はい、正義の押し売りでましたー。
『BNA』より、日渡なずなの言葉。
アニメを見ていて、こんなにドキッとさせられた言葉はないと思う。
自分が良かれと思って言っていることが、自分の価値観の押し付けだったり、自分が気持ちよくなるための言葉になったりしてないか?
そう問われた気がして、グサッと胸に刺さったのです。
私は、結構、思い込みが激しいところがあるので、「こうだったらいいのに」「こうあるべき」という思い込みで、発言してきたんじゃないかと思う。それが本当に相手の為になっているか?ということは確認してこなかった、と気づいたわけです。
「だったら、私が善意だと思ってしてきたことは全部意味がなかったのか?」「じゃあ、これからどうしたらいいのか?」とモヤモヤしていたところ、『BNA』を最後まで見ていると"救い"があって。
本当に相手のことを想っての言葉であれば、じわじわと時間がかかっても相手に伝わって、信頼関係ができたり、相手の為になったりする。そんな、なずなとみつるの関係は、私にとって"救い"でした。
「あなたの為を想って言ってるのよ」っていう言葉は、言われる側からすると、本当にときどきうざい。「私だってちゃんと考えてるんだから!」「放っておいてよ!」って言いたくなる。
だから、言う側は、本当に相手を想うなら、腹をくくって、辛抱強く言い続けるしかない。気をつけるべきは、"タイミング"と"シチュエーション"と"言い方"。いい加減、大人になったので、伝え方は気をつけようと思う。