人生って険しい

日本で生きててそう感じることは少ないかもしれない。なぜかって?そう言うことを考えないようにして生きているから。でも実際生きづらい人も多いだろう。毎日同じ仕事をして生きる事に疑問を持ったり。隣の幸せそうな家族を見て妬ましく思ったり、無能な上司が偉そうにしてる事にイライラしたり、金持ちそうな人間を見てイライラしたり、そう思う人間は必ずいる。昔は今よりもそう思う人間は多かっただろう。放火や窃盗、痴漢、ひったくり、喧嘩で道を逸れる人間は多くいたはずだろう。自然淘汰の摂理か、そう言った人間は排除されてきた。そういうことをしないようにと教育されてきた。けど、1人の人間が社会に出た時にそう言った考えが生まれるのは普通なのではないだろうか。父は能天気だったが、母や祖母はよく「他人の足元を見るようなことはするな」と言ってきた。昔はなに言ってるかわからなかったが、今になって犯罪に手を染めるなよ。人間生きてたら道から逸れそうになる事もあるけど、捕まらないように。って事だったのではなかろうか。母は母子家庭で育ったから安定した暮らしなんてない。自分でどうにかしなければ誰も助けてくれないって言う環境で育ったからか結構昔は辛辣なことを言われてきた。今思えば幸せな家庭が妬ましかったんじゃなかろうか。今ならそう思う。

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