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岸和田だんぢり祭り

大阪の岸和田だんぢり祭りをご存じですか?
私は高校3年生まで、岸和田市に住んでいて、
中学生までは、だんぢりを曳いていました。

今年は、17日、18日に開催され、YouTubeで見ると、
マスクなしの男性陣が、かっこよく曳いている姿に、
感無量になりました。

だんぢりっこでした。

学校でも、特に男子は、だんぢり命だったし、
小学校、中学校は、祭りの間は休みだし、
お盆をすぎると、だんぢりの太鼓が毎日鳴ってて、
町は、だんぢり一色という感じでした。

今から、30年以上前の話です。

だんぢりを曳けるのは、その町に住んでいるか、その親戚しか、
ハッピを飼う事ができず、そのために、その町は住みたい人が多かったです。

地域のすべての町に、だんぢりがあるわけではありません。

兵庫県に引っ越して、そこは、ニュータウンと言われた開発されたところなので、地域のつながりは、岸和田とは、全く違っていました。

そして、岸和田の独特の町のよさを再確認したのです。
確かに、煩わしいこともたくさん、あります。

祭りが嫌いな子もいましたし、口には出さなくても、大人も、大変だったと思います。男性陣は、毎日の寄り合い、女性陣は、料理や、親戚が帰ってくることの準備など。

話はそれますが、京都の五山送り火も、後継者がいなくて、困っていると聞きました。

地域の夏祭り、秋祭りも、コロナでなかったので、再開するのが、大変だとちらほら聞きます。

私が小学生のころと比べても、現代人は、時間がないようです。
祭りは、お金にならないですしね。
相当なお金は使いますが。

昨日の映像を見ていると、いつまでも、残っていてほしいと思います。
生のだんぢりを見たら、泣くかもしれません。


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