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伝える仕事
今年21歳になる娘が3歳の時に、娘と自分のために始めた「親子えいごサークル」。市の施設で十数年続けてきたのが、コロナでストップ。
約2年振りに昨年12月から @coliving.tamaree にて復活を遂げました。実は0歳児から私の親世代までの皆さんと英語をご一緒する中で、一番難しくて興味深いのがこの「親子えいご」。というのも、この年齢の子どもたちは正直そのもの。私への遠慮も忖度も気遣いもない。それが最高に良い。興味があればパッと目をこちらに向けるし、なくなれば去っていく。子どもたちの様子を見ながら手を変え品を変え、英語のシャワー。
誤魔化しが効かない。大人目線、自分目線で「伝えたいこと」を投げつけるのではなく、相手にどう届くか。伝える仕事だから、私にとってはそれが一番大切。小さな小さなみんながそれをダイレクトに、ダイナミックに見せてくれます。「届かなかったかな」と思ったら次に活かして、届いた手応えがあったらめちゃくちゃ喜ぶ。その繰り返し。
その中で、私がどの世代にも共通して私が伝えたいのは「英語=楽しい」 周りで誰かが笑ってる。誰かが自分の声に耳を傾けてくれる。そんな温かい思い出と英語が一緒にあったら、きっとその人は英語と仲良くなれる。
そして、英語で広がる感動や喜びに触れることが出来る。残念ながら中高生で英語が苦手な人、大人で英語を見るのも怖い人、そんな方々も多い。「英語が話せたらどんなに楽しいだろう」と思いながらも、体が拒否してしまう。そんな人も多い。
それを作ってきたのは、英語に結果だけを求める教育。自分もその教育を受けて、継承する中にいる。その責任と反省を込めて。
「英語は友達」それを伝えるために、根っこに温かい光を注ぐ。
それが私の「親子えいごサークル」。
photo by coliving tamaree
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