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歓喜に満ちた高揚感。これがマクドナルドの体験だと、言わんばかりに。
アップロード2日目にしてすでに170万回再生を突破している、マクドナルドの「テロリミックス」。
今若者に人気なVaundyとYOASOBIの楽曲を織り交ぜ、近未来的な世界を描き出している。
私はこの世界観を、マクドナルドが描き出す理由がとても気になってしかだがない。
一見音楽と食(ファストフード)には、大きな関係性は見られない。
しかしこの動画を通して感じられることは、「未来を諦めずに切り拓いていく疾走感と、歓喜に満ちた高揚感」である。※個人的見解
ぜひ一度動画を見ていただきたいが、終始主人公の男の子が葛藤し、世の中に恐怖を感じながらも、自分がワクワクすること(彼の場合作曲)を思いっきり表現する勇気と高まる気持ちが感じ取れる。
この様子は、私たちがマクドナルドに足を踏み入れ、何を食べようかと胸を躍らせ、口一杯に頬張る瞬間の、高揚した気持ちそのものを表現しているように思う。
マクドナルドは、この食を通じた“体験”を、一貫してこのMVで表現しようとしているのではなかろうか。
一般的に企業のマーケティングは、マクドナルドの商品の魅力をどう伝えようか?どうしたら美味しそうと思ってもらえるのか?という食の販売の観点に目が行きがちだが、
マクドナルドで得られる“体験”はどういうものか?という点に着目し、私たちが感じるであろう“気分や気持ち”そのものを、新しい世界観で表現しようとしている。
その思考の転換と着眼点に、私はさすがマクドナルド様だ…と感服するのだ。