阪神淡路大震災から30年
平成7年 1月17日 午前5時46分
阪神淡路大震災があった日。
あれから30年目です。
私は大阪に住んでいて
14歳でした。
大きく揺れはしましたが、被害はなく
あの日はただただ
学校のテレビで、呆然とみんなでその被害を見ているだけでした。
30年前に、起こった大地震がどれほどの人たちに辛く襲いかかったか、想像を絶します。
日本は地震大国なので、それからも地震の被害にあい長く辛い日を過ごしている人や地域があります。
都度立ち上がって、そこから学ぼうと防ごうとする人や地域の力がどれ程偉大かを、感じ考えさせられます。
30年前に想いを馳せ、哀悼の意を表したいと思います。
あっという間に時は経ちます。
あれから30年なんて私でも信じられませんが、
勝手に1月17日に強い思いがあるのにはもう一つ理由があります。
震災のあった日から14年後、この日に息子が誕生しました。
予定よりも、12日も早く。
かなり大変だったのですが、この日にどうしても生まれたかったんでしょう。
それはそれは急だったんで……
時刻は夕方ですが、5:47と母子手帳には書いてあります。
私は意識朦朧としていたので夕方だったのは覚えていますが時刻は後で見て知りました。
そうですね、1分後ですがほぼ12時間後です。
勝手に思い入れがあるのはこういうことが、関係しています。
だから、私は使命のように息子に
この震災のことを話すんです。
そうやって話すと、心の何処かで意識をしてくれて…半ば擦り込みだと思いますが
それでも、自分と無関係ではないとどこかで思っててくれ!と、また何か使命感のようなもので、毎年話すんです。
16年前のあの日のことと
30年前のあの日のことを
決して忘れてはいけないものが
人にはそれぞれあると思います。
強制ではなくそれが自然と自分事に思えるような
価値観や思慮を深めてほしいと思うから。
そしてそれは全て、自分自身に返ってくると思うから。