不登校のお子さんを持つママさん・パパさんに言いたい事(おじいちゃん、おばあちゃんにも言いたい)
昨日、書いた記事の後も考えていました。
うちの息子が今のところ、なんとかやっていけたからって、あなたのお子さんがそうなるとも限りません。昨日の記事のお母さんが「大丈夫ですか?」とよく聞くんですが、それは、全く分からないのです。でも、大丈夫だと
一旦は決めてしまった方が楽です。お母さんの方が、不安になったら、お子さんはもっと不安になると思います。お母さんの不安は、子どもの前では発しないようにしたいですね。
昨日、そういう話を親の会主催の友達と話していました。経験者の話って大切よねって。
その主催者のお子さんは、私の息子の1歳下です。不登校になり、お子さんが中学生の時に、「不登校の親の会」を立ち上げました。今、息子さんは、通信制の高校の最終学年で、進路を考えています。中学校はほぼ行かず、高校は、ほぼ行ってるらしいです。不思議ですね。なぜでしょう。
多くの小学校、中学校で、不登校の子供たちが、中学卒業後は、高校なり、特別支援学校なり、通えています。その事実は、子どもに問題があるというより、学校に問題があると言えませんか?
公立の小学校は行けなくても、フリースクールは行ける。それも受け皿に問題があるのではないでしょうか?
件のお母さん、「嫌な事も我慢して、授業も我慢して座る事も覚えないと」とか「小学校で習う漢字も覚えてない」とか言います。漢字なんて覚えなくても大丈夫です。必要な漢字が読めれば、生活は出来ます。多くの保護者は、受験を見据えてしまっています。まずは、生活できるかでしょう。
ちなみに、うちの3人の子供たちは、一般受験を経験していません。
長男、高校は公立推薦入試なので、小論文と面接。
長女、高校は公立推薦入試なので、小論文と面接。大学、AO入試なので、英語と国語と面接。
次男、高校は特別支援学校なので、簡単な試験と面接。(ちなみに特別支援学校は落ちる事はないらしい)専門学校、面接(コロナ渦で、自宅からのzoom)
残念な事に、受験生の親を経験していません。
次男は、たぶん、中学の勉強は、いまだに理解していません。それでも、何も困っていません。もし、学びなおしたいと思ったら、それからでも、遅くありません。しかし、息子は、そう思う可能性は、限りなく低いでしょうが。
ながながと書きましたが、いろんな人生があることに、まず気づくと見方が変わると思います。