学びは自分の解放

　最近自分が年を重ねていくことを思いながら、何がしたいかと自分自身に問うと、即答で「学ぶこと」と答える。友人等からは「すごいね」とか「なんのために？」とか聞かれる。

　そこで、なぜ学びたいのだろう、と考えた。それは自分が解放されたからだと思う。「学びには目的が必要」とか「学びは苦しいもの」っていう思い込みから解放されたからなんだと。

　スペイン語を使う予定も旅の予定も何もないのに、私はオンライン英会話のクラスを増やし、スペイン語検定を受けてみようかと考えている。なぜか。

　単純にこの年になっても尚、自分がまだまだ知らないことだらけでもっと知ることが出来る！と嬉しくなったから。そう思うだけで気持ちが若返る。

　「すぐ忘れるし、だめだわ」とか「間違えないように」とか学びイコール反省、自分を責める習慣があるから、きっと学びは苦行みたいなイメージなんだと思う。知らないことがある自分はダメ、みたいな。

　でもその呪縛から解き放たれた時、学びって最高の自由。自分のちっぽけさに気付かされる。それが前述の感覚だったら「ダメなこと」の様に思えるけど、ちっぽけな自分も悪くない。それにまだまだ知ることがあるってことは、くたばっちゃいられない。貪欲な気持ちになっていく。

　学びは目的のためじゃなくて、それ自体が尊いと今頃気付いたから、今日は「自由な学び人」仲間の大人の皆さんにシェアした。

　学びが自由なら、子どもたちはどんな風に学んでいくのだろう、そんなことを知りたくなる。子どもたちの学びがどんどん狭まる時代に。

#ハニラミ