仕事の考え方② 売上を上げるデメリット
昨日の続きで、売上を上げてはいけない。
それは、この2年の経営で確信に変わっています。
売上を上げるデメリット
売上が上がると、クレームも増える
たくさん、売れたら、忙しくなって、不手際な事が起こるかもしれません。
流行っている店というのは、冷やかしのお客さんも増えるでしょう。
売上が上がると、経理の手間、その他の経費も増える
売上が上がると、経理処理の手間が増えます。
件数が上がると、会計処理の入力の件数も増えます。
当院は、クレジットカードやQRコード決済もしているので、
決済手数料も増えます。
年収1000万円超えると、消費税申告も必要
個人事業主が開業前に掲げる数字に 月収100万円というのが多いですが、年収1000万円を超えると、消費税を申告、納めないといけません。
その手間は、かなりの時間を要するでしょう。
では、売上をあげないで、健全な経営をするために
私がしていることをシェアします。
売上最小化で、利益最大限にする戦略
患者さんと長く付き合える方法
1.じっくりと話を聞く
2.情報発信をする
ホームページや、ブログを通して、自分の得意な分野、治療に対する想い、通院の頻度もご提案、通っている方の症状など、また、院内の写真など、当院に興味をもっていただいた人に、出来る限り、事前の情報をお伝えする。
そうすることで、「ちょっと試してみようかな。」という患者様は減り、
「ここに通うつもりできました。」という患者様が増えた。
3.事業を拡大させない
忙しくなると、受付の方を雇ったり、お弟子さんをつけたりする方もいるが、私は、そのつもりはない。1人が性に合っているし、事業を拡大することは、リスクでもあるからだ。
今後の課題
今後の課題としては、数年あいて、また再来院してくれるようになってくれる事だ。
例えば、妊活で、無事出産された方に、体調に不調を感じた時に、ひどくなる前にご相談していただけるように。そのために、オンラインカウンセリング、zoom相談のシステムを試作中だ。
1人鍼灸院は、生き残っていかなければならない。
鍼灸は、今後の日本の希望になると思っている。
そのために、長期に考えた戦略で、楽しみながら、80歳まで続けるつもりです。