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国境を越える遠距離恋愛って何が苦しい?

遠距離恋愛と一括りにしても様々な距離がありますよね。都道府県内、県境を越える、地方を越える、国境を越える…。
しかし、遠距離恋愛とは具体的な距離の長さで決めるのではなく「会いたいと思った時に頑張っても会えないことがある」ではないかと私は考えています。
お金時間学校仕事…様々な要因で「会いたいけど○○までは会えない」というのが苦しく感じるのならば、それは立派な遠距離恋愛だと思います。

ただ、国境を越える遠距離恋愛に勝る遠距離恋愛はなかなか無い(彼が宇宙飛行士などを除く)ことは満場一致では無いでしょうか。
今回はこの国境を越える遠距離恋愛ならではの特徴をご紹介したいと思います。

時差

まず国境を越える遠距離恋愛から連想されるのは時差ですよね。これは国によって距離によって大きく負担が変わってきます。

時差で気になるのが
①連絡や電話をするとき
②会うとき
この2つのタイミングです。

東南アジアなど比較的近い国でしたら、時差による負担は大きくはありません。ただ、アメリカやカナダ、ヨーロッパ諸国など遠い国、つまり時差が大きい国であればこんなことが起こります。

①電話でお話しする時
「もしもし、今日はこんなことがあったよ」
「もしもしおはよ、そうなんだ、昨日はこんな日だったよ」
…そう、電話する時間帯が真逆になら可能性があります。多くの人は夜寝る前に寂しくなって通話をすると思うのですが、寂しいから電話したくても相手は日中で電話ができなかったり、できてもこれから1日が始まる朝だったり…。
この状況はかなり辛いものです。時間帯がずれることで、気持ちの共有が難しくなります。「夜寂しいな」を同時に共有できないのは、お互い苦しみを感じることも多いです。これは連絡(LINE)する時も感じます。相手が寝てしまう時間は全く返事が来ないのです。寝ているとわかっていても寂しいものです。

②会う時
久々に再会!嬉しい!…けど時差ボケが辛い…。なんてことになる可能性は0ではありません。また、サヨナラして帰ったら時差ボケと寂しさで辛い…。ということも。
慣れてくると前後の飛行機で調整できるようになるでしょう。ただ、時差がなければなあと思うことでしょう。

もし今から国を選べるのならば、このことは確実に頭に入れておく必要があります。大きな時差は大きな覚悟が必要です。

余談ですが、時差が1時間や2時間の場合だと1日の生活リズムは同じなので夜電話したいと思えば比較的簡単に電話をすることができます。会う時も時差を気にする必要はあまりありません。ただ、日付変更線に近い方が1時間2時間早い訳ですから、寝不足になる可能性があります(同じタイミングで電話できないのに比べるとどうってことはない気がします)。

また、電話をする約束をするときは「日本時間○時」のようにどこの時間を基準にしているのか提示する必要があります。曖昧な表現ではすれ違ってしまいます。私のお勧めは「今から○時間後」という表現です。この表現の方が優劣付けずにお互いが同等な気がしませんか?笑

言語

次に思い浮かぶのが言語についてでは無いでしょうか。
国境を越える遠距離恋愛では以下のパターンが主に考えられます。
①日本人+日本人(海外に滞在)
②日本人+外国人(海外に滞在)

私は①のパターンです。私は外国語が全くできない日本にいる日本人です。

私が感じる最大のメリットは、「外国語ができなくてもその国の魅力を感じられること」だと思います。会いに行くだけで海外旅行です。言語の心配も国のルールの心配もご無用。滞在している側からすると、知ってないといけない!というプレッシャーがあるかもしれませんが。笑

デメリットとしては「その国の言葉でやらしい会話をしていてもわからない」ことです。メッセージでやりとりをしていても何を書いているのかわかりませんし、会っている時に誰かに何かを言われても全くわかりません。「気付かれなければいいか」と相手が思ってしまっていたら、浮気されていても気付くことはかなり難しいです。最低限「好き」「愛している」「会いたい」などの言葉は勉強してアンテナを張って置いた方がいいかもしれません。また、このような言葉を勉強して実際にパートナーに使ってみると、海外に滞在している方からすると嬉しいみたいですよ。「自分のことに興味を持って、わざわざ言語を勉強してくれている」なんて嬉しいに決まってますよね。

②のパターンでは、外国語を話せる上で恋愛に発展していることが多いと思うので以上のようなことはあまり関係がないかもしれません。ただ、日本語を話せる外国人だから意思疎通が取れる、という状況ならば、先程のやらしい言葉の話は他人事ではありませんよね。というより、急速にその国の言葉を勉強した方がいいかもしれません。

文化

見落としがちなのですが、文化の違いが苦しいこともあります。分かりやすいものでしたら、挨拶でしょうか。大好きな人が(文化とは言っても)、異性とハグしたりそれ以上の行動で挨拶したりするのを想像すると、あんまり良い気はしませんよね…。
逆の立場でも、「〇〇が嫌がるだろうなあ…」と好きな人のことを懸念しながら挨拶の文化を受け入れるのも苦しいものかもしれません。
「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、その国の文化は受け入れた方が良いことは皆さんもご存知だと思います。とは言っても、私達は日本人ですから嫌だと思うこともしょうがないですよね…。これは2人で話し合うべきことかと思います。

以上、国境を越える遠距離恋愛の特徴でした。
なかなか付き合い続けるのは厳しい環境かもしれませんが、実際私は続けられています。続けられる秘訣なども発信していけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆さんにとってかけがえのない恋愛ができますように❣️