わてノート 能登半島地震 復興状況などまとめ（7月26日）
以前にもAIのモデル崩壊についての記事がありましたが、昨日見た記事ではAIトレーニングにAI生成データを使用するとモデル崩壊を起こしてしまうというものが紹介されていました
こちらの記事では
１．色んな犬の画像から犬を学習しその過程でゴールデンレトリバーが増えていく
２．そのモデルが生成した画像で新しいモデルが出来上がる
３．次第に犬から離れていったものを生成するモデルになってしまう
というものです。
これが何かというとイメージとしては日本全国の諸都市データから東京が中心と生成していたのが、次第に関東から選んで東京となり、東京から東京を生成して、最後は東京しかないためにそのものが大宮にズレても気が付かない。
もしくは色んな料理からカレーを学習していたのに、レトルトカレーになってレトルトシチューになってしまうとか、ナンになっていつのまにかピザになってしまうみたいな現象なのかなと
たくさんの糸に操られている時は嫌なもんですが、糸が切れると自分も見失ってしまう。自分が書いたものを何度読んでも学習しないが他人が書いたものであれば学習できる。人もおんなじなのかもしれませんね
さて、能登半島地震の復興状況を確認していきます
公共インフラ
都市ガス：復旧済み
LPガス：２月末に応急復旧完了、通常出荷体制に移行
電気：石川県内の停電は、安全確保等の観点から電気の利用ができない家屋等を除き 復旧。（4/2 経産省）
通信：ドコモとAUで一部支障ありで車載型基地局で応急復旧中
地上波（テレビ・ラジオ）：復旧済み
上水：
３月末を目安。５月末で立入困難な地域等の一部地域を除き水道本管が復旧。1176戸が断水（7/18）下水：
３月末を目安５月で下水道本管は立入困難な地域等の一部地域を除き確保済み 管路施設：点検対象 18 市町村 （被害無 :1 市町村、機能確保済 17市町村）（珠洲市の立ち入り困難な一部地域を除き）（5/28）
交通インフラ
能越道：（のと里山空港 IC～徳田大津IC）対面通行可（腰の原IC～穴水 IC）の能登大橋付近は9月末までに対面通行確保
補助国道： 40 区間通行止めのうち 34区間（約 9 割）復旧 現在 1路線 6 区間で通行止め
都道府県道等 ：3 県 145 区間通行止めのうち 109区間（約 8割）復旧 現在 36 区間で通行止め
JR七尾線：七尾駅～和倉温泉駅間は、2/15 から運転再開
のと鉄道：4/6全線開通（7月20日より通常ダイヤ）
のと空港：民航機運航再開（1/27）（4/15から毎日運航）
その他施設
砂防 土砂災害：456 件 新潟県 18 、 富山県 14 、石川県 424
河川：5 県（新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県）に所在する 12 水系 17河川で点検を完了
港湾 七尾港：８岸壁中３岸壁が利用可能、輪島港：１岸壁が利用可能、飯田港：２岸壁中１岸壁が利用可能、小木港：５岸壁中５岸壁が利用可能
医療機関：石川県の医療機関において全施設断水解消（4/5）
社会福祉施設：高齢者施設断水70か所、障がい者施設断水27か所停電1か所（4/26）
ダム 96 ダムの全てで点検終了。うち 94 ダムは異常なし。 2 ダム（石川県管理）で損傷を確認
防災重点農業用ため池：新潟県1か所、富山県11か所、石川県 276か所、福井県1か所で堤体に損傷を確認
農業集落排水施設：被害あり新潟県11か所、富山県20か所、石川県72か所
廃棄物処理施設関係：石川県、し尿処理施設2か所停止中、焼却施設など全復旧、最終処分場7施設停止中、新潟県焼却施設1か所停止中
のとじま水族館（7月20日より営業再開）
お住まい・避難所
人的被害 死者281名 重傷349名
住家被害
全壊 8358棟（新潟 106 ､ 富山 251 ､ 石川 8012）
半壊 21373棟（新潟 3774 ､ 富山 776 ､ 石川 16825 ､ 福井 12）（7/18）
応急住宅仮設：6684戸着工、5265戸完成（7/16）
避難者数：（１次）721人（広域）40人（2次等）829人（7/23）
国土交通省
今週は更新がありませんでした。夏期間に入り進捗もなくなってきているので更新も減って来そうです
北陸地方整備局のほうからはいくつか発表がありました。
一つ目は輪島港漁船だまりの浚渫工事が完了で応急復旧が完了となったようです。
北陸地方整備局は、港湾管理の要請を受け、令和６年２月から開始し た輪島港漁船だまりにおける啓開（浚渫 しゅんせつ ）作業が７月２３日に完了しま した。 引き続き、石川県において同港海士町地区の必要な水深を確保する 浚渫 しゅんせつ 作業を行います。 これにより、国土交通省における能登半島の港湾での応急復旧は全て 完了し、今後は権限代行により、被災した各港の本格復旧に向けた準備 を進め、能登半島の港湾の早期復旧に取り組んで参ります。
ほかに、緊急増員などにより復旧復興の加速化を行うとの発表がありました。
北陸地方整備局は、令和６年能登半島地震からの復旧・復興の加速化に向 けて、七尾市に設置している能登復興事務所および金沢港湾・空港整備事務所 について、7 月 31 日に計 23 人の緊急増員や組織拡充による体制強化を行い ます。これにより、これまでの併任職員が中心の応急的な体制から、総勢 101 人の 安定的な体制に移行します。 引き続き、被災自治体からのインフラの復旧・復興に係る技術的な相談なども受 けつつ、7 月１日に設置された能登創造的復興タスクフォースの下、関係機関と連 携し、被災地の復興・復旧に取り組みます。
厚生労働省
厚生労働省も更新がないですね。全省的に何かモードの切り替えがあったようです
石川県
県からは記者会見がありました
被災高齢者のみまもりということでJVOAD（全国災害ボランティア支援団体ネットワーク）統括で高齢者等の訪問と状況把握を行うものが発表されていました。また第２段階で仮設住宅と孤立の恐れの在宅で同様のことを行うという内容ですね
それと大阪駅のほうで北陸３県の発信拠点が設置されるというものと、東京八重洲のアンテナショップの状況についての会見がありました
あと避難所の状況も発表されており、合わせて１００名ほど減って１次避難所が721名、２次避難所が805名などとなっております。
各市町
輪島市役所、門前総合支所の開庁日変更
公開日 2024年07月23日
輪島市役所、門前総合支所の震災関係窓口を含む全ての部署で開庁日が次のとおり変更となります。変更日 8月1日（木）から
開庁日 月曜日～金曜日（祝日、振替休日は除く）
町野支所における｢被災者生活再建支援相談｣、｢義援金受付｣、｢公費解体受付｣は火曜日と木曜日の10:00～15:00の受付となります。
「のらんけ＋（プラス）」の運行を開始します
市内巡回無料バスは 令和6年 7月 31日（水）をもって運行を終了します。
8月から新たに事前予約型の「のらんけ＋（のらんけプラス）」の運行を開始します。
開庁日の変更とオンデマンドバスの運行についてなどのお知らせが出ています
穴水町からは８月のイベント情報が更新されています
NHK
NHKからも特設ページのリンクがトップから消えてしまいましたので、旧トップを張っておきます
その他
SNSを災害時の情報インフラとして位置づけるのをやめるべきではないか（藤代裕之） - エキスパート - Yahoo!ニュース
坂茂による「令和6年能登半島地震 被災地支援プロジェクト」が進行中。仮設住宅から仮設工房、瓦・古材回収プロジェクトまで（美術手帖） - Yahoo!ニュース
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珠洲市・志賀町、水道や液状化の被害大きく復興に「１０年超」…能登半島地震・被災自治体への読売アンケート（読売新聞オンライン） - Yahoo!ニュース
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７月からニュースの数も減っていまして国会も閉じたタイミングなのか夏休みシーズンからなのか分かりませんが、発表関係もこの先減って来そうです。県のほうでは記者会見がありそこは続けていくだろうとは思いますが国法の対応としても移譲していくフェーズなのかもしれません
またフェイクニュース関係の報道は引き続き出ていてそこは報道側からは重要なところなのでしょう。民間企業のネットインフラなので保証があるわけでもないので当然なところと寡占の電波権がどこまで信用できるのかは答えが出ないかもしれません。実名のフェイスブックでの情報はあまり害が出ていなかったようなのでやっぱり登録しておこうかと悩んでいるみなとです。。