダさんに連絡をいれ、「あなたのところに(設計監理コンサルタントを)お願いしたいです」と伝えました。

その後さらにK氏から臨時総会の再開催の依頼があったわけです。


わたし、真行りあの反論1
K氏にしろ、I氏にしろ、常に「後出しじゃんけん」なのが実に剣呑。
こちらがアクションしたことに対してしか、彼らはリアクションしていません。

わたしたちの行動の流れだけを追えば、何も破たんしているところはありません。
前々回の連載で書いた修繕委員候補Sさんについては、理事会の承認前に会議に加わってもらっていたことが問題と指摘されるかもしれません。ただ、私たちはコンサルの面接についても、「興味のある方はぜひご参加ください」というお誘いを事前にロビーに掲示し、一般の区分所有者の方の参加も呼び掛けていました。
Sさんは修繕委員であろうとなかろうと、希望すればコンサル選定の面接に参加することができました。つまりそれ以前の流れについても、秘密はないわけです。
わたしたちは何一つ隠そうという意図は持っていません。おそらく、この先も。


K氏の尋問2
証人を得ていないNPO法人を(修繕委員会に)出席させたことについてはどう思うのですか?

カワベ理事長の回答
(マンションの管理)規約に反しているという認識は持っていませんでした。浅はかだった、何も考えていなかったとしか答えようがないです。

コヤマ副理事長姉妹の回答
カワベ理事長と同じです。規約に違反しているとは考えてなくて、NPO…(不明)…決まったということで、NPO法人からの説明を受けて進行することが当たり前と思っていました。

イド会計理事(イドさん)…意味があまり通じませんがテープ起こしのママ
聴いてて時代が違うのはわかりますが、そういうことがわかって初めて自分が役員になればよろしいけれど、よくここまで役員が当たらなくて結構だったなと思います。

わたし、真行りあの反論2
もう一度整理します。
NPOを無断で入れるのはおかしいとほかならぬK氏からの指摘があったからこそ、8月に臨時総会を開催してNPOの導入について改めて議案化したのです。
結果としてこの時点で区分所有者の了解を得ています。

K氏はI氏をたきつけておきながら、8月の臨時総会の決定を全く尊重していません。曲がりにも臨時総会の採決で決定したことを無効とするのであれば、いったい何をよりどころに理事会など運営するべきなのでしょうか。

K氏が意図的に理事会運営を攪乱し、大規模修繕を阻止しようとしていると取る人がいたとしても、それは仕方ないことだと思いますが?



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