渡航準備編①
こんにちは、Namimiです。
駐在の方のブログやSNSを読んでいると大体2〜3ヶ月前に渡航が決まり、短期間で準備をされている方が多いですが、私の場合は渡航が決まったのが約1年ほど前。かなり余裕を持って準備はできた方ですが、それでも「ああ〜これをやっておけばよかった」と思ったことが多々あったので(自分のリサーチ不足のせい涙)、私の辿った失敗談をみなさんに共有できればと思います。
約7ヶ月前(パスポート取得)
元々パスポートは持っていたのですが、結婚したので苗字変更に伴う記載事項の変更手続きが必要でした。前回パスポートを取得してから数ヶ月しか経っていなかったので、手数料が6000円で済む「残存有効期間同一旅券」を申請しました。
仕事終わりに急足でパスポートセンターへ。
戸籍謄本と前回のパスポートと同じ顔写真を持っていくと…
「前回のパスポート申請時から6ヶ月以上経っているので、同じ顔写真は使えませんよ。撮り直して来てください」と。
『提出の日前6ヶ月以内に撮影されたもの』でなければいけなかったそう…
慌てて近くの証明写真機で撮り直しましたが、仕事終わりで疲れ切っている顔でイマイチ…
パスポート用写真は撮影日も確認されるので、次回以降は(とは言っても数年先ですが‥)気をつけたいです。
約4ヶ月前(ビザ取得)
今回渡航するのに取得したビザは、Jビザというもの。旦那さんのJ1ビザとJ1ビザ配偶者用のJ2ビザをそれぞれ申請しました。
申請の手続き流れとしては、以下の感じで、トータル1ヶ月くらいかかりました。
①大学側にDS2019発行手続きを依頼
②オンラインビザ申請書DS-160の作成
③ビザの申請費用を支払う
④大使館面接予約をする
⑤SEVIS費用の支払い(J1ビザ分のみ)
⑥大使館面接
⑦ビザが添付されたパスポートが返却される
①DS-2019発行手続きの依頼
申請の段階において必須になるのは、まずDS-2019という書類。これは、こちらから必要な情報を事前に送っておくと、留学先の大学側が発行してくれました。
このDS-2019に記載される情報は、全て正しくないと後々面倒なことになるので、届いたら情報があっているか必ず確認したほうが良いです。後述しますが、私はこの情報に一部間違いを発見し、ビザ申請の時にかなり焦りました😭
②オンラインビザ申請書DS−160の作成
オンラインでビザの申請内容入力していくのですが、出生地や住所などベーシックな質問から、これまで卒業した学校名やその住所、これまでのアメリカ渡航歴などかなり細かい質問まであり、1時間以上はかかりました。入力方法は、👇のアメリカ大使館の公式YouTube動画を参考にしました。豆夢君?が丁寧に解説してくれます?
③ビザの申請費用を支払う・④面接予約・⑤SEVIS費用の支払い
DS-160の申請後ビザの申請費用、面接予約、SEVIS費用の支払いを行いました。その際、DS-160の番号が必要になるので、手元にメモを残しておくと便利です。
これまた、アメリカ大使館の動画を参考にしました。
ビザ申請費用の領収書の発行方法が分からず、後で少し困ったので、支払い画面のスクショは適宜しておくといいかもしれません。
ビザ費用の支払いと面接予約は同じWebサイトでしたが、SEVIS費用は別のサイトで手続きを行います。SEVIS費用は、アメリカの大学で勉強する留学生及び交換留学生に課される費用なので、旦那さんの分(J1分)のみ支払いました。SEVIS費用の領収書は面接時に提出が必要とされているので、支払い時にコピーしたほうがいいかもしれません。
⑥大使館面接
さてここまで来たらあとは書類を整えて面接に備えるだけ。
必要な書類はアメリカ大使館の公式HP(https://ustraveldocs.com/jp/ja/exchange-visitor-visa)から確認できます。
準備した書類は、
【夫婦共通】
・オンライン申請書DS-160フォーム
・パスポート
・過去10年間に発行された古いパスポート
・証明写真(5cm×5cm)※眼鏡は着用不可なので注意!
・DS-2019
【旦那さんのみ】
・SEVIS費用確認書
・米国滞在1年目の全費用を賄う十分な資金があることを証明する財政証明などの書類。
→会社からの派遣留学だったので、会社からの雇用証明・財政証明を持っていきました。
【私のみ】
・主たる申請者との関係を証明するもの(婚姻証明書、出生証明書、戸籍謄本など)
→戸籍謄本の原本とその英訳を自作しました。
そして面接前日、書類を整理しているときに恐ろしいことを見つけてしまいます。
あれ、戸籍謄本に書いてある私の出生地、DS-2019と違う・・・
そして、DS-160にはDS-2019と同じ出生地、正しくない出生地が記載してある。
OH NOOOO!!!・・・
やってしまったのです。
そもそも、自分の出生地の認識が間違っていました。
自分の認識では、出生地=生まれた時の本籍住所だったのでしたが、本来は、出生地は生まれた場所のこと。つまり、生まれた病院の住所が出生地になるのでした・・・
ただ単にバカです・・・😭😭
しかも面接は明日。DS-160も、DS-2019も修正するには時すでに遅し・・・
しょうがないので、そのまま大使館へ向かいました。
あ〜これで申請却下されちゃったらどうしよう・・・旦那さんの渡航日にも影響しちゃったらどうしよう😢と、緊張と焦りで迎えた面接当日。
1次書類チェックの段階では特に何も言われず。しかし、後でやっぱり面倒になると嫌だったので、面接の際に出生地の間違えについて伝えました。
すると、
「OK。そしたら出生地を修正したDS-2019を後でメールで送ってくれたら、申請手続き進めておくよ。DS-160の方はこっちで直しておくから」
と拍子抜けするくらい簡単に修正できそうな感じ。
あ〜よかった・・・
その後、大学側にDS-2019修正依頼をし、3日くらいで新たなDS-2019が届きました。新しいDS-2019に署名したものをスキャンし、メールで大使館に送り、無事申請受理されました。
はい、「出生地」は皆さんよく確認しましょう!
いや、私がただの馬鹿なだけでした😤😭
⑦ビザが添付されたパスポート
パスポートは面接時に回収され、そのパスポートにビザが添付されるようになっています。パスポートの返却には大体10日ほどかかるので、面接日程近くで海外旅行の予定がある場合は、それも考慮した上で面接日程を決めたほうが良いです。
パスポート返却は、対面(平日のみ)か郵送か選べるのですが、郵送は1人3000円くらいの郵送料がかかります。今回は仕事の都合で郵送を選びましたが、郵送でも、新しいDS-2019を提出してから7日くらいで届きました。
渡航準備が長くなってしまったので、続きはパート②に書き残していければと思います。
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