英語のシャドーイングができるようになるまでのプロセスを徹底解説
なみのリズムのアサコです。
通訳もやっているというトレーニング法、シャドーイング。
シャドーイングができるようになれば、自分も通訳のように英語がペラペラになれるのではないか?
そんな期待を抱いて日々練習している人も多いのではないでしょうか。
でも、シャドーイングって実際やってみるとすごく難しくないですか!?
私も当初、なかなかできませんでした。
まず、音声のスピードについていけない。そして、音声がきちんと聞き取れないから、音の再現ができない。自分流の発音で、なんとなく音声をなぞることしかできなかったんです。
私はこれを、「なんちゃってシャドーイング」と呼んでおります^^;
それで自己満足していた結果、会話能力は全然伸びませんでした。
あなたは、きちんとシャドーイングできてますか?
「なんちゃって」になってませんか?
「なんちゃってシャドーイング」はやっても効果がありません。むしろ弊害になることの方が多いです。
でも、「ホンモノのシャドーイング」をマスターしたら、英語がメキメキ上達しますよ!
一体どうしたら、「ホンモノのシャドーイング」ができるようになるのか?
この記事では、シャドーウイングがきちんとできるようになるまでのプロセスを徹底解説していきます^^
目次
1. シャドーイングがきちんとできるようになると、こんなにいいことがある!
2. シャドーイングは英語の総合芸!
2-1. シャドーイングができないのは、ピアノ初心者が難しい曲を弾けないのと同じ
2-2. シャドーイングができるための条件とは?
3. 初心者はシャドーイング以外の練習をしよう
3-1. シャドーイングの目標となる音声を探しておこう
3-2. シャドーイングの実力をつけるためにやっておくべきことは?
4. 中級者がシャドーイングに挑戦するためには?
4-1. シャドーイングに必要なのは、高度なリスニング力
4-2. 高度なリスニング力をつけるために必要なのは?
5. シャドーイングのやり方について
5-1. まずはリピーティングから始めよう
5-2. シャドーイングのやり方
5-3. シャドーイングをやる際の注意点
追記
まとめ
1. シャドーイングができるようになると、こんないいことがある!
シャドーイングがきちんとできるようになると、こんないいことがあります。↓↓↓
・英語をスムーズに発話できるようになる
・リスニング力がぐっと伸びる
・英語を耳で聞いて覚えられるようになる
英会話に慣れていないと、単語レベルで会話をしてしまいがちですよね。例えば「ドアを開けてほしい」と言いたいとき。「えっと…door。えっと…open」という感じになりがちではないでしょうか。日々シャドウイングで発話練習していれば、”Will you please open the door?”と、さらっとフレーズレベルで英語が言えるようになります。
また、英語の発話が楽にできるようになります。慣れていないと、発音に気を付けながら会話をするのはかなり難しいもの。でも、日々練習していれば口に筋肉が付きます。そうなると、話す内容に注意を向けられるので英会話がスムーズになります。
また、シャドーイングができるということは、英語の音を聞き取る力が高いということです。音を聞き取る力がつけば、英語を耳から吸収していけるようになります。耳から勉強できるということは、もう机にかじりつかなくてよいということ。洋楽やラジオドラマ・映画・ニュースなど、自分の好きなジャンルで勉強できるようになるということです。この段階になると英語が楽しくて仕方なくなるので、英語の総合力が加速的に上達していきます。
ちなみに私はシャドーイングをマスターしたおかげで、英検1級の二次面接試験も受かることができました!
2. シャドーイングは英語の総合芸!
できるようになるととても実りの多いシャドーイングですが、冒頭に述べたように、実践は難しいです。なぜかというと、シャドーイングはいわば英語の総合芸だからです。
シャドーイングができるようになりたいと思ったらどうしたらいいのか。
逆説的ですが、シャドーイングを練習するだけではシャドーイングはできるようになりません。
「えっ?」って声が聞こえてきそうですね^^;
ピアノの練習で考えてみてください。
2-1. シャドーイングができないのは、ピアノ初心者が難しい曲を弾けないのと同じ
ピアノを触ったこともない小さな女の子が、「『エリーゼのために』を弾けるようになりたいの!」と言って、ピアノ教室にやってきたとします。
あなたがピアノの先生だとして、彼女に何をアドバイスしますか?
いきなり、「早速『エリーゼのために』を練習しましょう!」とは言わないと思うんです。
まずはドレミの音階を教えて、指運びを教えて、楽譜の読み方を教えて、ソルフェージュやって、バイエルを練習して…。
何年か練習した後に、やっと「エリーゼのために」に挑戦することができるわけですね。
「エリーゼのために」が弾けるのは、曲そのものを練習したから、ではないです。曲に挑戦できるだけの実力を持っているから弾けるのです。この事実の方が大事です。
シャドーイングも同じで、シャドーイングができるのはそれそのものを練習したからではないんですね。
語彙・文法、発音、リズム、リスニングなど、いろんな英語のトレーニングを行ったからこそシャドーイングができるのです。その意味でシャドーイングは、総合芸のようなもの。つまり、日々の学習の集大成のようなところがあります。
基礎力がない状態でシャドーイングをやると、冒頭で述べた「なんちゃってシャドーイング」になってしまいます^^;
私はこれで英語力が伸び悩み、時間をかなりロスしました…。みなさんは、私の二の舞にならないようにしてくださいね!
そこで、以下でシャドーイングができるための条件を説明していきます!
2-2. シャドーイングができるための条件とは?
みなさんはシャドーイングが何かについて知っているとは思うんですが、一応ここで確認しておきますと、
「テキストを見ず音声だけを頼りに、発音・リズム・イントネーションをすべて真似し、音声に即座に反応し復唱していく練習」
のことを言います。
上記でも述べましたが、これができるようになるためには、一定の英語力が必要です。
一定の英語力とは、
①最低限、中学レベルの文法と語彙力があること
②ある程度、正確な発音・リズム・イントネーションで発話する力があること
③最低、120語(程度)/1分間の速さで英語を読む力があること
④まとまった英文を一時的に覚えておく力があること
⑤高度なリスニング力があること
です。
では、それぞれを説明していきます。
①と④は関連しています。知識がないと、まとまった英文を覚えるのって難しいですよね。そうなると聞いた英文を繰り返せないので、シャドーイングはできないわけです。
②についてですが、正確な発音・リズム・イントネーションを知らない状態でシャドウイングをすると、我流になり、変な発音やリズムを身に付けてしまいます。テニスで間違った素振りを身に付けてしまうのと同じ理屈です。
③についてですが、英語のナチュラルな発話スピードは、1分間に大体150語~200語です。実際に聞いてもらうと分かると思いますが、これはかなりのスピードなんですね。中学英語教材などのゆっくりめのスピードでも、1分間で120語くらいです。なので、シャドウイングをするためには、最低限、1分間に120語ほどで読んでいけるスピードが必要です。
⑤についてですが、高度なリスニング力がないと、聞いた音を再現できません。再現できないと、自分でテキトーに音を付け加えることになります。これでは練習になりませんよね。
これらをこなせないうちにシャドーイングをやろうとすると、どうしても無理矢理になります。結果「なんちゃってシャドーイング」になってしまうんです。
初心者が「エリーゼのために」をムリヤリ弾いても、周りからすれば、聞けたものではないでしょう?弾いている本人は満足かもしれないですけど、それは自己満足以外の何物でもありません…。
それよりも、基礎練習をしたほうが早く上達します。
英語でも同じなんですね^^;
3. 初心者はシャドーイング以外の練習をしよう
ということで、「上の条件に当てはまらないかも…」と思ったら、シャドーイングの練習はさしあたってやめておきましょう。
急がば回れ。一見遠回りに見えることが、実は早いんですよ!
3-1. シャドーイングの目標となる音声を探しておこう
シャドーイングはまだやらないにしても、「いつかこれができるようになりたい」という夢を持っておくことは大事です。
「『エリーゼのために』が弾けるようになりたい」という女の子のように、何か、目標となる「曲」(英語の音声)を持っておきましょう。
キング牧師のスピーチや物語の朗読など、「いつかこんな風に英語をしゃべれるようになりたい…!」という目標となる音声を探しておくといいですよ。
例えば、感動する英語!
には素晴らしい朗読やスピーチが収録されていますし、Youtubeを検索すれば、いくらでも音声は見つかります。
そして、その音声をいつかシャドーイングできるように頑張りましょう。
自分の気持ちを込めることのできる音声を使ってシャドーイング練習をすると、強力な英会話の力になります。
憧れの人のようにすらすらっと英語を言えることを夢見て、日々英語の勉強を頑張りましょう^^
それまでにやるべき基礎練習について説明していきます。
3-2. シャドーイングの実力をつけるためにやっておくべきことは?
シャドーイングができるくらいの実力をつけるためにすべき基礎練習は、
①文法や語彙を学ぶこと。
②スラッシュ・リーディングを体得すること。
③英語の発音、リズム、そして発音変化のルールを学ぶこと。
です。
まずは、①と②を並行して学習していってください。
スラッシュリーディングを特に練習しよう
スラッシュリーディングは、音を聞き取る力、そして意味の理解(特に英語の語順を理解する力)を養うトレーニングです。
目で読むだけでなく、音声を真似して実際に声に出し、繰り返す練習を集中して行っていきましょう。
スラッシュリーディングの効果的な方法については、以下の記事の「スラッシュリーディングの練習の仕方」に書いています。
(後日記事をUPします)
ここで蓄えた力が、のちのちシャドーイングをするための大きな力になります!
スラッシュ・リーディングの練習をするのにオススメのテキストは、
ハイパー英語教室中学英語長文 1(超基礎からはじめる編)
です。
このテキストははっきりと発音されており、リピートしやすい単位で音声が収録されています。練習がしやすいので、私のイチオシです!
注意点
英語学習者の中には、文法や語彙を学ぶことが苦手な人がいると思います。そういう人は、文法・語彙の学習は最低限にして、やさしい英文のスラッシュリーディングもしくは多読に力を入れて練習するようにしてください。
これは、私が今まで300人以上を個人指導してきた経験則によるものです。文法をいくら勉強しても、効果の出にくい人がけっこういるのです。一方スラッシュリーディングは、やればやるほど確実に上達します。
さて、③の「英語の発音、リズム、そして発音変化のルールを学ぶ」についてですが、これは、英語を聞くことに慣れてから学習をしたほうが効果的です。
これについては次の項目で触れます。文法を学び、「ハイパー英語教室英語長文」のテキストをこなし、ある程度英語に慣れてきたなと思ったら、次を読んでください。
4. 中級者がシャドーイングに挑戦するためには?
高校まで授業で真面目に英語を勉強していたのであれば、中級者と考えてもらってよいです(勉強したけどすっかり忘れた…という人は除きます^^;)。
もしあなたが中級者なのであれば、シャドーイングに挑戦してもいい時期かもしれません。
でも、その前に学んでおいた方がいいのは、
①スラッシュリーディング
②英語の発音、リズム、そして発音変化のルール
です。
4-1. シャドーイングに必要なのは、高度なリスニング力
中級者を自負する人は、語彙力や文法力など知識はあると思います。「読解は割とできる」という人もいると思います。
でも、シャドーイングをこなすためにはそれだけでは不十分です。シャドーイングをするためには、高度なリスニング力が必要だからです。
4-2. 高度なリスニング力をつけるために必要なのは?
多くの人が学校で学んでいないことがあります。それは、スラッシュリーディングと、英語の音の仕組みについてです。
この2つを徹底して練習することが、高度なリスニング力を身に付け、シャドウイングをするための土台となります。
①スラッシュリーディング
スラッシュリーディングは英語の語順を体得するためのトレーニング法です。
一般的に「音読」として広まり、ここ10年間くらいでポピュラーな学習法となりました。その効果が注目され、高校の授業にも積極的に取り上げられています。でも、それ以前の世代の人、大まかに言って1985年よりも前に生まれた世代は、この方法は学校で習っていないはずです。
英語の実力を高めるのに効果のある方法なので、ぜひ取り組んでみてください。やればやるほど、シャドーイングができるようになる日が近づきます!
以下の記事を参考にして行ってください。
上記の記事でも書いていますが、中級者にオススメのスラッシュ・リーディング用テキストは大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編
です。
②英語の発音、リズム、そして発音変化のルール
一方、未だに学校で全くといっていいほど教えてくれないのが、英語の発音・リズム、そして発音変化のルールです。
こちらは残念ながら、教科書の裏とかに、申し訳程度に説明がちょろっとあるだけです(私の頃の教科書には全く書いていなかったので、記述があるだけでも進歩ですかねえ…^^;)。
もしあなたが、文法・語彙の知識があり、読解もできるのにリスニングができない、そして「なんちゃってシャドーイング」になっているのだとしたら、この英語の発音、リズム、そして発音変化のルールを学んでいないことが原因です。
英語のリズムと発音変化のルールを学べます。これをこなせば、英語の音の聞き取り能力を強化することができます。
音節(シラブル)、アクセントの仕組み、曖昧母音、音の脱落・消失、同化、連結(リエゾン)など、発音の変化がなぜ起きるのかについて、知ることが大事です。
さて、ここまでこなすことができたら、シャドーイングに進みましょう。
ここまでくれば、シャドーイングができるのはもう目の前ですよ!
5. シャドーイングのやり方について
シャドーイング用の教材としては、なるべくはっきり丁寧に発音された、やさしい内容のものを選びましょう。
スピードが早い音声CDなどをうっかり買ってしまうとついていけず、挫折してしまう原因になります。
勉強は継続できることが一番です。背伸びせず、自分にとって学習がしやすいものを選んでくださいね。
5-1. まずはリピーティングから始めよう
最初は、まずリピーティングを練習し、リピーティングができるようになってからシャドーイングをすると、負荷がかからなくてやりやすいです。
シャドーイングに慣れて上級レベルになってくると、リピーティングなしで楽々シャドーイングすることもできるようになります。それまでは無理せずリピーティング練習を入れましょう。
ここでは、リピーティングからシャドーイングに移っていく方法について説明していきます。
5-1-2. リピーティングのやり方
①1文もしくはフレーズレベルで繰り返す
音声CDを再生し、ネイティブスピーカーが読んだ英文を、そのまま真似して繰り返します。
やり方としては、音声を流して1文ごとにポーズを押し、1文をそのまま繰り返す方法と、もっと短く切って、フレーズレベルで繰り返す方法とがあります。
例えば、It took me a long time to get my hair long.という英文が読まれるとします。
音声が読まれたら、文の最後でポーズを押し、同じように”It took me a long time to get my hair long.”と繰り返します。
ただ、1文だとちょっと長いですよね。発音の仕方やイントネーションなど、すべて頭に残した状態で1文を丸ごとリピートするのって結構難しいものです。
上級者になってくるとできるのですが、私の指導経験だと、初級~中級者のうちは3~5語くらいの単語を覚えるので精一杯のことが多いです。なので、まずはフレーズレベルで切って練習する方法が個人的にはオススメです。
次のように、フレーズレベルで切って、そこでポーズを押してリピートをしましょう。
It took me a long time / to get my hair long.
It took me a long time→”It took me a long time”
to get my hair long→”to get my hair long” という感じです。
②テキストは見ないようにする
大事なのは、リピーティングをするときにはテキストを見ないようにすることです。耳だけで音声を聞き、リピートするようにしましょう。テキストを見てしまうと視覚にとらわれてしまい、発音をゆがめてしまうことがあるからです。
例えば、”kind of”が実際には「カインナ」と発音されているとします。でも、スペルにとらわれて「カインドオブ」と自分で勝手に修正して発音してしまう生徒さんがよくいるのです。英語では、スペルと実際の発音のされ方が異なることが頻繁に起こります。文字にとらわれると、純粋に音だけを聴くということが難しくなってしまうのです。
音だけ聞いて繰り返せないところは、自分の弱点だということになります。もし、この時点で大部分の音を聞き取れないという場合は、発音・リズム・発音変化のルールがまだ習得できていないということです。この場合はシャドーイングをいったんやめ、発音やリズムの補強練習をするようにしてください。
リピーティングの時点で、文字に頼らず耳だけで音を再現できる状態まで持っていきましょう。そうすることで、一時的な記憶力の向上にも役に立ちます。
補足となりますが、ヘッドホンかイヤホンを使って練習すると、音に集中できるのでオススメです。
5-2. シャドーイングのやり方
リピーティングを5回ほど繰り返し、スムーズに発話できるようになったらシャドウイングに移りましょう。
シャドーイングでは、音声を止めず、音声に合わせる形で自分も発話していきます。
音声が流れると同時に復唱することが理想的ですが、音声と全く同じタイミングで声を出すというのは不可能です。音声よりも0.1秒、遅くとも0.2秒くらい遅らせて発話していきます。
発話しながら音声を聞くという余裕を持つことがポイント
このとき、余裕がないと、ついついスピードに負けないようにと力んでしまいがちです。そうなると、音声をあまり聞かずに、「頑張って」声を出し、なんとかスピードの帳尻を合わせる、ということをしてしまいがち。でも、それはNGです。あくまでも、音声をきちんと聞いている状態で、余裕をもって発話をしていきます。
最初は、うまく発音できなかったり、つっかえるところがあったりすると思います。そういうところは集中練習し、9割がたうまく言えるようになるまで練習しましょう。
5-3. シャドーイングをやる際の注意点
自分の発話をチェックしよう!
「なんちゃってシャドーイング」を避けるために、実際に英語の先生に自分の発話をチェックしてもらうことがオススメです。
それができないときは、自分の発話を録音して聞いてみましょう。そうすれば、自分がホンモノのようにきちんと発話できているかどうかが確認しやすくなります。そして、自分の発話とネイティブの発話はどこが違うのかを分析をしてみましょう。この過程で、英語を聞くための耳が鍛えられていきます。
意味を理解した上でシャドーイングを!
もうひとつ注意点ですが、シャドーイングをする際には、英文の意味を理解した上で行う練習を必ず入れるようにしてください。そうでないと、英会話の力にはなりません。
シャドーイングには2つ種類があります。ひとつは、プロソディ・シャドーイング。もうひとつは、コンテンツ・シャドーイングです。
プロソディ・シャドーイングというのは、英文の意味は特に考えず音だけに集中し、発音・リズム・イントネーションをできるだけ正確に真似して復唱していく練習法です。一方コンテンツ・シャドーイングというのは、意味を理解した上で行うシャドーイングです。シャドーイングを英会話の力に変えていきたいのなら、両方セットで練習することが望ましいです。
もちろん、音の聞き取り力を特に上げたいという場合には、プロソディ・シャドーイングに力を入れるもよし。音を再現するのは得意だが、意味を理解する力が弱いという場合には、コンテンツ・シャドーイングに力を入れるもよし。自分の課題に合わせて練習していくといいでしょう。
(参考:Wikipedia シャドーイング」
追記
シャドーイングだけを行うことの問題点については、ダイヤモンド社の記事でも書いてあります。こちらも役に立つ記事なので、ぜひ読んでみてくださいね^^
・ダイヤモンド社書籍オンライン「シャドーイングでは英語は上達しない」
本記事でも述べてきたように、シャドーイングそのものは練習として悪いわけではありません。シャドーイングをする実力がないのに、無理にシャドーイング練習をしようとするからいけないのです。
大事なことは、シャドーイングをマスターすることを目標として、着実に学習を行っていくことです。
シャドーイングをマスターすれば、英会話がスムーズにできるようになる日も目の前。
シャドーイングができるということは、上手にネイティブの真似ができるということ。
小さな子どもも、大人が話す言葉を一生懸命真似して母語をマスターしていきますよね。上手に真似ができるということは、上手に会話ができることの前提条件なんです。
英語がすらすらっと言えるようになる日を夢見て、頑張ってくださいね!
まとめ
シャドーイングは英語の総合芸である
初心者はシャドーイングはやらない方がいい
シャドーイングができるようになるためには一定の英語力が必要
一定の英語力をつけるために必要なのは、
文法・語彙力、スラッシュリーディング、英語の発音・リズムの3つを学ぶことリピーティングからシャドーイング練習に移るとスムーズ
シャドーイングができるようになれば、英会話の基礎力がついたも同然!
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