〈声優になるために頑張ってる人へ〉と、〈その親御さんへ〉 ~今日の学びnote~
こんにちは。
毎週木曜日は〈今日の学びnote🖊️〉
今回で16回目になる〈学びnote🖊️〉ですが、
これまでのテーマをここで少し振り返ります。
一回目『いい声とは①』
二回目『人前で、緊張せずにしゃべるコツ』
三回目『どこをどう鍛えれば、声に活かされるのか』
四回目『滑舌は、技術』
五回目『“音” 文章を読むときの音に注目』
六回目『Voice解説 朗読を上達させる』
七回目『「大好きな声」「なりたい声」を聴きいて自分に活かす方法』
八回目『いい声とは?②』
九回目『言葉のリズム』
十回目『声を守る=身体を守る ケアの話』
十一回目『声を使った仕事をするには』
十二回目『[発音]に関する知識はあるといい』
十三回目『言葉”の届けかた』
十四回目『“笑い”』
十五回目『声を若々しく保つ方法』
と、この様なテーマでこれまで
書いてきました。
毎回のテーマ決めの方法は、普段のレッスンで学生さんが悩みガチなことや、一般的に「読む、喋る」といった事に役立つのでは?というものを、ピックアップして書いています。
これが、私にとってかなり頭フル回転なルーティンになってまして、正に!〈学びnote🖊️〉なんです。
ただ、書き方や表現の拙さなどで
分かりづらい、読みづらい部分があるんじゃないか?
と毎度自問自答しております。
私が書いているnote記事は、全て自力での作業です。
しっかりプロンプトを立ててAIに、とも思うのですが未だ手出ししていません。
特にポリシーとかそういうのではなく、
便利で信用あるツールはもっと使いこなしたいと思っているので、
今後はその可能性もありますが、
今のところは全て地道なアウトプット&打ち込み作業での記事です。
どうぞ、気になるものから気になる部分だけでも
読んでいってください。
気軽お立ち寄りも大歓迎です♥
それでは、今回のテーマですが、
年末という時期、受験も本格化。
そしてそれぞれの進路も着々と推し進められている時期かと思いますが、
声優志望の人にとって、
今のこの時期は本当に悩ましいと思われます。
私のこのnoteをどのくらいの声優志望の方が、
見てくれているかは分かりませんが
今回は〈声優志望者へ向けて〉のお話を
書いてみたいと思います。
〈声優になりたい人へ〉 〈親御さんへ〉
これから一歩踏み出そうと考えている人へ
学生さん、社会人、まだ声優になるための
何か具体的な場所へ進む前の人。
ネットで「声優 なり方」と入力して迷いの中にいる人たち。
踏ん切りが必要だと思います。
あと一つ、背中を押されるだけの人もいるかもしれません。
そんな人は、ほとんど心を決めていることと思います。
学生さんやご家族への理解を得る前の方々は、
まず、しっかりと話し合いをしましょう。
まず、ここが肝心です。
今や「声優」といえば知られていない職業ではないかもしれませんが
声優になる
と言っても、どうやって“仕事をしていく”のか知らない人もいるでしょう。
自分だけが分かっていればいいわけではなく
身近な方の協力がなくてはならないのです。
必ずしっかりと話し合いを経て、一歩踏み出すべきです。
少し特殊な職業ではあるかもしれませんが
通常の芸能界とほぼ変わらないと考えていいと思います。
それと同時に、声優になるまでに、専門的な場所(養成機関など)
を通過しないといけないのです。
例①
高校卒業⇒専門学校(2年)⇒養成所(1~2年)
⇒事務所預かり 又は 準所属 (事務所によって呼称や条件などは様々で、声優業界として正式に決められていることではありません。)
⇒正所属
本人の力量や、事務所の方針により変わってきますが
預かり、準所属というのは、お仕事ができる状態の人がなれます。
ただ、声優はお給料制ではなく報酬制なので
都度ちがう金額を頂くということです。条件はまた様々ですが基本的には
いわゆる最低賃金のようなものがあります。
【ジュニアランク】といわれるものがあるのです。
が!
私の記憶では、このジュニアランクになるのが本当に大変なんです。
例①にあげた養成所(1~2年)、ここで一度ふるいにかけられて
声優の仕事をしていけるかどうか判断されることになります。
例①に書いた専門学校から養成所を出て、ここまでで4年はかかるのは
とてもスムーズなんです。順風満帆といっていい方でしょう。
例②
学生をしながら 又は働きながら
養成所(1年以上~)⇒預かり・準所属など
⇒正所属
このような形もあります。
専門学校は必ずしも行かなくてはならない場所ではありません。
ですが、養成所にも様々な形態があり・・・
基礎が出来ている人しか行けない養成所もあります。
その場合は、まず専門学校を選択する、か・・・
養成所の中でも“基礎科”のように未経験者が入れるクラスを設けている事務所もあります。
このように、学生をしながら(働きながら)養成所へ通う選択肢もありますが、これには全てお金がかかるということです。
高卒で養成所、4年で預かり。
これは、4年制大学に通うだけの時間と等しくて
但し、“声優”一本に絞って集中して勉強(レッスン)しているわけですから
『覚悟』が必要・・と私は思ってます。
今一度、覚悟の所在を
夢が叶う、就きたい職業に関わることって、最終目的ではなく通過点だと考えると、人によって進路の決め方は様々あって良いのです。
何が正解かなんて、分かりません。
ここでは、私は〈声優志望〉〈その親御さん〉に向けて話しているので
リアルトーンで話します。
習い事ではないはずです。
職業・・仕事の話をしているのです。
専門学校や養成所に通うのは、職業の為です。
声優には、資格試験はありません。
出来る出来ないも、すぐ判断出来るものでもありません。
ましてや、売れる売れない、活躍できる出来ないなんて
誰にも、分かりません。
不確定すぎる・・・と、思いませんか。
だけど、なりたい人はしっかりと話をして説得しておかなくちゃ。
もう、声優になる話は具体的なところまで来ているんだから。
「声優になりたい」と打ち明けられ人は、しっかりと聞いてあげてほしいです。
声優は、しっかりとした職業です。
「夢みたいなこと言ってるんじゃない」と言わないでほしい、ちゃんとした仕事だから。
けれど、私も人の親です。気持ちは分かります。
「はあ?!」って思うでしょう。「声優になりたい」と言われれば。
もしも本人に働くということ・・仕事をしてお金をいただくということが
全く分かっていないのであれば、そこから話し合いましょうよ。
職業の話をするのは、子どもにとって色んな意味でチャンスです。
社会を知るチャンス☆
話をしないのに「いいよ、いいよ」もいけないです。
話をしてほしいです。
監視する目的ではなく、見守るという意味で。
声優という職業について、知ってください。
やっていることを、本気で見てみてほしいです。
何も言わずとも勝手にずんずん進める人もいるでしょうけど
話をしているか、していないかは、
声優として一本立ちするには、必要なこと。
必ずしも親御さんでなければいけない訳ではないですが、それも含めてコミュニケーションを忘れないでほしい、私はそう思います。
声優志望の人と沢山関わってきましたが、
周りの人とのコミュニケーションを怠り、いざ進路を確定させる!
といった段で、東京へ行くことを断念した人を何人も見てきました。
既に、ここから“職業としての声優”という選択は始まっています。
あ、だからって「覚悟はあるの?」
そんなふうには言わないでください。
あくまでこれは、それぞれの立場での、覚悟。
お互いがお互いに、他人事で考えないことが大事です。
声優になれるのは一握り?
だから、声優になることをやめますか?
じゃあ、他の職業なら簡単ですか?
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