ショパン国際ピアノコンクール雑感2

日本人コンテスタントしか聴いていないので、他の国の方々は、わからないのですが、反田さんの次に推し、小林愛美さん。
彼女は、前回のファイナリストですから安定の実力。一次を聴いた時は、素直で癖のない演奏で、フレッシュで好感が持てると思いました。
しかし、二次は、渾身の演奏といっても良いのではと思いました。正直、出し切って次行けますか?というぐらい。マラソン選手でいうと、ラストスパート早めにダッシュして、ゴール前に倒れるんじゃ…と。最後のアンポロは、危ういところがあったけれど、それ以上に彼女の気迫が優っていました。完全に聴衆を味方につけていました。
ブラボーです。好きになりました。
次にコマを進めると思います。進まなかったら観客がブーイング。
マズルカが良ければファイナリスト確定。

あくまで、勝手に審査員の私の意見ですが。

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