事業戦略会議 その1
自身の考えをNoteに記録してアーカイブするようにしたのは2017年のMBA留学中のことであり、早いもので8年が経過しようとしている。(リンク)
●Financial Management
●Managerial Economics
●Financial Accounting
●Analytics for Managers
●Marketing Management
上記5つが基礎科目であり、これに加えてCorporate StrategyやInvestmentについても知見を深めた。MBA期間中はM&Aを仲介する企業へのインターンシップを経験したり、ビジネス面への足を踏み入れたものの、Post MBAのキャリアは組織開発と研究開発を選んでいる。新規事業開発を進めたり、特定技術分野の開発統括を担当したのち、再び事業戦略の場に携わる機会を得るようになった。
Post MBAでは直ちに本社勤務となり、事業・経営戦略に携わる道もあったと思う。ではそうしなかった自分にしか出せないバリューは何だろうか。
そんなことを考えながら招集日を迎えた。
現在所属する会社は多くの事業で構成されている。
今回、事業戦略を深めるべく集められたのは各事業部から1〜2名であり、まずはお互いの事業部の個別の戦略を知ることから始まる。この説明は複数の事業部を統括する事業本部メンバーによってなされる設計であった。
討議を深める会議ではファシリテーターが定められ、事前課題も少なからず提示された。とは言ってもそんなに重いものではなく、アイスブレイクに用いる自己紹介資料の作成である。
この先、どこまで自身の心境をここに詳細に記録するかは迷いがある。
戦略そのものは機密情報になる。
単に心がけたことのみ記すと、
・参加者の自己紹介資料の読み込み
・Air timeの意識(会議時間➗招集されたメンバーの人数)
・発言内容とタイミングの見極め
・討議プロセスの観察
というものであった。
討議プロセスの観察というものは、自分が内側にいる状況で当事者であってもほぼ無意識にしてしまうことだったりする。幼少期の大人との関わり方がそうさせたのだろうか。今の自分の形成に大きく影響を与えた本に”最前線のリーダーシップ”というものがあるが、そこにも”ダンスフロア”と”バルコニー”という比喩があり、「踊っている自分も意識を飛ばしてバルコニーの上から眺めよ」という解説があったことを覚えている。
他の参加者の多くは初めましての方であり、かつ自分よりも経歴もキャリアも豊富であったため、自身の観察結果の共有には少しブレーキをかけている。しかし、この会議が開催されたきりで発展せず終わってしまうのは、会社にとって勿体のない時間とお金の使い方になるため、少しジャブを打ちながら、伝えるべきことは伝えていくような行動を取ろうと思う。
タイミングからして、明日がその日になりそうだ。