保育園時代の私

過去の記憶を思い出してみる....。
小さい頃の記憶ってあまりないけど、名古屋の団地で暮らしてた頃の思い出がわずかにある。

保育園時代....

保育園は5月生まれの子と2月や3月生まれの子とでは成長が大きな差があるような気がする。

私は5月に生まれた。
体も少し大きく、それなりに成長も早かったんだと思う。

保育園の頃の思い出を少しずつ思い出してみる。

指がない子がいた。その子が折り紙を折っている映像がチラつく。
小さいながらに少ない指で折り紙を折っている子に目がいっていた。

バナナが嫌いだった。
半分に切られたバナナを食べて、気持ち悪くなったから、そのトラウマがずっとよぎり、バナナを食べると気持ち悪くなるんだ。

小さいながらに周りに競争心を抱いている自分がいた。
誰よりも目立ちたい、優秀でいたい、優っていたいという気持ちが自然と湧いているような子だった。

保育園でも小さなボスがいた。私はボズではなかったけど、みんなその子の後についていっていた。やっぱり心の中で勝りたいと思っていた。

きっと小さいながらに負けず嫌いであったんだろう。

七夕祭りでは選ばれた子が太鼓をたたく。
運動会では選ばれた子が自分の組みプラカードを持って入場する。
保育園の代表が選手宣誓をする。

私は選ばれる子だった。
選ばれて当たり前だと思っていた。

小さいながらに誰かの上に立っていたいと思っていたんだ。

面白いね。
5歳くらいなのに、しっかりと自己を持ち出し行き始めている。

外での暮らしは、負けず嫌いで出来る子でいたかったし選ばれていたかった、特別でいたかったんだ。